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地下帝国、崩落!?
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●拷問室とメカナマズさん製造工場予定地
さて、ところ変わって。
この地下帝国にはふたつほど小部屋があったが、そこへの通路も崩落により寸断されていた。
士は、入口を解放したみんなとともに、この小部屋の確認に向かうことにした。
いいなと真魚、毬藻仔の三人は、毬藻仔が作成した地図を手に内部状況を確認しながら進む。取るものも取りあえずの修も、普段から持ち歩いているカメラは所持していたので、それで内部を撮影しながら進む。と言っても、問題がありそうな場所では士に適時ストップを掛けられ、その全貌を余さず撮影するには至らなかったが。……いや、そもそも、このカオスな地下空間の全貌など、ほんとうは誰も知り得ないのかもしれなかった。
ちなみに、竜司は地下帝国にあるという混浴温泉の話を聞くや、脇目も振らず駆けだしていってしまった。また真央も、猫鳴館から取ってきたい荷物があるそうで、この場にはいない。
小部屋へ続く崩落個所には、
桜崎 巴
と子泣きジジイ姿の
初島 優
がいて、せっせと穴を掘っていた。
「いったいこの先に何があるってんだい。な~んか怪しいねえ」
「いやー、大したものじゃないよー。そんなことより、パッパとやっちゃおうー」
ハッハッハ、と優は空笑いする。巴はじっとりと優を睨め付けた。
「あんた今誤魔化したろ。実は、この先に秘密の施設があるんじゃないのかい?」
「それはこれから……」
ごにょごにょと優は言葉を濁す。
そのとき士たちの姿を見つけ、優はこれ幸いと会話を打ち切り、手伝いを頼んだ。
士たちの支援は大きく貢献し、土砂は見る間に取り払われていった。
<小部屋との出入口、開通!>
「掘ったどー!!」
久々の掘り仕事の出来栄えに、毬藻仔は満足げにスコップを掲げる。いいなと真魚ともハイタッチ。
「ま、俺らの力をすればこんなもんでしょー!」
優も、士や修とハイタッチで喜んだ。
「じゃあ、お邪魔させていただくよ」
巴が、そんな優たちの隣をあっさり通り抜けて奥へ行こうとする。
「うわー、待って待って」
優は慌てて巴にぶら下がるが、この子泣きジジイ、わりに体重が軽かったので巴に引きずられるばかり。
通路はあまり長くはない。他の場所と同じようにランプが吊るされていて、換気もされているようだ。通路のわきに、ふたつ、小部屋への入り口と思しき穴が開いている。
「ちょいと小耳に挟んだんだけどねえ、最近、拷問室なるものを作ったらしいじゃないか。ここかい!?」
巴が、手前の穴を勢いよく覗き込んだ。
そこはまるで豪雪地帯でつくる大きめのかまくらの中のようだった。もちろん、白い雪ではなく、黒い土の壁だったが。
懐中電灯を翳す。
誰もいない。
そして。
そこは、『拷問室』の名から想像したようなおどろおどろしい空間ではなく、ただひたすらに、いろいろなものが押し込まれた、カオスな物置空間であったのだ。
巴は、一番手前にあったダンボール箱の中からはみ出していたものを摘まんでみた。それは、地下帝国拷問官の役職にある
桃原 空音
が、拷問という名のイタズラに使うべく持ち込んだものだ。空音自身は、これを置いて別の場所に行ってしまったようである。
「なんだいこいつは……」
巴が摘まみ上げたそれは、エンディングでキャラクターが踊るネコキュアダンスが話題の日曜朝のアニメ『
サンマキャッチ☆ネコキュア
』のコスプレ衣装であった。
「ネコキュア爆乳ダンスを見せてやるにゃー! フゥ! フゥ! ぷるぷる! よぃよぃよぉーぃ!」
「え、今踊ろうとしたの、誰だい?」
巴はぎょっとして振り向いた。
優も、士も、いいなも真央も毬藻仔も修も、みーんなぷるぷると首を横に振っている。
「アレ……もしかしていま、地下帝国七不思議のひとつが生まれた……かい?」
拷問室でどこからともなく聞こえる、ネコキュア爆乳ダンスの怪――フゥ! フゥ!
◇
もうひとつ奥の部屋も確認する。幸いここにも、要救助者の姿はなかった。
奥のこの部屋はまだ、物が運び込まれておらず、これからの場所である。
壁などを調べていた優は、安堵の声を上げた。
「もし崩れてたりしたら補強せねばと思ってたけど大丈夫みたいー」
それを聞いて士と入り口開通組の面々は、先に進むことにした。
「よかったな。じゃあ、俺たちは他の場所も見てくる」
「了解ー。みんなのお蔭で小部屋に入れるようになったから、俺は予定通り『メカナマズさん製造工場』作りをしてるよー」
巴が聞きとがめる。
「なんだい、その『メカナマズさん製造工場』ってのは」
「そりゃあ、読んで字のごとく、メカナマズさんを作るための工場だよー」
「また怪しげなもんを」
「……や、正確にいうと……機械関係向けの作業場?」
「ふうん?」
優は巴の鋭い視線にたじたじである。
ちなみに、メカナマズさんとは
メカサンマさん騒動で得た技術
を元に作るつもりの機械のことらしい。
「何か、手伝おうか?」
巴の言葉が親切なのか、ウラがあるのか、優は計りかねてしまう。去りかけた士にアイコンタクトで助けを求めるが、自分でなんとかしろ、というか、仕事手伝って貰えばいいだろ、みたいな視線を送ってくるばかり。どちらにしろ、優の仕事はひとりでは骨だ。
「ええと、じゃあ……むこうに運び込みたい機材を分解して置いてあるから、ここに搬入するのを手伝ってくれるかのう」
「ああ、手伝ってやろう。ただし、おかしな様子が見えたら……」
「だからーへんなものはないってー」
こうして優は巴の協力を得ながら、奥の小部屋に猫鳴館にあったものやみんなのお古などで使えそうな機材を搬入していった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月30日
参加申し込みの期限
2013年09月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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