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FINYALFANTASY7 RE Ep.2 「骨太のお嫁」
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【「にょたいか」しない者達】
その一つ目の事件の裏でも、様々な人間が様々な思惑を持って動いていた。
(……オーディション。不安だけど、フジコさんのために頑張る)
神猫社員のカーサ・エミニアル(
恵御納 夏朝
)は、偽名を名乗り、黒く長いウィッグを被って「変装」をし、その街にやってきた。
全ては神猫の手から、フジコを守るためであった。
そのためなら、いつもはデスクワーク派の彼女も今回は身体を張るつもりだった。それはもう色々な意味で。
(とはいえ、重い……)
いつもよりボリュームアップした仕込み入り胸部の重さに辟易しつつ、彼女もまたブティックシラサワの扉をくぐろうとした――そのときだった。
「おう。そこのねーちゃん。ちょっといいか?」
「……え?」
突然、ニャークスの男に声をかけられ、すわ正体を見破られたか、とカーサは身を固くした。
ニャークスのゲンゾウ(
魚塚 源三
)は、はぐれてしまった同僚のセイヤと上司のシュンスケを探して、手近な女性に声をかけていた。
「あんた、この写真の男を見なかったか?」
「……え?」
その髪の長い女性は店に入るところを急に呼び止めたせいか、ひどく驚いた様子だった。
「おっと、驚かせちまったかな。すまねえ」
「あ、いえ。人をお探しなんですね?」
頭を下げるゲンゾウに、女性は手渡された写真をしばし見つめ、それから小さく頭を左右に振った。
「あ、さっき灰色のネコさんと一緒にいた人達かも……」
女性は二人に見覚えがあったようだが、ネコに気を取られているうちに二人はたちまちどこかに行ってしまったのだという。
「そうか。邪魔したな。ありがとうよ」
ゲンゾウは写真を返してもらうと、また別の人を見つけて聞き込みを繰り返した。
だが、なかなか決定的な情報を聞くことはできなかった。
「ったく。もうじきねーちゃんのオーディションが始まるってのに、シュンスケさんもセイヤもどこにいっちまったんだか……。まあ、最悪の場合、俺が乗り込んで、無理やりさらっちまうしかないかぁ」
正直、そのやり方の方が自分に合っているとゲンゾウは思っていた。
そんな彼は、よもやさっきの女性が同じ会社に勤めるカーサで、今まさにそのオーディションに参加する準備を整えようとしていることなど気づくよしもなかった。
同じ頃、ニャルネオの屋敷ではオーディションの準備が進められていた。
「おい。そこの占い師。何をしている?」
ニャルネオの手下である若い男――コウタが疑わしげな声をかけると、ユズハ(
稲積 柚春
)はゆっくりと振り返った。
「香の調合をしていたんです。ニャルネオさまと奥様の初めての夜が素敵なものになりますようにって」
にっこりとほほ笑んだユズハが香に火を灯すと、甘く官能的な匂いがあたりに立ち込めていた。
彼女は、とある組織の命令で、占い師兼調合師としてオーディション会場に紛れ込んでいた。
「そうか。なら、いい。だが、あまり勝手に動くな。スタッフにまぎれこみ、ニャルネオさんの私財を狙う賊が多いからな。まぎらわしいことはするな」
コウタはそう言うと、他の者に指揮するためにその場を後にした。
そんなユズハに一人の少年が声をかけた。
「この香りはイランイランとパチュリだね。それも上等のものだ。安物ではこの香りは出せない」
「ふうん。詳しいね」
少年の言葉にユズハは柔和な表情を浮かべて頷いた。
「驚いたな。言っては悪いけど、この屋敷で働く人にそんなに知識がある人がいるとは思わなかった。キミは?」
ユズハは少し親し気に少年に訊ねた。屋敷に似つかわしくないその少年の素性に、そっと探りを入れるために。
少年――オサム(
八神 修
)は、目の前の中性的な美貌を持つ占い師の少女の探るような声音に敏感に気づいていた。
「――俺? 俺は臨時で雇われたスタッフだよ。この街には出張で来てたんだけど、ちょっと遊ぶ金が欲しくてさ」
オサムはすらすらと淀みなく答えていたが、それは全て仕事のために用意した設定だった。
実際には、彼は神猫の研究部に所属する神猫社員だった。
そんな彼の本当の狙いは、他の何でも屋達と同じく、フジコ(に襲われるかもしれないニャルネオ)の救出であった。
というのは、彼の上司が仕事の得意先であるソウタロウ氏に内々に相談を持ち掛けられ、そのお鉢が彼にまわってきたからだった。
(ニャルネオが一般的な美的感覚の持ち主であれば、オーディションで選ばれる可能性は低い。だが、その場合、彼女(?)が実力行使に出る可能性がある)
オサムは、それを阻止するために、運命的な出会いを演出して彼女(?)を自分に惹きつけるべく屋敷にスタッフとして潜入していたのだ。
「そうなんだ。私と同じだね」
ユズハはそう言って、次の仕事に向かった。
素直に受け止めれば、それは彼女もまたお金のために臨時スタッフになったということなのだろう。
だが――
(あるいは、「何か別の目的があってスタッフとして潜入した」ことを見抜いたうえで、同じだと言ったのか?)
オサムは、そんな同種の匂いを、彼女から感じずにはいられなかった。
ずるり、と黒いゲル状の物体(
ミッシェル・ナイスゲイ
)が街に入り込んだ。
(もー、シュンスケちゃんったら、せっかくカプセルにアレでアレした穴をガムテで塞いじゃうなんて)
ぷんすか怒りつつ、ミッシェルはそんなシュンスケの責めに興奮していた。
(でも、そんなことしたって無駄。さー、待っててね。シュンスケちゃん、タケミチちゃん、セイヤちゃん!)
ミッシェルはナイスゲイレーダーで街に集う、これまでに遭遇したイケメンの存在を正確に探知し、己の欲望を熱く滾らせるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月02日
参加申し込みの期限
2020年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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