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(あおい……)
放課後、図書室に寄った
八神 修
は、窓際の机で勉強をしている
七夜 あおい
の姿を見つけた。真剣な表情でノートと教科書に向き合っている。笑っているところも可愛いが、真面目な顔も魅力的だ。
「勉強?」
近づいて声を掛けると、あおいは顔を上げてにこっと笑った。
「うん、修くんは?」
「俺は借りてた本を返しに。もう終わったよ。数学?」
「テストが近いから。今度の範囲、苦手なんだよね」
「そうか。ちょっと見せて」
修はあおいの隣に座ると、彼女が書いていたノートを引き寄せて確認する。
「ああ、ここは……」
自分の鞄から筆記用具とノートを出して説明を始める。書き込みを見るために顔を近づけ、あおいは話を聞いている。
彼女の大好きが料理なように、修の大好きは勉強だ。役に立てて嬉しい。
でも――
修はあおいが好きだ。
彼がフツウを守るのは、彼女が笑って暮らせる世界を守りたいからだ。
好きな子と極至近距離で話をしても今は冷静でいられるようになったが、やはり、少しは鼓動が速まる。
「あ、そうか、なるほどー」
あおいと勉強するのは珍しいことではないが、普段と変わらない様子を見ていると、微笑ましい気持ちになると共に彼女の心情が気になったりもする。
過去に真剣に告白した為、彼女は修の想いを知っている。
愛していて、そして恋していることを。
気持ちが変わるまで待つ、とも伝えていて、あおいがリラックスしているということは、まだその時ではないということかもしれないが――
「ねえ、今度は現代文をやりたいな」
「分かった。今やってるのは……ああ、この問題か……あ」
開いたページに載っていた問題にあった、『好』という漢字にドキリとする。思わず顔を上げると、同じくそうしていたらしいあおいと目が合ってドキリとする。
「休憩、しようか」
ふわりと笑うと、あおいはうん、と頷いた。ノートと教科書を閉じて、椅子に背を預ける。休憩での雑談は良い癒しになる。
「修くんは親切だね。困ってる子がいたらこうやって手伝ってくれるんだから。今日も放課後に予定があったんじゃないの?」
「大丈夫、何もなかったから。それに……誰にでもじゃないよ。あおいが大好きだからだよ」
大好きだから、力になりたい。
にこ、と笑うと、あおいはさすがにびっくりしたようで目を丸くした。彼女が緊張したのが伝わり、それを和らげようと修は微笑む。
「言葉で、行動で、あおいは俺に沢山の力をくれてる。いつも本当に有難う」
「う、うん……」
あおいは顔を赤くして俯いた。修は自分の気持ちを素直に伝えただけだが、だからこそ特別な好意を感じて彼女は慌ててしまうのかもしれない。
慌てるのではなく、好きという想いに自然に喜べるようになった時、あおいの答えは出るだろう。
「……ごめんね、私……まだ……」
「俺との事を真剣に考えてくれてるのは、ちゃんと分かってるよ」
優しく声を掛けると、辛そうだったあおいは修を見返してきた。少し潤んだ目で、笑みを浮かべた。
「ゆっくりでいい。俺達らしくいこう」
「うん……」
「じゃあ、そろそろ続きしようか」
勉強を再開しながら、窓の外をふと見て、修は思う。
頼るに値する俺でいたい。
喜びも悩みも共有できる2人でありたい。
空と風のように。
これからも。
ずっと……
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月05日
参加申し込みの期限
2020年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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