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決戦絶神! 分かれ合わさる運命、絶望、未来
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●第八階層、知りたい恋は禁断の恋……?
マーガレット・ライカー
は夢をみていた。――もとい、夢をみていた、と思っていた。
いつのまにか豊かな緑の森にいて、小指ほどの妖精たちが透き通った羽根を瞬かせ、興味深そうに自分の周りを飛んでいる。喉の渇きを覚え、近くの泉の水を掬おうと両手を浸して気付いた。姿が変わっている。髪は金から銀に変わり、ポニーテールに結っている。髪は黒と青のオッドアイ。顔立ちにはBL同好会の先輩で同志でもある
響 タルト
の面影が――。
「タルト先輩?」
「そうだよマガレちゃん」
タルトの声は自分自身からする。
「私たち合体しちゃってます?」
「そうみたいだねー」
マーガレットは泉に映った姿を改めて眺める。オッドアイの瞳に銀髪ポニテの組み合わせは、綺麗で可愛い。まぁ、ベースが私なのでそこは確定的に明らかなわけですけど――なんてマーガレットはごく当たり前に思う。
「見た目もちょっと変わってますけど、これはこれでありですね」
「マーガレットとタルトだから、
マガタル
だね!」
「マダガスカル?」
「マガタルだって」
「それはともかく、これだと妄s、もとい創作スピードも二倍……にはならないですが、レスポンス早くていいですね」
「僕もそう思う! それでね、じつは――」
とタルトが語ったところによると。
ここは星幽塔という世界の、第八階層という所で、森の中にあるお城の騎士団長
エイロス・レヴィ
からとあるパーツを手に入れないといけないのだという。しかしそのためには条件があって、超鈍感で恋のことがわからず困っているエイロス青年に『恋』について教える事。
早速城に出向いたマガタルは、二人に分裂してしまったエイロスを中庭の噴水前に呼び出した。
「イケメンがふたり……眼福ですね」
「それで、恋を知りたいって? 任せて! 恋って自分の気持ちに素直になることだよ!」
マガタルによる恋の講義が始まると、エイロスはさっそく分からなくなったようだ。
「自分の気持ちに素直に、かい? ――それが恋? よく分からないな」
「そうだなあ……」とタルトは彼にも分かる例えを考える。「騎士団長さんなら、部下の活躍が嬉しかったり、部下が負傷しないか心配になったりするでしょう?」
「はい。そのようなことは常に」
「その気持ちの先にあるのが恋だよ!」
――ん?
雲行きが怪しくなってきたが、鈍感というか天然というか素直なエイロスはふむふむと納得し始めている。
「部下を思う気持ちの先にあるのが、恋……」
「そう、例えば、あそこにいる彼!」
マガタルはまだ年若い黒髪の騎士を指さした。涼し気な目元。まだ鍛えきっていない細身の長身。
こちらにいるのが騎士団長だと気づくと尊敬の眼差しで美しく敬礼をしてくるところがまたいい。
「彼は見習いかな? 彼のこと、気にかけてるよね?」
「それは、まあ」
「それだよ!」
タルトは断言した。
「そこから恋がはじまるんだよ! 誰かを思って心をときめかす、その尊い気持ちに男女は関係ない!」
「そ、そうなの、か……?」
だんだん分からなくなってくるエイロス。危ういことに「これが恋なのか……?」と口走り始めている。
するとマーガレットがうっとりとして。
「騎士団長と若いイケメン騎士との禁断の恋……いいですよね。慕っている騎士もさぞ多いことでしょうし、自分の気持ちに気づいてもらえず苦しい思いをしている方々のお役にも立てるなら喜んで協力させてもらいませんと」
「しかし一体どうしたらいいのか……」
応えてタルト、どんっと薄い本を山積みにした。星幽塔のタルトの店で扱っているものだ。
「恋をもっと知りたいなら、これがお勧め! これがBL……じゃなかった、恋だよ!」
「これはその……かなり際どいというか……本当にこんなことを?」
「ふふっ。先輩の作品もいいですし、ちょうど私の著書の中に『薔薇騎士物語』というピッタリのもありますよ」とマーガレット。「騎士団長の若い青年騎士との禁断の恋を題材にしているので、参考にどうぞ。差し上げますので」
もう一度言うが、マーガレットはこれを夢だと思っている。リアルだと自分が作者ですとか口が裂けても言えないところですけど夢の中のことですし、と気分もおおらかだ。
「いいことした後は気分いいですね、先輩」
「そうだね! えーとそれでエイロス、『台座』っていうのを探してるんだけどどこにあるだろう?」
「ああ……武器庫の奥に……」
ふたりのエイロスは真っ赤になりながら、マガタルが持って来た本を薄目で見たり閉じたりしている。
それからぽおっと視線をあげると、先ほどの黒髪の見習い騎士を呼び寄せた。
「彼に案内させましょう。……頼む」
「はい。団長殿の御命令とあれば喜んで」
熱と愁いを帯びた視線を交わし合うエイロスと見習い騎士。
マガタルはそれをニヤニヤしながら見守っていた。
エイロスは新たな世界の扉を開いてしまうかもしれない――?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月01日
参加申し込みの期限
2020年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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