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<零神探訪・後日談>紅き街にて
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●ハボ爺の家
そんな大通りから横道に入り、生活感漂う細い路地を抜けた先に一軒の家がある。
アジト、というにはあまりにもささやかな、近隣の家々と変わらない民家だ。
部屋の中には安楽椅子とオイルランプがひとつ。
安楽椅子は背の低い白髭の老人が腰を掛けている。好々爺としたこの老人こそ、遣り手の故買商として裏の世界では多少なりとも名の知れた申 海波(シェン・ハボ)こと、ハボ爺である。
ハボ爺は、ともに冒険をした少年、
申 雨晨
(シェン・ユチェン)の祖父でもあった。
リンコ・ヘミングウェイ
はユチェンとの再会を希望した五人の若者を伴って、ハボ爺の家を訪れていた。
「うぇーい、おじいちゃんおひさぁー!」
「にゃー」
ひらひらと手を振る
桜庭 円
の肩には、今回もお供のにゃーくんがちょこんと乗っている。
「ハボ爺、お元気そうで」
「おお、リンコ。皆も。また会えて嬉しいよ」
ハボ爺はくしゃりと相好を崩す。
「大変お世話になりました。ご令孫にもお力添えいただきまして……こちらボスからお礼です」
リンコは深々と頭を下げ、手土産の包みをハボ爺に渡した。親しき仲にも礼儀あり。信頼で成り立つ商売だからこその気遣いである。ハボ爺は包みを受け取ると、リンコと五人の若者たち――円、
恵御納 夏夜
、
小山内 海
、
伏見 真
、
音海 なぎさ
の顔を順に見る。
「そう畏まるな。こちらこそユチェンを鍛えてくださって感謝しておるよ。ユチェンは今ちょうど遣いに出していてな。……ああ戻ってきた」
かたんと音がして引き戸が開き、少年の声がした。
「ただいまハボ爺。お客さん?」
真っ先にユチェンに駆け寄ったのは真だ。
大げさに手を広げ、真っ赤になって狼狽えたユチェンを抱きしめる。
「ユチェンさん会いたかったわぁ~!」
「わ、わわ! 真さん!?」
「反応がホンマかわええなぁ。これやから揶揄いたくなってしまうんよねぇ」
「もうっ!」
ユチェンは祖父が面白そうに笑っているのを横目で見て、真の身体を押しのける。
しかしユチェンはその後も次々に旅の仲間たちの熱いハグを受けた。
「おっ、ユチェンくんじゃん! おいっす!」
『ユチェンくん、久しぶりー。元気にしてた?』
「背、少し伸びたんじゃない?」
円と海となぎさが口々に言う。
最後に夏朝のもう一つの人格である夏夜が、落ち着いた様子で頭を下げた。
「久しぶり……元気?」
「……うん。オレ、元気だったよ」
夏夜はユチェンの瞳がうっすらと濡れているのに気づき、胸がいっぱいになった。
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担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>ぬばたまの絶対零秘史(ブラック・ヒストリア)
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月18日
参加申し込みの期限
2020年02月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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