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先生、スカートめくりがしたいです!
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なんだか妙にムラムラする。
メイソン・ブリッジス
は、己の内から沸き起こる欲求を端的にそう表した。
(どうしたんだろう……まだ昼間だっていうのに。そしてここは学校だっていうのに!)
なんだか学校内が騒がしいが、それどころではなかった。そわそわ、そわそわと両手がとにかく落ち着かない。
「ああっ、こうなったらジョニーのお尻を……」
いても立ってもいられず、学内をうろうろしながら愛犬ジョニーのお尻を想像するメイソン。ジョニーは2歳になるオスのコーギーである。腕に抱いたときのあの重み、ふわふわの毛皮、そして手のひらにすっぽりとおさまるお尻の感触……。
だめだ、と息を吐く。
(ううう、こんなんじゃ物足りない、こんなんじゃ……!)
あふれだす欲望に突き動かされるまま歩いていたメイソンは、窓の外で二つの人影が仲睦まじく並んでいるのを視界に捉えた。
場所はちょうど北校舎の裏辺り。人目につかなその場所で、二人の女の子がお弁当を食べている。
その二人の様子に、メイソンはふと悪い考えを思いついた。
――あの場所なら、ちょっとやそっと騒がれてもバレないだろう。
それに二人とも大人しそうだ。にやりと笑うと、彼は二人の座る北校舎裏を小走りに目指した。
メイソンが目をつけた二人の女子生徒。
一人は学校指定の女子制服を、そしてもう一人はなぜか制服ではなくポンチョを羽織っている。
「……これ」
ポンチョを羽織った
魂行 凪
は、お弁当のおかずをひとつ箸でつまみあげて隣に座る恋人の口元へと運んだ。
「ん、ありがとう……おいしいでござるよ」
そのおかずを一口で食べると、
夏神 零
は愛しい彼女の料理に顔をほころばせた。
一見すると美少女二人の耽美な交流にしか見えないが、夏神はれっきとした男性である。
しかしそれはスカートめくりの欲求の虜となったメイソンにとっては、もはや些細な問題であった。そこに可愛い子が二人いる。そしてスカートを履いている。重要なのはそれだけだ。
「凪ちゃん、確かこれ好きでござったな。お返しじゃ」
彼女のお弁当のおかずを味わいながら、夏神も自分の弁当箱からひとつおかずを箸でつまんだ。優しく語り掛けると、こくりと魂行はうなずいてみせた。あまり表情を変えない彼女であるが、かといって決して無関心ではないのだということを恋人の夏神はよく知っている。
「あり……がと……」
魂行がそう言って差し出されたおかずをぱくりと食べたとき、がさ、とこちらに近寄る音が耳に飛び込んできた。
ふと顔を向けると、金髪の男子学生がこちらへ向かっているのが見えた。一目見て日本人ではないと分かる容姿をしているが、着用しているのは寝子高の制服である。
突然の闖入者に、夏神は小首を傾げた。
「……? 何じゃ、お主は」
立ち上がりそう尋ねる夏神。その隣では、彼に倣って魂行も立ち上がりポンチョについた草をはたき落としている。
そのたびにひらひらとポンチョの裾が揺らめいて、メイソンは居ても立ってもいられなくなり――
「ええいっ、隙あり!」
目の前に立っていた夏神のスカートを勢いよくめくり上げた。
女子制服を着た夏神は、以前魂行からもらった黒猫のパンツを身に着けていた。まさかこんな形で再度見るとは思っていなかった魂行は、目をぱちくりさせて自分が送ったパンツを見つめている。
「……何をやっとるんじゃ」
夏神はスカートをめくられてもあくまで無表情。呆れたように首を振ると、ぱし、とスカートをつかむその手を叩き落す。
しかしメイソン、もちろんそれだけで諦めるほどヤワではない。
「へへへ、猫ちゃんのパンツか~! じゃあこっちの君は何を履いてるのかな?」
彼の隣に立つ魂行にターゲットを移すと、ばっと彼女のポンチョをめくりあげた。
「な、えっ、まさかそんな――」
はいてない!!
そう、魂行は生まれてこの方一度も下着を身に着けたことがないという、非常に特殊な生活を送っている。
彼女が身にまとっているのはポンチョ一枚のみ。つまりその下はまったくの裸体だったのだ。
彼女のポンチョがめくれる事態に備えて用意している緊急用の看板ですかさず夏神が隠したものの、メイソンはそのポンチョの下をばっちり目撃してしまっていた。
「……だ、駄目…っ…」
下着を身に着けないとはいえ羞恥心がない訳ではないようで、魂行はポンチョをめくり上げられたまま頬を染めて恥ずかしそうに身じろぎしている。
しかし、その様子は逆にメイソンのいたずら心を大きく煽った。そんな彼女に、メイソンは悪い顔のまま口を開く。
「あれー、こんな格好で学校に来ちゃだめじゃないかー。しかも下着もつけずに……先生に言いつけちゃうよ?」
もっとも一番先生に言いつけられたら困るのは紛れもない自分自身なのであるが、スカートめくりの欲望に取り憑かれた彼はそこまで頭が回らない。今の彼にとっては、今後のことより今いかにしてスカートをめくるかということの方が重要だったのだ。
「お主、いい加減にするのじゃ。ここをどこだと思っておる」
学内で白昼堂々痴漢に遭うとは。追い払いたいところだったが、手にした緊急用看板を手放す訳にはいかない。
そうしている間にもメイソンの行為はエスカレートしていった。看板を手放せないのをいいことに、めくるだけでは飽き足らず夏神のお尻を触ったり揉んだりと更にハレンチな行動に及んでいく。
夏神が男性だと気づいているのかいないのか……いずれにせよ、その感触を堪能するメイソンが実に満足げであることだけは確かだった。
どうしたものか、と男に尻をまさぐられながら夏神がため息を着いたときだった。
「ちょ、ちょっとあなたたち! 何をしているんですか!」
鋭い声があたりに響く。そちらを向くと、竹刀を手にした
矢萩 咲
がメイソンの狼藉にわなわなと激昂しているのが見えた。
その見知った顔に、メイソンは声をひきつらせる。
「げ、君はあのときの……胸の大きな……!」
メイソンの余計な言葉に、矢萩は彼に気づいたようで――そして彼とのちょっとした出来事を思い出したようで、さっと顔を赤らめた。
「また貴方ですか、メイソン君! ひ、人を見るなりそんな言い方はやめなさい!」
あれは先日のオウガフェスでのこと。あのときのことを思い出し矢萩は身を震わせた。
この目の前の異国の留学生は、偶然を装って彼女に倒れかかり、あろうことか胸に、胸に! 顔を!
「まあ、待て……殿中でござるぞ?」
手にした竹刀で今にも飛び掛らんとする矢萩に、相変わらずスカートの下をまさぐられながらも夏神は冷静に言う。
しかし矢萩の怒りは止まらない。覚悟なさい、と手にした竹刀を振り上げた。
「違うんだ、あのときのことは誤解だ! あれは本当にわざとじゃなかったんだ!」
あれは本当に偶然だった、と主張するメイソン。それは本心だ。
しかしその誠実な言葉とは裏腹に、右手は相変わらず夏神の尻を揉みしだき、左手は魂行のポンチョをひらひらと。
「問答無用! 一万歩譲ってあれがわざとじゃなかったにしろ、今の状況はなんなんです!」
「現在進行形で触られておるな」
「……み、見られる、の……嫌……」
矢萩のもっともすぎる指摘に、被害者たちの言葉が続く。
慌てて二人から手を離そうとするものの、どうしたことか離れてくれない。今日はなんかおかしいぞ、と今更ながらにメイソンは思う。このムラムラした感情だって、実際堪えきれずに行為に及ぶことだって、普段ならありえない。はずだ。
――となると、原因はただひとつ。
「わかった、これは神魂のせいだ! ぜんぶ神魂が悪い!」
「見苦しい言い訳はやめなさい! スカートをめくりたくなる神魂の影響だなんてバカらしいにも程があります!」
矢萩が彼の必死の訴え――そして真実――を厳しく一蹴したときだった。
「めく……る……?」
それまで頬を染めながらされるがままであった魂行が、矢萩の言葉にぴくりと反応した。
彼女の異変をいち早く察した夏神は、まずい、と息を呑む。
「凪ちゃん!」
必死に抑えようとしたが、無意味だった。
スカート。めくる。そのワードから「風」を連想してしまった魂行は、自身に秘められたろっこんの力がうずくのを感じた。
視認している場所にイメージした風を吹かせるその能力。折りしも彼女がイメージしていたのは――
矢萩のスカートをめくる、という突風に他ならなかった。
「きゃああっ!」
ぶわっ、と爆風のような風が辺りに巻き起こる。その能力の起点となった矢萩は煽られるまま転倒し、メイソンもバランスを崩してよろめき倒れ、夏神が手にしていた緊急用看板も飛ばされてしまう。
そして看板が飛び去った今、ひらひらとその下を惜しげもなく晒しながら裾をはためかせるポンチョ。
すべからくめくれ上がった光景。校内丸出し大事件である。
「う、わ……っと、びっくりした」
ようやく風が治まると、踏ん張りきれずに倒れこんだメイソンはつぶやきながら顔をあげた。
と、視界に飛び込んできたのは、スカートを翻らせ尻餅をついた矢萩の、白い太ももとそのあいだ。
「へえ、ピンクの縞パンかぁ」
思わず彼が漏らしたその言葉に、矢萩は我に返ってばっとスカートを正した。
「み、見ないでください! ……うっ」
立ち上がろうとするものの、急に突風に煽られたショックで腰が抜けてしまったようだ。膝に力が入らず、ずるずると尻餅をついたまま後ずさるようにメイソンから距離をとろうとする。
そんな強気な風紀委員の弱々しい姿に、神魂の影響を十二分に受けたメイソンが手を出さないはずがなかった。
先ほどの言い訳はどこへやら、へへへと再び悪い笑みを浮かべて彼女ににじり寄る。
「へえ、風紀委員さんって意外と可愛いパンツはいてるんだ。……みんなが知ったらなんて思うかなぁ?」
「や、やめて……来ないで……」
「言ってほしくなかったらさ、分かってるよね?」
彼女に近づいたメイソンは、正されたスカートを再度めくり上げてその向こうをまじまじと見つめる。
そしてその腰からお尻にかけてのラインに手を這わされた瞬間、恐怖に怯えていた矢萩の瞳に再び火が点った。
「……いい加減に」
「えっ」
「いい加減にしろ! この鬼畜外道のハレンチ野郎!」
耐え難い辱めによって沸き起こった負の感情が、彼女の眠れるろっこんを爆発させた。
まるで殴りつけるように彼女が拳を振り上げたのを見て、メイソンは慌てて距離をとる。
「ひえっ、そ、そんなに怒らなくても――」
「問答無用! 反省なさい!」
しかしとったその距離は無意味であった。
矢萩のかざした拳から放出されたのは、真っ黒なビームだった。正義の鉄槌というにはやや禍々しい色をしたそのビームは、寸分違わずハレンチ大使メイソンに直撃する。
「ふぎゃあああ!」
避けようのないその一撃を食らったメイソンは、情けない断末魔と共に吹き飛ばされ倒れ伏した。
「う、うう……」
ばた、とノビるメイソンの姿に、途中から仲良く寄り添って傍観モードになっていた夏神と魂行はぱちぱちと拍手する。
「あっぱれでござる」
「あり……がと」
二人に手を貸されてどうにか立ち上がりつつ、矢萩は一息着いた。
貞操の危険はあったものの、こうして二人の婦女子のピンチは無事救うことができた。風紀委員として何よりの結果である。
「ありがとうございます。……ともあれ、この件は他言無用でお願いしますね」
この件、というのは言うまでもなくろっこんのことだ。
それはお互い様でござるよ、と夏神は恋人を見やりながら小さくうなずいた。
北校舎裏は散々な荒れようであった。突風が吹きビームが発射され――他の生徒に気づかれなかったのは不幸中の幸いか。
それにしても、と吹き飛ばされた緊急用看板を拾いながら、夏神はため息を着いた。
「拙者の飯が……」
ぐう、とお腹の音が鳴るものの、弁当は無残にも吹き飛ばされてしまっている。
無表情で落ち込む恋人の心中を察したのか、魂行がその腕をそっと引っ張った。
「……購……買……」
いこ、と言葉少なに気遣ってくれる彼女に、そうじゃな、と夏神はうなずいた。
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グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月11日
参加申し込みの期限
2014年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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