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【マラソン大会】着ぐるみで仲良く走ろう♪ ~妨害旅情編~
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「マラソンは良いけど、何で着ぐるみを着るんだろう?」
至極当然の問いを呟いて首を傾げる
羽生 碧南
。きっとその疑問は多くの出場者が持っているものだが気にしてはいけない事も世の中にはあるのだ。
そんな碧南が着ている着ぐるみは招き猫の着ぐるみだ。180cmの招き猫は正直言って中々に迫力がある。それもホラー系の迫力だ。暗いところで見たら子供なんて泣いてしまうのではないだろうか。幸か不幸か着ている本人にはその事が解らないが。
「うーん、着ぐるみって初めて着たけどこんな感じなんだねぇ。でも、正直これだと走るのは中々苦労するかも」
スタート地点まで歩きながら動作の確認をする碧南。
それによって理解できた事だが、着るぐるみというのは思っていた以上に身体が重く暑いのだ。
着ぐるみの中の碧南は、ウォーミングアップの段階で既にそれなりの汗を流してしまっている。そして、これが後の悲劇を生む遠因となるのだが、この時の碧南はその事をまだ知らない。
「元々完走が目標だし何とかなる、と思うけど」
初めての経験の事故か確信が持てないようだが、それでも普段バスケ部での活動で鍛えているだけに体力には自信もある碧南は、頑張ろうと意気込んだ。
そして、いよいよマラソン大会のスタートだ。
「これは、思っていたよりも更に大変かもっ」
碧南はそう言うが、それでも一緒に走っている多くの選手に比べればその走りは随分と安定しており、息もまだまだ切れてはいない。
ただ、少しだけ碧南は違和感を感じていた。何だか最初に比べると前や周囲に見える選手の数が減っているような気がするのだ。確かに安定した走りをしている為にそれなりの人数を追い越しはしたが、それでも目に見えて数が減るのは妙だった。
「コースもしっかりと示されてるから迷子になるとかはないと思うんだけど……」
そう考えつつも気になってしまう碧南だったが、走った距離が長くなればなるほどそんな余裕は段々となくなってくる。やはり着ぐるみを着ている分だけ普段よりも消耗が早く激しいのだ。
勿論、運営側もそこは考慮をしており給水のポイントは距離の割りに多く設置されている。それならばそもそも着ぐるみでマラソンなんて考えなければいいような気がするが、そこは別のお話という事なのだろう。
しかし、ここで碧南はちょっとした悲劇に見舞われる。悲劇というと大げさではあるが、それでもやはり悲劇と言えるだろう。
「はい、どうぞー!」
運営スタッフ用のシャツを着たスタッフが走ってくる選手へと水の入ったボトルを手渡している。それ自体はおかしな事ではないのだが、碧南が受け取ろうとした時、前の選手がボトルを受け取り損ねて碧南の足元へとボトルを転がしてしまった。
普段であれば何も問題はなかっただろう。だが、今の碧南は着ぐるみを着ており足元の視界が普段よりも悪かったのだ。
結果として碧南はボトルを踏んで盛大に態勢を崩してしまい、スタッフ用のスペースへと転んでしまった。だが、着ぐるみを着ているのだから転んでも大した事はない、筈だった。転んだところに水が入ったバケツが幾つもなければだが。
「きゃあっ!? えっ、何で水っ!?」
「だ、大丈夫ですか!?」
着ぐるみの中にまで水が入ってきて思わず着ぐるみを脱いでしまう碧南。
だが、ここで碧南は自分が今どういう状態かを把握していなかった事が悲劇を生んでしまう。
具体的に言うと、まず着ぐるみは着た時点でとても暑かった。それ故に碧南はTシャツに短パンと言う最低限の恰好で着ぐるみを着ていた。そして、着ぐるみを着てマラソンをしていた事により碧南は今とても汗だく状態にある。
つまるところ、着ぐるみを脱いだ碧南は濡れ透けでブラも見えてワーオという状態なのだ。
「ちょ、ちょっと待ってください! このタオルを羽織ってください!」
「え? ……って、きゃあっ!」
スタッフにタオルを被せられて漸く自分の状態に碧南が気付く。幸いな事にこの給水ポイントのスタッフは皆、女性であり男性に濡れ透けが見られる事はなかった事だけは碧南の名誉の為に記しておこう。
その後、何とか招き猫の水分を乾かす事ができた為に再度マラソンを再開した碧南は無事に完走を果たした。
「ちょっとトラブルがあったけど……うんまぁ、こんなものよね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月12日
参加申し込みの期限
2020年10月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年10月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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