this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
Real Thing Shakes
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
19
つぎへ >>
翌朝、駅前。
ようやく雪のやんだ朝。
お気に入りの着物を着て時子は尚輝を待っている。
こうやって彼と待ち合わせをするのは何度目だろう。
何度経験しても慣れない。やっぱり、そわそわしてしまう。
デート、そう銘打って待ち合わせするのがほぼはじめてからだろうか。
昨夜つい、卒業してからも会ってほしいと告白し、彼の肯定的な返答を得たからだろうか。
いえ、そういう要素がなくたって――。
尚輝先生との待ち合わせには胸がどきどきしてしまうと思う。きっと。
それはこれから何年たっても、高校を卒業しても、もし夢がかない先生と一緒になれたとしても、同じなのではないか。
なぜって、
「お待たせしました……御巫さん」
先生……尚輝さんの姿はいつだって、私の心をときめかせるのだから。
尚輝が来た。今日も彼は素朴な、悪く言えば野暮ったい服装だ。何年着ているのかわからない黒のコートにいつものぼわぼわ頭、それでもタートルネックのセーターは新品だし、ぱりっとしたチノパンはよく似合う。こうしてみると意外なほど足が長い。飾り気のないトートバッグもマッチしていた。
実のところ、今日は特に目的はない。
時子の買い物に尚輝が付き合うという名目だ。でも実際の主題はふたりの時間をすごすこと、これに尽きる。
「買い物は簡単にすみますので、街中のポスターを見て気になるところに行ってみませんか?」
「いいですね」
他愛のない会話をかわしながら歩いた。時子の言葉に尚輝がうなずいて、尚輝の朴訥たる話に時子が笑って。
昼食も行き当たりばったりで、目に付いた店に入った。イミテーションながら椰子の木がしげるハワイアンフードの店だ。
「真冬に食べるロコモコというのも悪くないですね」
「これロコモコというんですか……うん、美味しいです」
半熟の目玉焼きをちゅるっと食べて尚輝は笑った。
かくして日が傾くころ、ふたりは観覧車に乗っている。
ゆっくりと上昇するゴンドラの中、向かい合わせではなく時子は尚輝の隣に腰を下ろしたが、尚輝は特になにも言わなかった。まるでこれが互いの定位置と言わんばかりに。
動き始めたときはずっと、「うわあ」「楽しいです」と声を上げるばかりの尚輝だったが、頂上が近づくにつれ言葉は少なくなり、いつしか、夕焼けに染まる町を黙って見つめるばかりとなる。
心地良い沈黙を時子もわかちあっていたが、やがて、
「またお誘いしても良いですか? デートに」
ぽつりと聞いた。
「……はい」
デートという言葉に緊張したのか、尚輝の声は消え入りそうだったが、それでも彼がはっきりと、
「ぜひ」
と最後につけ加えたことを、時子はしっかり心のメモ帳に書き留めた。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
19
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
Real Thing Shakes
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月22日
参加申し込みの期限
2020年08月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!