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「んー。どこにいるのかねぇ」
雨寺の、のんびりとした口調が、路地裏に響く。
何気なくゴミ箱の影や、暗がりを覗いて、首を傾げる。
「その……雨寺、さん。気をつけて」
紺色の布地に白い小花柄が散りばめられているトートバッグを下げた黒依が、慌てて雨寺の後についていく。
そんな黒依の様子を見て、雨寺が振り向き、笑いかける。
「大丈夫、大丈夫。正直、そんなにアテがあって歩いてるわけじゃないし、そう都合よ、く……?」
視界の端。僅かに光る何かを捉えて、身を強張らせた。
「……? あまで」雨寺が、自分に呼びかける黒依へ向かって、人差し指を自らの唇に当てて見せる。
黒依は慌てて自分の口を手で抑えた。
――雨寺が小さな曲がり角に屈んで、その道の先を見る。
そこには、確かに宙に浮いた、一本の剣があった。
「み、みんなに、連絡を……」
黒依がバッグから携帯を取り出し、操作をしているのを見て、雨寺が視線を剣へ戻す。
が、そこには既に、何も居なかった。
「え……?」
「凛っ、危ない!」
雨寺が驚きの声を上げるのと、黒依が叫び声を上げるのは、同時だった。
金属が擦れ合う音。
残響音が広がり、事態を確認した雨寺の視界には、トートバッグを眼前に構える黒依と、そのバッグに食い込む一振りの剣があった。
それ以上の現状を把握するよりも先に、雨寺が自らの右耳に触れ、唇を開く。
その口から紡がれたのは、歌声――ではなく、高いハウリング音。
ろっこん『虚偽声楽』によって繰り出された音色に、剣が動揺したのか、黒依から離れた。
「んーもー! ビックリした! 今の、お姉さんがやったの? お姉さんも面白そうだけど、今はちょーっと遊んでる時間ないんだった。って訳で見逃してあげる。じゃあね!」
剣の辺りから、少年の声が聞こえる。フワリと一際大きく剣が揺れると、そのまま靴音と共に離れていった。
「……はぁ、はぁ……こ、恐かった……アリーセちゃん、私のこと今、名前で呼んでくれた……?」雨寺が『虚偽声楽』を解除しながら、その場にへたり込む。「心配かけてゴメンね……」
「あ、えっと……凛……さん……」
黒依が顔を赤らめて、雨寺に駆け寄る。その表情を不思議そうに見ていた雨寺だったが、すぐに合点がいったのか、微笑む。
「もしよかったら、これからもそうやって名前で呼んでくれれば嬉しいな、えへへ……」
近寄った黒依の肩に雨寺が額を当てて、力なく笑う。
小さく何度も頷く黒依。その手元にあるバッグの中身を雨寺が覗き込むと、黒依が先程よりも恥ずかしそうに、バッグの中身を取り出した。
「危ないかもって思ったから……持って来たの……フッ……フライパン……」
「そっか、なるほど。おかげで、助かったよ、えへへ」
二人の笑い声が星ヶ丘の路地に響く。
「……でも、まだ終わりじゃない、よね」
雨寺が立ち上がり、剣の逃げていった道へ視線を向けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
歌留多
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月19日
参加申し込みの期限
2013年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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