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◆
「どうしよう! 大変なことになっちゃったよー!」
落っことしたままになっていたサンマのぼりを拾い上げ、サンマ太郎は魔女へ泣きついた。
「困ったなあ……話を聞いてくれる感じでもないし」
杖を振るって光弾を防ぎながら、魔女はしばし思案する。
「よし! 宅配員さん、ヘルプミー!」
おもむろに叫ぶと、段ボールを積んだ台車をガラガラ押して、宅配員のお兄さんが再び現れた。
段ボールからは、ドアが――ピンク色でどこにでも繋がりそうな感じのする――が、はみだしている。
「シロネコ宅配便です、お届け物にあがりました」
ドン、とドアが魔女とサンマ太郎の目の前に置かれる。一人でわりと軽々上げ下ろしするあたり、配達員さんはなかなか力持ちである。
「さすが仕事が早い!」
「どうも。はんこかサインください」
「はいはい、ポチっとにゃー」
「あざっしたー」
帽子をとって一礼し、そのままガラガラと空の段ボールを積んだ台車で去っていく。
「えっと……これどう使うの?」
残されたドアと魔女の間で視線を右往左往させるサンマ太郎に、「こう使うんだよ!」と魔女はドアを開けてみせる。
今の舞台上とは全く別の光景が、ドアの枠越しのスクリーンに投影された。
そのままドアをくぐると、サンマ太郎たちにおいでおいでと手招きする。
「早く早くー! こっちだよー!」
その声に、ウェンディたちがドアへ駆け寄ろうとするがーー
「待ちなさい。仇と一緒に居たあなたたちも同罪よ!」
もはや見境なしの復讐者と化したブラックバニーが、二人に襲いかかる!
その時、バニーに組み付き押しとどめたのは猫娘だった。
「猫さん!」
ペンギンの呼びかけに、猫娘はゆっくりと首を振る。
「ブラックバニーが暴れているのは、僕の責任でもあるにゃ。ここは任せて、皆は鈴島へ行くのにゃ!」
叫ぶ猫娘ごと、ブラックバニーを始末しようというのだろうか。
これ幸いとばかりに、時空警察はアンチマテリアルライフルをチャージしている。
「ごめんね……!」
サンマ太郎がドアを閉めた直後、アンチマテリアルライフルから光が放たれた。
◆
場面が切り替わる。
ウェンディが、独りうつむいたまま歩いている。
「そこのお嬢さん。浮かないご様子ですが、どうされました?」
そんな彼女に声をかけたのは、
鴻上 彰尋
演じる燕尾服姿の渡り鳥だ。
「何かお困りのことがあれば、私で良ければお手伝いいたしましょう」
一礼する渡り鳥。
ウェンディは少しだけ迷うような素振りを見せた後、ややあってからおずおずと口を開いた。
「実は……友達が姿を消してしまったの」
「ご友人が? なるほど、それは一大事ですね。一体、何があったのですか?」
口をつぐむこと、しばらく。
話すのがつらければと言う渡り鳥に、けれどウェンディは首を横に振った。
やがて語るのは、つい先刻の海賊探偵が口にしたピーターパンの罪。
ピーターパンがその罪を肯定も否定もせず、去ってしまったこと。
話を聞き終えた渡り鳥が、痛ましげに目を伏せた。
「そうですか……そのようなことが。……お嬢さん、一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「……何?」
「あなたは、そのご友人が本当に罪を犯したと?」
「思わないよ! そんなこと、思いたくない!」
渡り鳥の言葉を、半ば遮るような勢いだった。
駄々をこねる子供のように首を振るウェンディに、渡り鳥は問いかける。
「つまりあなたは、そのご友人のことを信じておられるのですね。罪など犯すはずがない、と」
一拍の間があって、うなずくウェンディ。そんな彼女に、「ならば」と渡り鳥は優しく微笑みかけた。
「それでよいではありませんか。あなたはあなたの心のままに、ご友人を信じれば良いのです。この鳥めは、そう思いますよ」
潤んだ大きな目を瞬かせ、渡り鳥を見つめるウェンディ。
そこへ、パタパタ飛んでくる影が一つあった。
巫部 紫苑
演じるメイドである。
竜宮城のときにはなかった角と翼を生やした姿で、スカートの裾を揺らしながら飛ぶ姿は、なんとも危なっかしい。
「おや、あなたは竜宮城の……どうされました?」
渡り鳥が問いかければ、すぐ傍にすとっと降り立った。
ふわっと波打つスカートから、ちらりと覗く絶対領域が眩しい。
「お城が襲われた後、ご主人様たちを探していたのですが見つからなくて」
途方に暮れて飛び回っていたところ、覚えのある姿を見かけて飛んできた……という次第らしい。
「とんだ災難でしたね。あいにく、私も存じ上げないのですが……」
「それは残念です。でもきっと、ご主人様たちもどこかで元気になさっていることでしょう」
あっけらかんと言いつつ、「ところでそちらの方は?」とメイドはウェンディに視線を向けた。
「こちらのお嬢さんは……」
そこまで言いかけた渡り鳥だったが、そこで何か思いついた風な表情をひとつ。
「メイドさん、今お茶を入れていただくことはできるでしょうか?」
「はい、できますよ」
「でしたらこちらのお嬢さんに……そうですね、元気の出るお茶を」
「かしこまりました♪」
メイドは一度飛び去り、そして次の瞬間にはティーワゴンを押して戻ってきた。
相変わらずの見事な手際で淹れられたお茶に、ウェンディが口をつける。
途端、ウェンディの表情が柔らかくほぐれる。
その様子を見て、渡り鳥とメイドは微笑んだ。
ーーところで。
「メイドさん、その翼と角はいったい……?」
「これですか?」
ふふ、と少し悪戯っぽく微笑んで、メイドはくるりと一回転。
「実は私、サキュバスメイドだったのです!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年09月25日
参加申し込みの期限
2019年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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