- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
熱血！ 寝子島不良伝！ ～天帝降臨ッ！ 寝子高最後の日～
【寒い口説きは、BL談義のあとで】
南破は、騒がしくなっていくこの一帯を観察しつつ、突破してくる人間を待った。
今回の方針は、なるべく突破させる人間は突破させるという方針だ。
ほとんどの人間は天帝に注意を向けるだろうから、分散した戦力は四天王でも何とでもなる。
「……この風、この空気こそ喧嘩の祭りだね」
そう言って、どことなく微笑む。
その優男、南破に近づく怪しい影があった。
ろっこん【チェシャ猫】で、木の上や塀の上から不良たちの様子を伺い、手薄なところを突破してきた響 タルトである。
「ＢＬ的には南が狙い目かなあ？」
そのつぶやきは誰にも聞こえてないようだ。
「おや、こんなところに紛れ込んで……どうしたんだい？」
「に゛ゃっ？」
その瞬間、ひょいっと抱え上げられる。
（ちょっ、僕人間だもん！ というかどうして僕の位置がわかったの！）
なんと南破はタルトを見つけると、素早く近寄ってあっさりと抱き上げてしまったのだ。「にゃいっ！」 （ヒィィィィ！ ちょ、待って！）
すっかり、逃げられなくなったタルト……。
（こ、ここは変身を解除すべきなの？）
混乱していて何が何だか分かっていない。
「あ、南破さん猫と戯れてら」
「あの人、どこに隠れていても猫を見つける達人だから仕方ないね」
（さ、先にいってよぉぉぉぉぉ！）
雑魚不良たちの台詞に、盛大に突っ込むタルト。
「ふふふ、可愛いねぇ」
「ふしゃぁー！」 （いいから、早く離してよ！）
結局、頑張って逃げたタルトは人間に戻って南破のところへと戻る。
「さっきはよくもやってく……もとい、ちょっと聞きたい事があるのだけど！」
「おや、可愛いお嬢さんだね？」
ぞぞっと、タルトの全身が泡立つ。
気持ちわるいと全神経が告げている。
だが、お返しといわんばかりに精神攻撃を試みてみる。
「南破さんは攻めタイプだよね？ 他の四天王の中じゃ誰が好みですか？ それともやっぱり天帝総攻め？ どんな人なの？」
「攻めるのもいけますが、受けるのも魅力的だね……四天王だと女性はまーちゃんしかいないよ？」
おそらく、まーちゃんとは東臥纏のことだろう。
しかし、タルトは噛み合わないながらも精神攻撃（布教）を試みる。
「そういう趣味はない？ もし百合とか好きだったらオススメ本あるよ～♪」
「ほぉ、では一つ妄想していただきましょうか……まーちゃんと貴方のカップリングを、ね？」
にやっと微笑んで構える南破。
（しまった、そもそもそういうのをやるのが間違いだったかも！）
今更遅いのである。
「ちょっと待ったぁ！」
が、そこに割り込む影がある。
タルトを逃がしつつ、道に迷っていた邪衣 士が割り込んだのだ。
「男なら……容赦する必要は感じないね」
その瞬間、くるりと回転しながらの蹴りが士にクリティカルヒットをする。
突然の攻撃と、素早い動きに対応できなかったのだ。
「っぐ？！ 良い蹴りだ……しかも鋭い……だがな！」
そう言ってみたものの、一撃一撃のダメージがやはり大きい。
（相手は確か蹴りが主体って聞いたな……投げが主体の俺には相性が悪いか？）
色々と考えつつ、対応を迫られる士。
「おや、もうふらふらのようだね……」
（最初の一撃で脳までダメージが行ってやがる）
士は徐々に劣勢になっていく中、勝機を探す。
「最後は華々しく、吹っ飛ぶ道を差し上げましょう！」
そう言って、南破は大きく飛翔した。
「飛んだな、この時を待っていた！」
「何……？」
その瞬間、士はろっこん【天の救い】を発動した。
上流への風を起こし、相手への跳び蹴りをかましつつ、そのまま相手を壁に激突させてから、それを利用し、相手を思いっきり落下の勢いに乗せて地面にたたきつける……。そう、奥義ビースト・インフェルノのを決めるが士の目標であった。
「いささか、妄想が入っているようだね」
しかし、いくら上昇の気流があるとは言え、相手の方が一枚上手だった。
「つっ、しまった」
南破はキックをしてきた士の足を掴むと、そのままホールドに持って行く。
それと同時に、風が止み、落下が始まる。
「くおぉぉぉぉ！」
「じゃあね」
がんっ！ とものすごい衝撃が士を襲い、ぐったりと地面に投げ出される。
その際に、どこかがさけたのか、赤いものがちらりと見えた。
タルトはこの後、天帝の情報をさらに得ようと敵の目の前まで潜入し、士は不良に応急手当だけされて放置されたという。
南破は、騒がしくなっていくこの一帯を観察しつつ、突破してくる人間を待った。
今回の方針は、なるべく突破させる人間は突破させるという方針だ。
ほとんどの人間は天帝に注意を向けるだろうから、分散した戦力は四天王でも何とでもなる。
「……この風、この空気こそ喧嘩の祭りだね」
そう言って、どことなく微笑む。
その優男、南破に近づく怪しい影があった。
ろっこん【チェシャ猫】で、木の上や塀の上から不良たちの様子を伺い、手薄なところを突破してきた響 タルトである。
「ＢＬ的には南が狙い目かなあ？」
そのつぶやきは誰にも聞こえてないようだ。
「おや、こんなところに紛れ込んで……どうしたんだい？」
「に゛ゃっ？」
その瞬間、ひょいっと抱え上げられる。
（ちょっ、僕人間だもん！ というかどうして僕の位置がわかったの！）
なんと南破はタルトを見つけると、素早く近寄ってあっさりと抱き上げてしまったのだ。「にゃいっ！」 （ヒィィィィ！ ちょ、待って！）
すっかり、逃げられなくなったタルト……。
（こ、ここは変身を解除すべきなの？）
混乱していて何が何だか分かっていない。
「あ、南破さん猫と戯れてら」
「あの人、どこに隠れていても猫を見つける達人だから仕方ないね」
（さ、先にいってよぉぉぉぉぉ！）
雑魚不良たちの台詞に、盛大に突っ込むタルト。
「ふふふ、可愛いねぇ」
「ふしゃぁー！」 （いいから、早く離してよ！）
結局、頑張って逃げたタルトは人間に戻って南破のところへと戻る。
「さっきはよくもやってく……もとい、ちょっと聞きたい事があるのだけど！」
「おや、可愛いお嬢さんだね？」
ぞぞっと、タルトの全身が泡立つ。
気持ちわるいと全神経が告げている。
だが、お返しといわんばかりに精神攻撃を試みてみる。
「南破さんは攻めタイプだよね？ 他の四天王の中じゃ誰が好みですか？ それともやっぱり天帝総攻め？ どんな人なの？」
「攻めるのもいけますが、受けるのも魅力的だね……四天王だと女性はまーちゃんしかいないよ？」
おそらく、まーちゃんとは東臥纏のことだろう。
しかし、タルトは噛み合わないながらも精神攻撃（布教）を試みる。
「そういう趣味はない？ もし百合とか好きだったらオススメ本あるよ～♪」
「ほぉ、では一つ妄想していただきましょうか……まーちゃんと貴方のカップリングを、ね？」
にやっと微笑んで構える南破。
（しまった、そもそもそういうのをやるのが間違いだったかも！）
今更遅いのである。
「ちょっと待ったぁ！」
が、そこに割り込む影がある。
タルトを逃がしつつ、道に迷っていた邪衣 士が割り込んだのだ。
「男なら……容赦する必要は感じないね」
その瞬間、くるりと回転しながらの蹴りが士にクリティカルヒットをする。
突然の攻撃と、素早い動きに対応できなかったのだ。
「っぐ？！ 良い蹴りだ……しかも鋭い……だがな！」
そう言ってみたものの、一撃一撃のダメージがやはり大きい。
（相手は確か蹴りが主体って聞いたな……投げが主体の俺には相性が悪いか？）
色々と考えつつ、対応を迫られる士。
「おや、もうふらふらのようだね……」
（最初の一撃で脳までダメージが行ってやがる）
士は徐々に劣勢になっていく中、勝機を探す。
「最後は華々しく、吹っ飛ぶ道を差し上げましょう！」
そう言って、南破は大きく飛翔した。
「飛んだな、この時を待っていた！」
「何……？」
その瞬間、士はろっこん【天の救い】を発動した。
上流への風を起こし、相手への跳び蹴りをかましつつ、そのまま相手を壁に激突させてから、それを利用し、相手を思いっきり落下の勢いに乗せて地面にたたきつける……。そう、奥義ビースト・インフェルノのを決めるが士の目標であった。
「いささか、妄想が入っているようだね」
しかし、いくら上昇の気流があるとは言え、相手の方が一枚上手だった。
「つっ、しまった」
南破はキックをしてきた士の足を掴むと、そのままホールドに持って行く。
それと同時に、風が止み、落下が始まる。
「くおぉぉぉぉ！」
「じゃあね」
がんっ！ とものすごい衝撃が士を襲い、ぐったりと地面に投げ出される。
その際に、どこかがさけたのか、赤いものがちらりと見えた。
タルトはこの後、天帝の情報をさらに得ようと敵の目の前まで潜入し、士は不良に応急手当だけされて放置されたという。
シナリオ
シナリオデータ
- 担当ゲームマスター
- 前回シナリオ
- シナリオタイプ（らっポ）
-
- ブロンズシナリオ（100）
- グループ参加
-
- なし
- シナリオジャンル
-
- 学校生活
- コメディ
- バトル
- 定員
-
- 30人
- 参加キャラクター数
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2013年09月15日
- 参加申し込みの期限
-
- 2013年09月22日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2013年09月22日 11時00分
