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空飛ぶ秘密
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1.それぞれの阿鼻叫喚
「……は?」
荒海 藤吾
は目の前の現実に少々度肝を抜かれていた。
自室で母親宛の手紙を書き、一息入れようとお茶を入れて戻って来たところ、便箋が見当たらない。
床にでも落としたか?
探してみるが影も形も無く、風を通すために空けていた窓を嫌々ながらのぞくと……。
「おいおい……どうなってんだよ」
彼の手紙は、ひらひらと機嫌良く空を飛んでいた。
「ま、待ってくださいー! 私の答案ー!!」
小倉 杏子
の悲鳴が響く。
白い髪をなびかせて答案と思しき紙片を必死に追っている。
「戻ってくるですー! お母さんにばれたら叱られちゃうでありますよー!!」
どうやら彼女の中間は芳しくなかったようだ。
大小さまざまな紙類の中、自分の答案を見失わないように必死に空を見上げて走る。
特別風が強いわけでもないのに、紙は地面に落ちる気配すらみせない。
ひらひら、ぱたぱた、実に楽しそうに空を飛んでいく。
「あぁ~私の赤裸々寝子島日誌……」
ばさばさと蝶のようにはためきながら飛んでいく日誌に呆然と手を伸ばして、
鹿嶋 洋美
は空を見る。
「何でとんでっちゃうの~!?」
その疑問はもっともである。
弱りきって眉を下げ、おろおろと日誌を追いかけていく。
周囲には空を飛ぶ紙類にざわつく人々や、血相を変えて空飛ぶ紙類を追いかける人々の姿が見える。
青くなったり白くなったり、さまざまな顔色の人々が右往左往しながら悲鳴を上げて空を見る。
どうやら突発的な気象条件等による偶然ではなさそうだ。
寝子島のあちこちで悲鳴が上がり始めた同刻。
寮の自室で寛いでいた
八神 修
の携帯がメールの着信を知らせた。
「紙が空を飛ぶ?」
新聞部の仲間である
後木 真央
からの報告に、不可解そうに眉をしかめる。
窓の外を眺めればなるほど、不自然な白い鳥の様なものが初夏の日差しを反射してきらきらと光っている。
『あっちもこっちも紙が空を飛んで、必死に追いかけてる人がいっぱいなのだー』
明らかに状況を楽しんでいるのだろう。メールの文面からもによによと楽しそうに笑う後木の顔が浮かぶようだ。
「ろっこんだろうが……規模が大きすぎるな」
一体、何が起こっているのか。
猫鳴館の軍師と呼ばれる事もある八神は、じっと空を見上げて思考を巡らせる。
後木にいくつかの追加情報を調べるようにメールで依頼すると、机に白い大きな紙を広げ現在時刻と簡単な気象情報を記入した。
騒動の予感である。
二回目の着信音はすぐに鳴った。
『飛んでるのは秘密の紙みたいなのだ! 黒歴史とかバレたら終わるとか悲鳴がいっぱいなのだ! 真央ちゃん、とりあえず紙をおいかけてみるのだ!』
どうやら後木は現場の近くにいるらしい。
画面をスクロールする。
『紙はシーサイドタウン駅の方向に向かってるみたいなのだ! 風でとかじゃなく自分で飛んでるから、ろっこんがらみっぽいのだ』
「……なるほど」
文面の様子から大体のことを察すると、八神はひとつ頷いて行動を開始した。
「ろっこんの力で紙が飛んでいると仮定して……持続時間はそう長くないはず」
携帯を片手で操作して、現在の風向きや今後の予報を確認しては無造作に紙に記入していく。
八神の頭の中ではすでに今後の様々なパターンが予想され、それに対する対応策が検討されている。
「……いや、飛翔させる力があったとしても風向きに逆らえば時速は落ちる。上昇気流、下降気流に乗る可能性は共に微少……」
視認した方向はシーサイドタウン方面。後木の報告とも合致する。
「ろっこんの力が弱まれば……」
あっという間に覚書の単語や数字が紙を埋めていく。
(天候、風向き、潮風の強さ、ビル風で方向が変化……他に外的な要因は? もれいびだとすれば、複数の紙自体関連性があるはず。現状断定は不可能だが、ろっこんの可能性の方が優位。故意か? ならば目的は? 秘密の拡散は抑えられるべき事態。能力が切れた後の飛散は物理法則に則って……)
同時並行で目まぐるしく思考、演算した八神のペンがある場所を記入する。
「恐らく……ここで間違いないだろう」
軍師がはじき出した騒動の予想中心地は【キャットロード】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笠井 月子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月14日
参加申し込みの期限
2013年09月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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