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~紫色の輪舞曲~ 山に現れ出でるは死者の兵団
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召喚者達は残敵掃討を終わらせ、それぞれが帰路につく。
家路を急ぐもの、イザナの回復に手を貸しに行く者、その様子は様々であったが大体はせっかくの星空という事で山の頂上で祝勝会を兼ねた宴をしているようであった。
「へぇーこりゃうまいねぇ! さっすがお勧めされるだけはあるわ」
「まあ、口にあった様でよかった、それでそっちも大変だったんだってな?」
「まあねぇ。あいつらってば――」
九夜山の頂上、三夜湖で空に瞬く星を肴に酒を酌み交わし、お互いの戦いを語るのはティオレと鴻であった。
二人には同じ戦場を駆け抜けた戦友の様な不思議な感覚が生まれている。
紫苑はヨモツヘグイにされたことなど忘れたようにけろっとした顔で宴に出された団子を頬張っていた。
その隣では真白が出された食事をおいしそうに食べている。
すこし離れた位置では腹ごなしとばかりに轟がナディスと組み手をしていた。
二人の組手は激しく、普通の人にはとてもついていけるようなものではなかったが二人は非常に楽しそうに組み手をしている。
それを見て仲間達はナディスもだんだん轟に似てきたなと思うのであった。
仲間達が宴を楽しむ中、まだ森の中にいるメンバーもいる。
その内の二人、桜と冬華は互いに肩を貸し合いすやすやと眠っていた。彼女らの睡眠を邪魔する輩がいない様にミニ3号が目を光らせているようである。
さらに離れた位置の茂みでは互いに全裸のまま抱き合い、ツクヨの着物を掛布団に転がっている御剣とツクヨがいた。
(これはあまり覚えてないが、あれだよな……うん、ついに……)
「刀ぁ? 何をしたかぁ……覚えてますぅ?」
「ッ!? ひゃいっ!? あんまし覚えてないけどあの時は理性が……ってうわぁぁ!?」
御剣が最後まで言葉を言う前にツクヨはがばっと彼に馬乗りになる。
御剣に馬乗りになったツクヨは月明かりに照らされ実に美しく見えた。御剣はその姿に少し見とれて惚ける。
「きっと覚えてないんでしょうねぇ……いいですよぉ、これからぁ理性のある状態でぇ……刻み込んじゃいますからぁっ、本気にした責任、取ってくださいねぇ?」
森に一人の男の嬉しい悲鳴が木霊するのであった。
ちーあの拠点となる白い異空間では連れ帰ったイザナの回復処理が行われていた。
存在力の消耗が著しく、今にも消えそうなイザナを持ちこたえさせる為に以前の研究所でのイザナの実験データを用いている。
それは八神と常闇が集めた物であり、彼らもまたイザナの回復に協力していた。
「イザナ、キミを消させたりはしない。なんとか持ちこたえてくれ!」
「八神さん私達で彼女を助けましょう、必ず」
彼らの尽力とちーあの奮戦もあり……イザナはなんとか一命を取り留めた。
安静にという状態ではあるがもう消滅する心配はない。
そうしてそれぞれの夜は更けていく。
ここにイザナ救出作戦は成功で終了を迎えたのであった。
◆
ディガード陣営拠点。某所。
「デリブニアの実験結果はどうだ?」
「はい、強制的な欠片の投入により肥大化したものの、若干の理性の欠如が見受けられ欠片の力はうまく発現できていないようでした」
「欠片の回収はどうだ? あれはあの水色の小娘の前任者……ティーアに由来する物だ。貴重な素材だけに失うわけにはいかん」
「勿論、滞りなく。欠片の存在に気づかれる事もありませんでした」
「そうか……では引き続きノイズの捜索をせよ、あれに出張られるとやっかいだ。今はイザ那海だけに集中したいからな」
「御意……」
闇の中で交わされた会話はそれだけであった。
イザ那海陣営拠点。某所。
「ミナモトがやられたか……想った以上にやるようだ寝子島の者達は」
「奴め、自身が前に出るからこうなりまする。指揮する者としては背後にいなければ。将がやられては兵は動きませぬ」
「イザ那海様に余計な心配はかけられぬ……次は不甲斐ない結果にならぬようにせねば」
「それならば誰が出る、おい、どこへ行くマエダッ!」
「……不甲斐ないからなぁ、おめぇ達。言葉で論じる前に出張って力量を計ればいいじゃねえか。実際に喧嘩してみねえと相手の事なんざわかりゃしねえよ」
そう言って出ていく槍を携えた派手な出で立ちをした日本風の男。
それを見送った異国風の男は腕を組み溜息をつく。
「……ったく自由な。あれが本当に六雷神か?」
「言うな。実力はある。どうなるのか見ようではないか、我らが動くのはそれからでいい」
暗い闇の中でそれぞれの思惑が交錯していく。
これから寝子島が巻き込まれるのはどのような混沌か。
それはまだ、誰も知らない。
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あとがき
担当マスター:
ウケッキ
ファンレターはマスターページから!
この度は遅れまして申し訳ありませんでした!
始めましての方もそうでない方もこんにちわ、ウケッキです!
暗躍するイザ那海陣営、どうやら一枚岩ではない様子……。
ディガード陣営もちーあの前任者であるティーアの欠片を入手していたり、逃がした存在ノイズの捜索だったりと
動いている様子で寝子島はまだまだ混乱に見舞われるようです。
次回にもこうご期待!
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ウケッキ
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~紫色の輪舞曲~ 亜空間の研究所にて巡り合うは過去の記憶
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月03日
参加申し込みの期限
2020年09月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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