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寝子島高校
先生、スカートめくりがしたいです!
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スカートめくりがしたいです!
お昼を目前に控えた、とある数学の授業中。
挙手をして高らかに言い放った男子生徒の方に、教室中の視線が集まった。
いったいいきなりなにを。
女子生徒たちが困惑と軽蔑の入り混じった視線を彼に向ける一方で、教室の男子生徒たちはその魂の叫びに呼応するかのように頷いた。
「先生!」
「ぼくも!」
「スカートめくりがしたいです!」
がたりと立ち上がる数名の男子。うずうずと悶えるような面持ちで訴える男子生徒たちのただ事ではない様子に、女子生徒たちは訳が分からないなりに本能的に身の危険を察し、自らのスカートの裾を握り締めて距離を置く。
その少しのきっかけがあれば爆発してしまいそうな衝動を肌で感じながら――自身も胸のうちに押し隠しながら、
松谷 洋志
は必死に目を閉じていた。
(よかった……スカートがめくりたいのは僕だけじゃなかったんだ)
先ほどから急激にスカートがめくりたい欲望に駆られていた松谷は、内心で安堵しつつ己の欲望と必死に戦っていた。
(理由はよく分からない……けど、きっとこれは、山登りが好きな人が「そこに山があるから」といって登るのと同じ感覚……)
そこにスカートがあるから、めくるんだ!
アルピニストが聞いたら怒りそうなことを考えつつ、松谷は両の拳を握り締めた。
でもだめだ。ここでめくってしまったら今後の高校生活はオシマイである。破廉恥。痴漢。スカートめくり。女子たちからの冷たい目線……考えただけでぞっとする。特に女性に対して人一倍強い苦手意識を持っている松谷にとって、幸いその恐怖心はかろうじてスカートめくりへの欲望を上回っている。
(だめだだめだ、みんなだってちゃんと我慢してるじゃ…ない…か……?)
そこまで考えたとき、女子の悲痛な叫び声が耳に届いてきた。
はたと我に返って目を開けた松谷の視界に飛び込んできたのは――派手にスカートをめくられあらわになった、女子生徒の薄いピンク色をしたパンツだった。
あれっ、ぜんぜん我慢してない!!!
その薄いピンク色を皮切りに、男子たちはウオオと声を上げ次々と女子に襲い掛かる。
混乱する教室のただ中で、うずく右腕を必死に押さえている男子が二人。
「くっ……腕が……! 腕が勝手に……っ!」
「落ち着けマイライトハンド……! アレは小学校と共に卒業したはずだろっ……!」
御剣 刀
と
握 利平
は、それぞれ苦悶に満ちた顔で己の右腕を必死に押さえつけている。
なお、今にも爆発しそうなのは封印されし力でもなんでもなく、スカートをめくりたいという欲望である。
「くそ、また神魂の影響かよ……」
苦々しい顔でつぶやく御剣。一方で握は暴力的なまでの欲望に、次第に身を委ねようとしていた。
「あのヒラヒラ揺れるスカート、挑発してるとしか思えねえぜ」
「や、やめろ、変なことを言うな!」
「そしてウエストから緩やかにカーブを描くあのライン……」
握のつぶやく言葉にさえ欲望を煽られるのだからもう末期だ。だがしかし、そう易々とめくるわけにはいかない。
「それ以上言うな! ここでスカートをめくったら高校生活終わりだぞ!」
御剣のしごくもっともな言葉に、握はがたりと椅子から立ち上がる。
「ああ……だが、偶然を装えば問題はないだろう?」
OK、クールに行こうぜ。
どうやら握は完全に欲望の魔の手に堕ちてしまったようだ。
いつになくフッとクールな笑みを見せると、右手の握りこぶしをぱんと左の手のひらに打ち付けた。
「ま、待て! 偶然を装ったところでアウトだからな!? おい聞いてるのか!?」
御剣の制止も聞かず、握はスカートを求めて歩き出す――
「せ、先生……なんだか男子がおかしいです」
一気に騒然とする教室の中、数式の問題の答えを黒板に書き写していた
宮祀 智瑜
は、隣に立つ数学教師の
桐島 義弘
を見上げた。
普段は些細な私語も鋭く注意する桐島であったが、どうしたことかこれだけ教室がざわついているのに彼は一向に口を開こうとしない。
(先生……?)
口を真一文字に結んだ桐島は、教卓の角をぎゅっと握り締めて下を向いていた。よほど強い力を込めているのか、その手はぷるぷると小刻みに震えている。
明らかに様子がおかしい。調子でも悪いんでしょうか…と、宮祀は歩み寄って再度桐島に声をかけた。
「あの、義弘先生……?」
彼女のその手がそっと桐島の背中に触れたとき、彼はびくっと身を震わせて宮祀から距離をとった。
「な、な、なんだ宮祀! どうした!」
どうしたもこうしたも、こっちが聞きたいくらいである。
動揺しきっている桐島の様子に、宮祀もただただ困惑して教室の惨状を指し示す。
「どうしたって、先生。おかしいです! なんで男子たちを注意しないんですか? どうしてそんなに震えてるんですか?」
そうこしている間に、教室はもはや無法地帯となっていた。男子は謎の欲望に突き動かされるままスカートを追い求め、女子はかなきり声をあげて逃げ回る。
きゃああと走れば走るほど揺れるスカート。あらわになるふともも。そしてその向こうに見えるのは……!
「ぱ、ぱんつ……」
不運にもめくられてしまったスカートの向こう側――それはおおよそ女子高生らしくない、黒の総レースのセクシーな一枚であった。
わああの子あんなの履いてるんだ……と内心でどぎまぎしつつふと桐島の方を見上げれば、彼の視線は総レースに釘付けである。
(……先生が別の子のぱんつ見てる……!!)
それは、宮祀の恋心を無性に逆撫でする事実だった。
状況も忘れて沸き起こる嫉妬心。むっ、と頬を膨れさせると、先ほど置かれた距離をぐっと詰めて桐島の腕をつかんだ。
「先生のえっち! 他の子のパンツ、見たらだめです!」
「み、宮祀! や、やめろ、離れるんだ……!」
いつもの威厳はどこへやら、すっかり狼狽した様子の桐島に、いやです、と宮祀は首を振る。
(きっと桐島先生も、スカートをめくりたくてうずうずしてるんですね……)
原因は分からないが、今教室中の男子たちはスカートに夢中である。
これが男性にのみ作用するのだとしたら、桐島とて例外ではないはずだ。
きっと桐島は、宮祀のスカートをめくってしまわないように先ほどからぎこちない態度を取っていたのだろう。自分のことを考えてくれているということが嬉しくある一方――どこかもどかしい気持ちがあった。
(でも、このままじゃ先生、別の子のスカートをめくってしまうかも)
それだけは嫌。絶対に嫌!
そんな強い気持ちを胸に、宮祀は彼の腕を戒めるようにぎゅうっと握り締めたときだった。
ばっ、と後ろで勢いよく何かがめくれあがる。
何か、もなにも思い当たるものはひとつしかない。スカートだ。
「きゃっ、きゃああ?!」
驚いて振り向くと、一人の男子が会心の笑みで宮祀のスカートをめくりあげているのが見えた。
その視線は、宮祀の下着に包まれたお尻に向けられている。
「わ! ピンク! しかもヒモ――」
何かを言いかけたその男子の言葉は、振り下ろされた出席簿によって断ち切られた。
「馬鹿者! 一体何をやっているんだ!」
不埒な男子に鉄槌を下したのは、桐島であった。しかしその声はどことなく覇気がない。
「桐島先生! あ、ありがとうございます……っ!」
「……せ、生徒を守るのは教師の務めだ。めくられないように注意しろ」
「はい……あ、あの」
先生、もしかして見ました?
おそるおそる宮祀が尋ねると、桐島は何も言わず教室から駆け出していくのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月11日
参加申し込みの期限
2014年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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