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らっかみ!新春☆初夢宝船フェア2020! ~紅編~
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【干支浄土】
まずは新年始めのご挨拶から。
「あけましておめでとう、あおい」
「あけましておめでとうございます♪」
寝子島神社へ初詣にやってきた、
八神 修
と
七夜 あおい
。ふたりともびしりと和装に身を包んでいて、まさしく元日の光景といったところです。
きらきら、きらり! 朝陽が昇り、空は黄金色に輝いています。樹々も、石畳も、まだ遠くに見える社殿も、目の前にそびえる鳥居までも、なんだかきらきらときらめいて見えました。
修にとってはもちろん、隣を歩く彼女の姿もまた……いわずもがな、ですよね!
さっそく人いきれにまぎれ、参拝へ向かいます。人出は多く周囲はごったがえしていて、うっかりするとはぐれてしまいそうです。あおいは自然、きゅっと修の袖をつかみました。
「去年もいろいろあったよね~」
「そうだな。あおいは今年、どんな年にしたい?」
「うーん! お料理を上手くなる、とか? でも今年は受験だし、そっちもがんばらないとね」
「あおいなら、両立できるんじゃないか? 応援してるよ」
清廉に澄んだ神社の空気に気持ちも明るくなり、雑談も弾みました。
新しい年。その始まりの朝は、なにもかもが清々しくて、全てがクリアに透き通っているかのよう。
「ほら、もうすぐ鳥居をくぐるよ、あおい。鳥居っていうのは、現実と聖域を区切る境目っていう意味があるんだよな」
「へえ~、そうなんだ! 知らなかったなぁ」
寝子島神社のシンボルともなっている大鳥居をくぐり、社殿へ……と。
「……うん?」
「あれ?」
その、瞬間でした。
ぐにゃりと視界が歪み、足元はふらついて、ふたりは思わず互いの身体を支えます。
「な、なに? なにが起こったの?」
見上げた空は、凄絶なまでの青。巨大な雲は渦を巻き、頂点には真昼のようなまぶしい太陽が輝きます。
気付けば、周囲の光景までも一変しています。前方へ延々と続くのは、朱塗りの橋。幅は十数メートルもあるでしょうか。外側は見渡す限りの雲海が広がっていて、まるで天空へかけられた橋です。
そしてなにより、
「あらあら。良く来たわねぇ」
「あ、はい。ど、どうも……」
振袖を着た、巨大な……ヘビ? に会釈をされて、ふたりは思わずぺこりと頭を下げました。
蛇だけではありません。馬。犬。鳥。羊。牛。猪。などなど……和装にキメた動物たちがぞろぞろぞろりと橋を渡ってゆくではありませんか。
ぽけーっと口を開けていたあおいが、ぽつりと言いました。
「……干支?」
「そうみたいだな……」
確かに彼らは、干支にちなんだ動物たちであるようです。
ますます強く修の袖をつかみ、あおいが心配そうに言います。
「私たち、ここにいていいのかな……?」
「それは……」
「ああ、大丈夫大丈夫! 問題ないない」
修が答える前に、足元から声が聞こえます。
「飛び入りだってOKさ。君らもお参りして、おみくじでも引いていきなよ」
「わ、ネズミさん!」
五つ紋の入った立派な礼装を着込んだ小さな鼠が、ウィンクぱちり。軽やかな足取りでてってけてってけ、歩いていきました。
修とあおいは、顔を見合わせます。
良く分からないなりに、どうやら悪いところではなさそうです。
「どうする?」
「せっかくだから、俺たちも参拝していこうか」
「そだね♪」
不思議なところ、寝子島での数々の体験のタマモノというやつでしょうか。ふたりはあっさり、楽しむことに決めました。
長い長い朱塗りの橋を歩いてゆくと、やがてたどりついたのは、まるでアニメにでも登場しそうな、大きな大きな神社の社殿でした。
「すごいねぇ……お城みたい」
「本当だね。お、向こうに手水舎があるな。俺たちも使わせてもらおうか」
どこから湧いているやら、いかにも清らか~っといった透きとおる水で手と口を清め、いよいよ社殿へ。
それぞれに着飾った動物たちに混じって列に並び、順番を待ちます。
「鼠さん、おめでとう! 今年はあんたたちの年だねえ」
「やあ、やあ、みなさんどうも! 今年は僕らに任せておきなさいって!」
やんややんや。動物たちのちょっとした集まりを眺めてみると、先ほどのネズミさんがわっしょいわっしょいと胴上げされているところです。大きな動物たちが、小さなネズミをそうっとそうっと。ぽーん!
あおいが吹き出して、修も思わず笑ってしまいました。
なんて楽しい、幸せな光景でしょう!
「あ、次だよ、私たちの番!」
「よし。……お賽銭は、日本円でいいんだよな?」
良いみたいです。
背を反らしてもまったく上が見えない巨大な社殿のたもと、これまた大きな賽銭箱がででんと佇んでいます。ちゃりんちゃりんとお賽銭投げ入れると、ほかの動物たちにならって、二礼二拍手一礼。
その途端。ほわっと淡い光が広がって、ふたりはなんともすっきりとした気分に包まれました。
「神さまが、お願いを聞き届けてくれたのかな?」
「かもな。あおいは何をお願いしたんだ?」
「え~?」
彼女ははにかんで、ナイショ。と言いました。
その後は、可愛らしい犬の巫女さんたちからおみくじを購入。互いに見せ合います。
「見てみて、私大吉! やったね♪」
「俺もだ。今年は良い年になりそうだな」
不思議な世界で、不思議な初詣。
あるいは本当は、まだお布団にくるまってすやすや夢の中、だったりするのかもしれません。
なにはともあれ……幸先良し!
「今年もよろしくね? 修君!」
「ああ、こちらこそ」
希望がいっぱい、胸いっぱいな新年を迎えたふたり。
今年はなんだか、良いことがありそうです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年01月01日
参加申し込みの期限
2020年01月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年01月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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