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地下帝国、崩落!?
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●まずは地上と繋がり隊! その1
一方その頃。
大部屋には、続々と応援が駆けつけていた。
はじめに到着したのは、
大田原 いいな
と
瞬城 真魚
のふたり……だったのだが。
「毬藻仔殿! お待たせなのじゃ」
緑野 毬藻仔
は「あ、応援来てくれたんですねっ、よろしくお願いしまーす」と挨拶しながらも、不思議そうに首を傾げる。真魚と一緒にやってきたのが、すらりと背が高く髪の長い二十歳くらいの女性だったからだ。
(誰だろうこのおねーさん。いいなちゃんどうしたのかな?)
実はこの髪の長い女性こそ、いいなであった。地下帝国、猫鳴館のピンチと聞いて、心拍数が100を超え、知らず彼女のろっこん<TRANSMUTE>が発動してしまっていたのである。
しかし、いいなは自分の姿が変わっていることにまだ気づいていない。
「おおすまん、紹介し忘れておった、またたぎ亭の真魚殿じゃ。話を聞いて、助っ人を申し出てくれての」
「部外者だけど、非常事態って聞いてね」
真魚は挨拶しつつ、横目でいいなを見る。
(何かいいなの姿が……まあ多分ろっこんか何かかな……深く気にしない方向で)
そんな真魚の視線で、いいなはようやく自分の背も髪も伸びていることに気が付いた。
「……ああ、伸びてたのかや。え、えっと……『うさぎ屋のばいと』です、いいなちゃんに言われて来ました……あ、これ、すこっぷとか、使って下さい!」
次にやってきたのは、
八神 修
だ。
「遅くなって済まない。寮出身者の泉先生や化学の五十嵐先生に御足労頂きたいと思って学校に寄ってきたんだが、もうお帰りになられたらしくてな。本当は地学の専門家に見てもらえたらいいんだろうが、残念ながら心当たりがないし、なによりこういうことが外部に漏れて、時折くすぶっている寮廃止の話が加速しても困る……と、そんなわけで、取るものもとりあえず来てしまった。力になれるといいのだが」
「来てくれただけでありがたいのだ!」
電話を掛けた
後木 真央
が、ぶんぶん、と両手を握って歓迎する。
修は、汗をぬぐうと「できることはするさ」と答えた。
猫鳴館までの道のりは平坦ではない。きっと、ここまで、精いっぱい走って来てくれたに違いなかった。
最後にやってきたのは、
天馬 ひびき
だった。
星ヶ丘寮住まいながら、よく猫鳴館にクッキーを差し入れしてくれるひびきは、この日も猫鳴館の友人や猫好きの真央のために猫さんクッキーを沢山焼いた。ところが、それを持って機嫌よく出かけようとしたところ、ねこったーに真央の書き込みをみつけ、これは大変と慌てて飛んできたのだ。
「うわーん、ねずの社は大丈夫だったよー」
駆け付け一番、猫鳴館に被害のないことを確認し、さらに食堂床下のねずの社の無事も確認したひびきは、ほっとする気持ちと、心配な気持ちを抱えて、大部屋のみんなのところにやってきた。
「地下は? みんなどうなっちゃったの?」
「ひびきちゃん、落ち着くのだ。きっと大丈夫なのだ」
先ほどは宥められた真央が、今度は宥める側に回る。
◇
さて、皆が到着するまでの間に、
冴木 竜司
はツルハシを、真央は寮補修用の雨どい2本を見つけてきており、毬藻仔も地下帝国の簡易な地図をメモにしたため終えていた。
それから、いいな……もとい、うさぎ屋のバイトのおねーさんが持ってきてくれたスコップが数本ある。
大部屋の穴を梯子で降りる。
降りた先が土砂で埋まっていた。
毬藻仔の地図によると、この先が地下帝国に繋がっているようだ。
「とりあえず、出入口を作らなきゃ、助けられる奴も助けられねェ!」
竜司の言葉に全員が頷く。竜司は診察する医者のような顔つきで、ツルハシであたりを叩き始めた。
「竜司ちゃんセンパイ、何してるのだ?」
「音の反響音でもろい部分を探してるんだ……ん、ここらへんが良さそうだ!」
竜司の言葉に従ってみんながスコップを構えたとき、土砂の向こうから同じように何かを叩く音が聞こえた。
向こう側に誰かいるのだ!
「うわーたいへんなのだー! 助けを求めてるのだ! きっと空気がなくなっちゃいそうなのだ! この雨どいをー、こうやって差し込んでー! 空気穴を作るのだあああ!!!」
真央は雨どい2本を向い合せに合わせて筒のようなものを作り、先程竜司が示したあたりに突き刺した。
雨どいはぐぐぐ、と30センチほど土砂に食い込む。
が。
「うわーん! だめなのだ! なんか、中に固い岩みたいなのがあるのだー!」
必死に雨どいを突き刺そうとする真央に、手を差し伸べたのは修だった。
「後木、無理するな。俺に考えがある。一旦雨どいを抜いて、それからみんなで、その岩のところまで掘ってくれないか」
みんなは言われたとおりにスコップで掘る。やがて、障害となっていた岩が現れた。
竜司はそれを見て唸る。
「でかいぜこの岩。どうやって退ける?」
「任せてくれ」
修は進み出て、掘った穴の中に左手を伸ばし、岩に触れた。
精神を集中し息を止める。
しばし集中し、修がほっと息をついたとき。
障害だった大きな岩は、すでに障害ではなくなっていた。
修のろっこん<分解>の力で、岩は粉々の土砂になっていた。
「後木、雨どいを取ってくれ」
修は、雨どいを捻るようにしながら、岩だった土砂を退けつつ押し込む。
「……っ、よしっ、抜けた!」
他のみんなは修が何をしたのかわからなかった。わかったのは、魔法のように、雨どいが向こう側に届いたという事実だけだ。幾人かは何かろっこんのせいだろうと思ったし、幾人かはこの土砂を退けて開通できるなら理由などどうでもよかった。
修は、空気穴兼伝令管となった雨どいの穴に向かって呼びかける。
「おい! 助けに来たぞ! そっちにいるのは誰だ!?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月30日
参加申し込みの期限
2013年09月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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