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【星幽塔】第一階層 グレムリン・パニック!
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◆
「皆さん、ありがとうございます!」
チェスは店内を駆けまわり、外へ通じる窓や扉を施錠してまわる。
一通り終えたところで、梁の上を走りまわるグレムリンを発見。施錠ついでに取り外したカーテンを両手いっぱいに広げ、魔風を足場に追いかける。
そこへミサイルのように突っ込んでくる箒を、蒼留人が剣で弾き返す。
「下の相手は俺がする!」
「お願いします!」
チェスと声だけをかわし、蒼留人は箒を払い、弾き、薙いで突いてダウンさせていく。
竹刀よりも遥かに重いはずの剣を握りながら、けれど動きは竹刀の時とそう変わらない。
(いつもより力が強くなってる?)
見れば、剣には橙色の光が灯っていた。色こそ違うが、チェスのリボンやリリエルの手袋が放つ光に、どことなく似ている。
星の力、というやつだろうか。
「すげえな、って感心してる場合じゃねえ!」
箒たちを押し返した蒼留人は、テーブルの下からこちらを伺うグレムリンを発見。
すかさず剣道仕込みの突きをお見ま、
「っぶぇ!?」
横殴りに、水が叩きつけられる。
店に入った時にも襲いかかってきた、あのジョウロだ。
「このやろっ!」
叩き落としてやろうと振りかぶる剣を、ジョウロはひょいとかわしてスプリンクラー。
屈んで身をかわし、横薙ぎに剣を一閃。
ジョウロとの間に、星の鏡が割って入る。斬撃を鏡が受け止めた直後、突如として横殴りの衝撃が蒼留人を襲う。
よろめく蒼留人。その足元に、グレムリンがしのびよる。
耳障りな笑い声が響いたかと思うと、蒼留人は足元をすくわれていた。
「しまっ……!?」
「大丈夫ですか」
チェスが魔風の光を発動し、上半身を風ですくい上げるようにして蒼留人をカバー。
まるでワイヤーアクションのような勢いで、蒼留人の上体を跳ね起こす。
「助か――った!」
跳ね起きた勢いのまま、床すれすれに円を描くように薙ぎ払い。
転ぶとばかり思って見物していたのだろう。まんまると目を見開いたグレムリン、その横っ面に剣の腹が直撃。
言葉にしがたい呻きをあげてダウンすると、暴走していた箒が何本か床に転がった。
どうやら、暴走が解けたらしい。
◆
星の金槌の猛攻撃を、ティオレはダガーで弾き、受け流す。しかし自分よりも遥かに小さくてすばしっこく、しかも自由に飛び回る相手の攻撃をすべて防ぐのは至難の技だ。
ティオレの左肩を捉えた金槌が、傷口を弄ぶように頭をぐりぐりとまわす。
骨に響くような痛みに構わず振り払えば、すかさず追撃の振り下ろし。
一歩退いてかわす。斜めに踏み込んで反撃する寸前、金槌は弓矢のようにまっすぐ突撃。
ティオレの脇腹を、重く鈍い衝撃が掠める。
呻きながらダガーを叩きつけ、蹴り飛ばして距離を取る。
じわじわ染み込むような痛みに顔をしかめながら、ティオレは魔火の光を発動。右手のダガーに炎を纏わせた。
(なるべく燃やさないようにはしたいけど)
預かりものらしいので、できることなら損壊は避けたい。しかし、そのせいでやられていては、元も子もない。肩と脇腹のダメージもあるし、時間をかければこちらが不利だ。
金槌と戦うだけじゃなく、グレムリンを見つけ出さなければ。
金槌との間合いを保ちながら、ティオレは周囲の気配を探る。
その間にも肩の痛みはずきりと響き、つい顔をしかめた。
瞬間、金槌が迫る。
炎のダガーはかいくぐられ、ならばと鋭く、沈むような踏み込み。
金槌の後ろへと回りこみ、踏み込んだ足を軸に回転――足元に、何かがひっかかる。
いつのまにか、家具の足から足へと紐が張られていた。
バランスを崩し、ティオレは後ろに倒れ込む。頭上を仰ぐその視界に、棚の上でケラケラと笑うグレムリンの姿。
「このっ!」
左手に構えたダガーから、魔火の弾丸を射出。油断しきっていたグレムリンに命中する。
文字通り尻に火がついたグレムリンは、棚を慌てて降りて逃げだした。
直後、金槌がティオレを襲う。
顔面狙いの振り下ろしを、首をひねって回避。そこから全身のバネを総動員、倒れこみながら身体をひっくり返し、左手で金槌を押さえ込んだ。
抜け出そうとする金槌を、ティオレはさらに足で押さえつけようとする。しかし、脇腹と肩の痛みに一瞬力が緩む。
途端、すっぽ抜けるように飛び出す金槌。
急角度の切り返しからの突撃に、
「先に謝っとくわ。焦げたらごめん」
ティオレはダガーを伸ばすように魔火を展開。炎の刀身を、金槌へ叩きつけた。
魔火の直撃に吹き飛ぶ金槌。
その隙にグレムリンの居所を探るべく、ティオレは視線を巡らせ、耳を澄ませる。
――タッタッタッ。
暴走した魔道具や他の皆が戦う喧騒の中に、確かに聞こえた小さな足音。滑るように視線を向けた先には、空のテーブルが一台。
(あとで掃除も手伝うから!」
心中で詫びを入れつつ、思いっきりテーブルを蹴飛ばした。
勢いよく床を滑ったテーブルは、勢いのまま壁に激突する。
その音に紛れて、「ぐげぇ」と何か呻きをあげた。壁とテーブルに挟まれた、一匹のグレムリンだった。
テーブルを押しのけようともがいているものの、小さな身体ではそれもままならない。
自分を見下ろすティオレに気づいたグレムリンが、いっそう激しくジタバタもがく。
その頭にダガーの柄を叩き込み、グレムリンの意識を奪う。
そしてティオレの背後へと迫っていた、星の金槌の暴走も途切れた。空中にぶら下げる糸が切れたように落下するソレを、ティオレは床にぶつかる寸前でキャッチ。
「――いっ。いたた……」
その拍子に左肩と脇腹が傷んで、思わず顔をしかめるのだった。
さて、他の人の応援に向かうとしよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月02日
参加申し込みの期限
2020年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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