this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
FINYALFANTASY7 RE Ep.2 「骨太のお嫁」
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
【さらにアピールをする者達】
そして、次に現れたのが――
「五番街出身の、えっと……レイです。孤児院で育ちました」
透け感のある腰まわりと大きく開いた胸元を気にしながら壇上に登ったレオンだった。
「……ふむ」
ニャルネオはじろじろと胸や腰まわりを見つめてきた。
かなりセクシーなはずだったが、一つ前のヤミのセーターがアレ過ぎていまひとつ手ごたえに欠けるようだ。
そこで、
「も、もしお嫁さんになれたら、ニャルネオ様にいーっぱいイイコトしてあげたいです♪」
レオンも身体を張った。ちらりと流し目を送りながら、スカートを小さくめくった。
瞬間、ニャルネオの視線が目が飛び出しそうなほどにチラリズムした空間に集中した。
「おーっと! エントリーナンバー5番! 体を張ったアピールに、ニャルネオさまもスケベ心をまるだしだぁ!」
「……ハッ!? わ、私はスケベではない」
我に返ったニャルネオは平静を装っていたが、鼻からはちょっと血が出ていた。
「……次」
ハンカチでぬぐいながら、次を促すニャルネオ。
その言葉に従って現れたのが――
「はーい☆ 私、タケミです! 五番街の生まれで、このあいだまでアイドルを目指していました☆」
キラッ☆とエフェクトがかかりそうな笑顔を振りまきながら自己紹介するタケミことタケミチであった。
アイドル志望――という設定に相応しく、衣装は清楚な白のノーマルなドレスだった。
フリルがレースがやたらと多いが、それがまたアイドルっぽさを醸しだすのに一役買っていた。
「おおっと! まさかのアイドル志望者の参戦だ!」
「これは盛り上がって参りました! しかし、タケミちゃんはどうして諦めてしまったのかぁ!」
好みのタイプだったのか、妙に盛り上がるミギーとヒダリーの言葉にタケミは口元でニヤリと笑う。
なぜアイドルをあきらめたのか、を問われるところまで彼の計算づくだったのである。
「それは――」
タケミチは意味深な間を取りながら、視線をニャルネオの方に向けて――用意していたセリフを放った。
「あなたの姿を一目みて、あなただけのアイドルになりたいなって……そう思ったんです!」
「…………!?」
ズキューンとハートを撃ち抜かれたかのような表情でニャルネオは目を見張った。
ちょっと顔が赤くなっていて、もしこれがネコモンなら「こうかはばつぐんだ!」の表示が出ていただろう。
しかし、タケミのアピールはそこで終わらなかった。
「特技は泳ぐこと! あとは……みててね、わたしの得意技!えいっ!」
次の瞬間、タケミはかの怪盗もダイブを彷彿とさせる素早さで早脱ぎして見せた。
さすがに下着を見せるのは、やりすぎかと思われたが――。
「……ドレスの下に……黒ビキニ……だと……?」
大丈夫。ちゃんと水着を着ていた。
むしろニャルネオの方が危険だった。両の鼻の穴からダラダラと水道のように血が流れている。
「おおっと! これはもう勝負は決まったかぁ!」
「ロリ〇ンなのか! もしかしてニャルネオさまはロ〇コンだったのか!」
なかば嫉妬混じりに言いたい放題のミギーとヒダリー。
「さあ! この難しい状況でトリを飾るのはエントリーNo.8!!」
ミギーにコールされ、悠然と壇上に上ったのは、一人のマサトが女体化した結果生まれたグラマーな女だった。
「一街出身のマサミよ」
嫣然とほほ笑む彼女(?)が身にまとうのは、一見モノキニのようにも見える、布面積がほとんどない露出度の高いドレスだった。かろうじて腰に巻いたパレオのような布がスカート然としてドレスの体裁を保っていたが、ほとんど水着と言っても差支えのない格好に違いなかった。
「むむっ!」
ティッシュを鼻の穴に突っ込んで立ち直ったニャルネオの視線がモノキニ独特の露わになったウエストや背中に集中する。
「言葉は飾らずストレートに言うわ。あなたのお金に恋してるの」
「む」
「おおっと!まさかのぶっちゃけアピールにさすがのニャルネオさまもちょっとムっとしたかあ!?」
「しかし、ムッとしつつも、鼻からはやはり滝のような血がぁぁぁ!」
ミギーとヒダリー叫ぶ。しかし、止めようとはしない。このままではオーディションが終わる前にニャルネオの人生が(出血多量で)終わりそうだ。
「ニャルネオさま、ハンカチを」
そこで、すっとニャルネオにハンカチを差し出したのがスタッフとして潜入していたオサムだった。
「すまない」
素直に礼を言うニャルネオ。
「ニャルネオさま、これで全ての候補者のアピールは終わったはずです。少し席を外して休まれては? 夜はまだ長いですし」
「そうだな」
ニャルネオは立ち上がり、席を外した。
これで、あとは司会が適当に場を繋いでくれるだろう。
と、そこで他のスタッフたちが騒がしいことにオサムは気づく。
「なに? 屋敷の外で大男が暴れている?」
「はい。なんでも『俺はニャークスだ』とか『骨太のねーちゃんをだせ!』と言って暴れているらしく……」
「まったく。今日は騒がしいな」
コウタという若いリーダー格の青年が助けを求めてきたまだ新人と思しきスタッフに連れられて会場を後にする。
(動くなら今かな)
そこで、オサムもそっと会場を抜け出し、フジコと接触をはかることにした。
「……ん?」
そのとき、オサムは自分の足元をゲル状の何かがぬるりとと駆け抜けてイく気配を感じ、一瞬背筋が冷たくなった。
慌てて、あたりを見まわしたが、誰もいない。
「……気のせいか?」
こころなしか『ウホッ! いい男!』という幻聴が聞こえた気がしたが、オサムはひとまずフジコとの接触を優先することにした。
オーディションの結果の発表まで残された時間はもう少ない――。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
FINYALFANTASY7 RE Ep.2 「骨太のお嫁」
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月02日
参加申し込みの期限
2020年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!