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【球技大会】クラス対抗、冬の陣!
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◆とっくに終わったはずなのに
「あー疲れた。肩凝ったー。もうすぐ大学受験だぞ、こんなことしてていいのか?」
球技大会終了後、後片付けに動員されていた
北里 雅樹
は、肩のあたりを抑えて首を回す。
青白い蛍光灯に照らされた階段を降りる。窓の外はすっかり暗く、一番星がよく見える。
「こんなに日が短くなってたんだな」
さすがに冬だな、と思う。
下足場で靴を履き替え、玄関を出たそのとき、耳にイヤホンを突っ込んで無表情にスマホアプリを操作している元カノの椎井莉鳥と遭遇した。
「ああ……」
「よう……」
お互いに気まずい雰囲気で挨拶をする。
きっかけは秋口の
ナイトプールの夜
。
幼馴染で腐れ縁とはいえ、彼は、彼女は、元カレ、元カノで、本当はとっくに終わったはずの関係。
それなのにしてしまったキス。
(あー……やべえ。あの時のキスの感覚がまだ残っている)
唇に蘇る生々しい感触に、雅樹は思わず目を逸らす。
それでも莉鳥と肩を並べるようにして自然とともに歩いてしまうのは、もう癖のようなものだろうか。
(来年の春、俺はこの島を出ていく。それで終わりの、はず。それなのに、なんだって、いまさら……)
同い年の雅樹と莉鳥は、莉鳥の留年によってひとつ学年を隔てていた。
雅樹は高三。莉鳥は高二。雅樹は寝子高を卒業したら島外の大学へ進学を希望していて、だからきっとこんなふうに並び歩いてしまうのもそれまでのこと。分かり切った結末のはずだ。
(そうよ。それで二人の関係は完全に終わる。本当はとっくに終わったはずの、関係なのに)
莉鳥は無言で前を向く。
耳に突っ込んだイヤホンは無音のままだが、手の中のスマホを操作する気にはなぜかなれない。
どうしていいかわからない。
さよならを言って道を分かつこともできるのに、積極的にその選択をすることができない自分がいる。
かといって、交わしたい言葉があるわけでもない。
敗北感に似た気分だった。自分には、ただのろのろと歩くこと以外に出来ることはなさそうに思えた。
彼を思う時の気持ちは、初恋みたいにドキドキするのとは全然違う。
夜更けの熾火の、消えそうでいて消えずに、奥だけ静かに赤く燃え続けているような――。
(私の中で……まだくすぶってる……)
二人は歩いた。
並んだまま、暗い夜道をほぼ無言で。
沈黙は心地良くない。
けれど沈黙することしか、今の二人には出来なかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
23人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月01日
参加申し込みの期限
2020年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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