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FINYALFANTASY7 RE Ep.2 「骨太のお嫁」
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【(羞恥心と)戦う者達】
そんなこんなで、オーディションは始まった。
「さあ! いよいよ始まりました! ニャルネオオーディションッ!」
「今宵集まったのは清らかな8人の乙女(?)! このなかにニャルネオさまのハートとサイフを掴む者は現れるのかッ!」
司会を務めるのは、どちらかといえば、闘技場の司会が似合いそうなモヒカンとスキンヘッドの男、「ミギー」と「ヒダリー」。
身も蓋もないシャウトが響く会場の奥の豪奢な椅子には、この街の首領――ドン・ニャルネオが鋭い目つきでふんぞり返っている。
「はじめろ」
ぽつり、と言ったニャルネオの言葉を皮切りに候補者達のアピールが始まった。
「エントリーナンバー1、フジコ・マッスルアームよ。出身は5番街。特技はお花を育てること。私がお嫁さんになったら、ニャルネオさんに毎日精のつくものをたっぷりと作って、ムキムキに育ててあげるわ」
フジコがくねくねとアピールすると、ニャルネオは凄く嫌そうな顔をしていた。
「おーっと! エントリーNo.1、これはアピール失敗かぁ!?」
ミギーが叫ぶ。
「ふふ。照れ屋さんね」
しかし、フジコは気にしていなかった。
むしろ、その余裕の笑みはどこか勝利を確信しているようにも思える。ぅゎ、メンタル強い。
そんな感じで1人目のインパクトが強すぎたため、2人目のシュンなんとかという女性の印象は薄かった。
(ていうか、今の人、さっきネコさんと一緒にいた人だよね……?)
唯一、大好きなネコと記憶が紐づけられていたカーサだけがその存在を気に留めていたが、ついにそれが同じ会社の幹部であるシュンスケの女体化だと気づくことはなかった。
「それでは、続いてエントリーナンバー3番――セイコ・タカセェェェ!!!」
「あ、彼――じゃなくて、彼女はお腹が痛くなったので辞退するそうですわ、と」
ふと見れば、普通の格好に着替えたセイコ――つまりはセイヤのことだが――がトイレに駆け込もうとする姿がカーサにも見えた。
(あれ? 今の人が辞退ってことは……次は――)
「おおっと! これは予想外のハプニングだ!」
「だが、何が起こるかわからないのが、この街! そして、ニャルネオオーディションだ! それでは気を取り直してエントリーナンバー4番――カサネ・アルニアァァァァ!」
「え? あ、は、はいっ!」
心の準備ができていなかったカーサの声が思わず裏返る。
と、そのとき。
「あなた、緊張してるね。この匂いに意識を集中してみて」
「え……」
占い師のような恰好をした少女――ユズハが嗅がせてくれた香の匂いに、カーサは少しだけ心が落ち着くのを感じた。
「あ、ありがとう」
「頑張って。でも、無理はしないで」
「う、うん」
ユズハに背中を押され、カーサは一つ深呼吸して壇上に上がる。
「か……カサネ・アルニア、です!」
刹那、会場が少しざわついた。
というのは、彼女の衣装がヘソだし、かつ足にスリットの入った、ややセクシーめのものだったからだ。
「ふむ」
壇上に上がるや否や突き刺さるニャルネオの視線が、カーサには恥ずかしかった。
しかし、彼女は耐える。今回は身体を張ると決めたからだ。
「家族を失って孤児院で育ちました。お嫁さんになったら幸せな家庭築けるよう頑張ります、料理とか」
ニャルネオは頷いている。
「あ、特技は猫をお世話できます……!」
「ほう。ニャヒモスは?」
「え……?」
ねこじゃらしを振って実演しようとしていたカーサの顔が固まった。ニャヒモスって孤児院の絵本で読んだあの人を食う化け物のことだろうか。
「うむ。次」
そこで、ニャルネオが次の候補を促した。感触はまずまずといったところだろうか。
次に壇上に上がったのは、ノースリーブかつ大きく背中や胸元の開いたワンピースセーターを身にまとったヤミだった。
「おおっと! これは俗に言うD貞をぬっころすセーターだぁ!」
「まさかオーディションにセーターで現れる猛者が現れるとは! しかし、ニャルネオさまの視線はすでに細い腕のやふとももに釘つけだぁ!」
「み、見てない。私は見てないぞ……」
はやしたてるミギーとヒダリーの言葉をニャルネオが猛然と否定する。が、どう見てもそれはダウトだった。
(う……露出……やばい……)
一方で、ヤミもヤミで、想像以上にどぎつい露出に赤面していた。
しかし、神猫の追手を逃れるために、今は流れに乗るしかない。
「……ヤ、ヤミコです。1番街出身です。お嫁さんになったら……色々してあげたいです」
ごくり、とニャルネオが唾を飲んだ。
飛び入りでわやわやのアピールだったが、衣装のせいもあり、それがかえってイケない想像力をかきたてたようだった。
「……つ、次」
ニャルネオが口元をぬぐって次を促した。どうやら涎が出ていたらしい。
そうして、オーディションは続いていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月02日
参加申し込みの期限
2020年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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