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地下帝国、崩落!?
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●揺れた、崩れた!?
どうもこのところ、日本列島殿は身じろぎがお好きなようだ。
我らが寝子島殿も例外ではなく、たまにはくらり揺れることも、ある。
揺れが収まったとき、
冴木 竜司
は自室で本棚を抑えていた。
「ぬお!? 地震かよ……危うく俺のコレクションがばらける所だったぜ……」
彼のコレクションというのは、おもに幼い女の子がキャキャウフフしてる本であるが、幸いなことに1冊も棚から落ちることはなかった。
廊下に出てみる。
揺れが収まってしまえばそこはいつもの猫鳴館。
「日本国のすごいところは、こんなボロ建築でもこの程度の揺れなら耐えるところだぜ」
ほっと竜司が胸をなでおろしたのも束の間。
……ず、ず、ぅぅぅん……。
どこだろう。どこか、……そう、足元の方から、何かが崩れたような音がして。
「た、大変なのだーっ!」
大部屋から聞こえた叫び声に、竜司は思わず駆けだした。
◇
「あっ、竜司ちゃんセンパイ、大変なのだ! 崩落したのだー!」
大部屋で右往左往していたのは
後木 真央
だった。
緑野 毬藻仔
が「大丈夫だよ」と真央を宥めている。
「おいおいどうした? 崩落って何だ? さっきのずずーんって音と関係あるのか?」
プチパニック中の真央に代わって、毬藻仔が答える。
「そうなの。さっきの地震で地下への入り口が崩れちゃったみたいで……」
「ここ地下あったのかよ!?」と驚く竜司に「防空壕があるって話はきいたことあるのだ」と真央。猫鳴館寮生の中でも、地下帝国の存在はまだまだ謎に包まれているらしい。
「地下帝国って呼んでるんだよー。穴を掘ってたら、その防空壕にちょうど繋がったみたいで、ちょっとした地下通路があって、地下帝国民って呼んでる仲間で掘ったりしてて……まあ簡単にいうと秘密基地みたいなものかなあー」
「そうなのかー! 毬藻仔ちゃん、地下帝国に詳しいのだ?」
「えっ、まあそうかなあ。以前はときどき来て穴掘りのお手伝いしてたから。でも住んでる桜花寮からちょっと遠くて暫くご無沙汰してたんだ。久々にみんなどうしてるかなーって思って来てみたんだけど、うっかりしちゃったなぁ。今日は掘る道具持ってなくって……あ、そだ」
毬藻仔は、ぴん、とひらめいて、携帯のボタンを押した。
「あ、もしもし、いいなちゃん? あのさ、突然なんだけど、お好み焼きのひっくり返すのみたいな感じで何か掘る道具無いかなー?」
◇
電話を受けた
大田原 いいな
はちょうどそのとき、旧市街地は参道商店街の一角にある
うどん処『またたぎ亭』
で、店自慢の讃岐うどんを啜っていたところだった。
「ぬ? 何故にコテと掘り返す道具が……」
ずずず、と、うどんをもうひと啜りしようとして、いいなはそれをブッと噴き出す。
「地下帝国で崩落事故? ……うぬ。……あいわかった。お好み焼きのこてはともかく、叔父貴のきゃんぷ道具から使える物を持って向かう。毬藻仔殿は入り口で待っててくれぬかの?」
いいなは丼の中身を大慌てで掻っ込むと、どん、とそれをテーブルに置く。
「ご馳走様なのじゃ! 猫鳴館から人命救助の要請ゆえに、丼はここに置いたまま失礼するのじゃ!」
駆けだそうとするいいなの腕を、またたぎ亭の看板娘、
瞬城 真魚
が掴んだ。
「待ってよいいな、水臭いじゃない」
「真魚殿?」
「よくわからないけれど、なにか緊急事態なのよね。私も手伝うよ」
そう言ったときにはもう、真魚はエプロンを外していた。
お茶目っぽくウィンクしてみせる真魚の瞳にためらいはなく、いいなは胸が熱くなる。
「助太刀かや! 助かるのじゃ! では、直ちに猫鳴館へ向かうぞ!」
こうしてふたりはまたたぎ亭を飛び出した。
◇
電話を切った毬藻仔は、竜司と真央に微笑んで見せた。
「助っ人呼んだよー。すぐ来てくれるって」
真央もまた携帯を取り出して電話をしている。
「あ、修ちゃんなのだ? 大変なのだ、猫鳴館地下の防空壕が崩落したらしいのだ、何をどうすればいいか分からないのだ~!」
真央の電話先は、彼女が信頼を置いている
八神 修
らしい。
「修ちゃんの知恵と力が必要なのだ! ……来てくれるのか!? ありがとうなのだ!! 待ってるのだ!」
電話を切った真央もまた嬉しそうに、友人の助力が得られそうだと皆に報告する。
「よし! 人手はなんとかなりそうだな。だが、助っ人たちが到着するまで、ただ手をこまねいて待っててもしょうがねえ。とりあえず今三人で出来ることからはじめようぜ」
さすが、先輩の竜司がそう声を掛けて場を引き締める。
突然の事態に混乱ぎみだった真央も、頼もしい先輩の言葉に、だんだん落ち着きを取り戻してきたようだ。
竜司は考える。必要なのはまず掘る道具。
「たぶん、ツルハシの1本くらいならどっかにあったと思うから、俺、探してくるわ」
「竜司ちゃんセンパイ、頼むのだ! あ、そうだ、この中で一番地下帝国の情報に詳しい毬藻仔ちゃんにお願いがあるのだ。真央ちゃんも竜司ちゃんセンパイも、地下帝国のことよく知らないのだ。中がどんなふうになってるのか、簡単な地図みたいなの描いて、教えてもらえないのだ?」
「うん、いいよ。といっても、しばらくぶりだから、また変わっちゃった場所もあるかもしれないけど」
毬藻仔は、記憶を頼りに簡単な見取り図をメモ用紙に描き始める。
「その間に真央ちゃんも何か使えるものがないか探してくるのだ! ……と、その前に!」
真央はもう一度、携帯を取り出して、ねこったーの画面を開いた。
「なにしてるの?」
訊ねた毬藻仔に、真央は答える。
「ねこったーで自主救助の猫の手を募るのだ~」
【地下帝国崩壊の噂!? 放課後、猫鳴館に響く崩落音!? 求む究明の徒、いざ猫鳴館地下帝国へ】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月30日
参加申し込みの期限
2013年09月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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