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シネマカフェ『クランク・イン』 幕間
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【映画も、にゃんこづくし!】
『だ~か~ら~~~』
だらーん。と抱きかかえられた
テオ
の仏頂面に、嬉野 エマは大はしゃぎであります。
『俺はペットじゃねえと何度言やあ……』
「きゃーーーテオちゃん! テオちゃんいらっしゃいませテオちゃーーーん!!」
そんなアルバイト店員の天真爛漫と、これで案外まんざらでもなさそーな灰白猫のミケンのシワを眺めて、
綾辻 綾花
ははふんとご満悦です。
「ごめんね、テオ。でもテオも映画好きだし、喜んでくれるかなって」
『いつ俺が映画好きだと言ったんだ。まったく』
「いつものおやつもありますよ」
『……言ったことも、まあ、あったかもな』
もう何度連れ込まれているか、すっかりあきらめて……というか餌付けされているテオ。なんだかんだで、こんな状況にも慣れっこです。
「やれやれ、すっかり猫カフェだな」
ちょっぴり呆れたようにぽつり、嬉野 七海は言いましたけれど。今や常連の綾花には彼もまた、テオを始め、お客の連れてくるにゃんこたちがお気に入りになりつつあるのを知っています。
「さあ、良い映画を選びましょうね」
『わかったわかった。好きにしてくれ』
「はい、好きにします♪」
というわけで、ぐにゃーんとしたテオを抱っこしていざ地下倉庫、映画の宝庫へ!
これまでにも『クランク・イン』にて、多くの映画を鑑賞してきた綾花。
「うわぁ、すごい!」
『……この中から選ぶのかよ?』
張り切る綾花を尻目に、テオは早くもうんざりした顔を浮かべています。
どこを眺めても映画、映画、映画の山!
「目移りしちゃいますね」
綾花などには目をキラキラさせてしまうくらいには輝いて見える光景ですけれど、映画はフツーって人には確かに、威圧されてしまう空間かもしれません。
「あっ、『猫神家の一族』。これ面白かったですよ。こっちの『化け猫の匣』も良かったです、こういうミステリーは好きかも。でも『インディ・ニャーンズ』や『アルマゲニャン』みたいなアクション大作も、迫力があってドキドキして、いいんですよね」
『節操ねえなあ』
でも、映画好きってそんなものかもしれません。
「ここのオーナーさんも、よほどの映画好きなんでしょうね。じゃないと、この数は集められないと思います」
上質なミステリー映画にアクション。それにサスペンスやホラー、コメディ、ヒューマンドラマ、ファンタジーにSF、ドキュメンタリー……ラインナップはまさに無数。
まだ顔も見たことがないお店のオーナーはきっと、途方もない数の映画を見て来たのでしょう。
綾花も見たことのない映画が多数で、これだという一本を選び出すのは苦労しそうです。
「う~ん。テオはどれが好き?」
『どれ、と言われてもな。こう多くちゃよ』
「あらすじを読んでみて、面白そう! って思ったものの冒頭部分を見てみましょうか。にゃんこ部屋で!」
『報酬は出るんだろうな』
もちろん! と美味しいごはんでテオを釣り、気になった作品を山と抱えて猫部屋へ。
扉を開けて、まずはすっかり染みついたにゃんこ・スメルを胸いっぱいに吸い込むと、手始めにフランス映画『ニャメリ』のディスクをセット。
ソファに腰かけつつもずずいと前のめりな綾花に、隣でくつろぎモードなテオがひと言。
『……なにか忘れてないか?』
その後綾花は、猫缶はぐはぐしながら画面に見入るテオといっしょに、何本もの映画をチェックしていきました。
「なるほど、あらすじで興味を惹かれた作品の、冒頭部分だけをね」
ことりと湯気の立つカップを置き、七海は感心してうなずきます。
「あらすじやトレーラーは重要だ。映画に限らずだが、結局のところ見てもらわなければ評価は生まれない。口コミで広がることもない。そのきっかけになるものだからね」
「そうですね……やっぱり予告編を見たり、どんな映画か知ることで初めて、その映画を見たいかどうか判断ができますから」
綾花は七海の淹れてくれたコーヒーをひと口。香り豊かで味は奥深く、ほっ、と深く息をつきました。
「テオはどれが見たいと思った? 面白そうなのはあった?」
『俺は、ブレードランニャーだな』
「なるほど、ブレードランニャー! いいですね」
「……猫もオススメしてくれるのか。それはありがたい」
ひとである七海にはテオの声は聞こえず、いぶかしげですけれど、ホントにそー言ってますもので。
「綾辻さん、お菓子もどーぞ! 私のへそくりなのです。テオちゃんにはにゃんこ用ケーキがありますわよ♪」
「ありがとう、いただきます。わあ、ケーキも美味しそう! テオ、良かったね」
『くっ、また太っちまうぜ……!』
そんな舌なめずりしながら言われても!
さて肝心の綾花の推し映画ですけれど、まだ上映されたことがないということで、『猫神家の一族』を。そしてテオが見たいという『ブレードランニャー』を加えた二本を、エマと七海に推すこととなりました。
いずれホールの大スクリーンで、ばばんと上映されるかもしれませんね!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月06日
参加申し込みの期限
2020年07月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年07月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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