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【演劇祭】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・寝子島!
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◆
ののこからの猛烈なアタックに折れて、即興劇に加わった
青山 絢
。
彼女に頭を抱えさせたのは即興劇それ自体ではなく――演劇部員だから、即興で何かを演じること事態はできるし――楽屋に用意された、衣装だった。
なぜって、それは彼女にとってなじみがありすぎる代物だったから。
黒く、つやっぽい光沢のあるエナメルのハイレグスーツ。
足元もまた、黒いエナメルのピンヒール。
脚を覆うのは、これまた黒いストッキング。
対照的に真っ白なのは、頭につけるウサギの耳。
まごうことなき、バニースーツだった。
今までにも学校行事やらバイトやら、はては神魂の影響でも着用したことのあるソレは、絢にとってはあらゆる意味でなじみ深い、なじみ深すぎるものだ。
コレもなにかの縁、というよりむしろ因縁か。諦めて着用してみれば、妙にぴったりと似合っている。
何度も着用しているだけのことはある、ということなのだろう。
小さなため息をこぼして、とりあえず舞台袖へと向かう。
一歩また一歩と踏み出すうちに、一つ二つとなにかが弾けていくような感覚。
そして、「スイッチ」。
――出るわ。
たった一言そう告げて、そのまま舞台へと飛び出す。
竜宮城に設えられた窓を飛び越して着地すれば、一瞬遅れてガラスが割れるようなSEが響いた。
BGMが停止して照明が集中するなか、絢は自分を囲むその場の全てをゆっくりと見渡した。
やがて唇と瞳に刻むのは、妖艶な笑み。
「私は因幡の白兎が娘、ブラックバニー!」
いつの間に持っていたのか、両手に握られた短刀をくるりと回し、
「わが父、因幡の白兎の皮をはいだワニを求めて旅すること幾星霜、ついに見つけたわ……お前の正体はワニだ!」
猫娘へと、切っ先を突きつける。
……話がややこしくなってきた。
「猫さんはワニだったの!? どういうこと!なの!?」
衝撃的なSEが鳴り響き、ペンギンが目を白黒させた。
続く言葉はなく、沈黙がしばし舞台を包む。
やがてブラックバニーがしびれを切らしたように一歩踏み出した時、猫娘(ワニ)が尻尾を揺らして邪悪に笑った。
尻尾はろっこんで出したものなので、残念ながらいつの間にかワニの尻尾になったりはしていない。
「よくぞ僕があの時のワニだと気付いたのにゃ! ほめてやるにゃ!」
「覚悟!」
諸手の短刀を構え、ブラックバニーが猫娘めがけて駆ける。
「ニャハハ! 遅いにゃ!」
ブラックバニーの様子をどこか楽しむように笑いながら、猫娘は身をかわす。
イスや机をなぎ倒し、踏みつけ飛び越えて追いかけるブラックバニー。
ひっくり返ったイスと机が舞台上を転がり、
(演技のテンション高すぎない!?)
タルトが内心で、そして竜宮城の面々が戸惑い途方に暮れるのもなんのその。
タガが外れたような勢いで大暴れするブラックバニーは、このままだと背景の書き割りまでどうにかしてしまいそうな勢い。
「とにかく、これは一度逃げるしかなさそうですね。幸い、海賊も彼女に気を取られているようですし」
渡り鳥が竜宮城の皆を連れて逃げ出そうとすれば、
「待ちなさい」
えらくドスの利いた声が首根っこを掴む。
「ワニをかくまっていたあなた達も同罪よ」
ひっくり返ったイスを踏みつけて、ブラックバニーが睨みつけている。
スクリーンにアップになったその視線には、バニーとは名ばかりの狩人じみた凄みが満ちていた。
その時、照明が氷のような澄んだ青へと変わる。
ワイヤーに吊られたドレス姿のシルエットが浮かび上がり、そして舞台のど真ん中へと降り立った。
「お困りのようですね。私は魔法使い、手助け致しましょう」
突如として現れた魔法使いが杖を振るうと、吹雪のエフェクトがブラックバニーを包み込むように投影される。
これには、ブラックバニーもたまらず退場。
「いつ戻ってくるかわかりません。今のうちにお逃げなさい」
優しく微笑む魔法使いに促されるまま、竜宮城の面々は逃げていくのだった。
あなたたちも、とぽかんとしている海賊たちに視線を向ける魔法使い。
「早く去りなさい」
それだけ告げると、ふわりと浮き上がってそのまま姿を消すのだった。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年09月25日
参加申し込みの期限
2019年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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