this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【演劇祭】魔法のアーティスト☆キュートないぬみん
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
【『魔法のアーティスト☆キュートないぬみん』(3)】
「こんにちは、あたしの街へようこそ!」
次なるシーンは、瑠奈の自己紹介から始まりました。
「あたしは
夢宮 瑠奈
。またの名を、魔法の勇者『スイートるなちー』!」
瑠奈は美しい街並みを描いた書き割りパネルをバックに国民へ、つまり観客たちへと語りかけます。
「この街は、勇者であるあたしが守っているの。だからあくの魔法使いにも支配されず、平和な街なのよ。だから、あなたたちも安心してね♪」
そんなふうに言えば、客席からは笑いと拍手が起こりました。
舞台の演者が観客に触れるのは、いわゆるひとつの『第四の壁の破壊』なんて言いますけれど、この演目ではそれを積極的に行っていくこともコンセプトのひとつなのです。
「でも」
瑠奈は一転して憂い顔を浮かべ、照明も心なしか暗くなり、悲哀をにじませるBGMがもの悲しさを誘います。
「あたしも万能ではないから……時には街の人がさらわれて、黒い怪物に変えられてしまうこともあるの。あたしはそれが悔しかった……」
天を仰ぐと、そこにはスクリーンが。
映し出されているのは、道を歩くいぬみんとあかりんです。
「彼女たちは……この街を救ってくれるのかな? あたしの育った、大好きなこの街を」
やがて、暗転。シーンはふたりの勇者が瑠奈の街へたどりつくところへと切り替わります。
「ふ~。やっと着いたなの~」
『歩きっぱなしで疲れちゃったよね。でも、やっと休めるね。この街は安全だから……』
みみみがそう言った、直後のことでした。
「な、なにあれ……!?」
街へとたどり着いてすぐに、いぬみんの目に飛び込んできたもの。
それは、お城も簡単に破壊してしまいそうな、大きな大きな黒い怪物でした。まるでその姿は、ドラゴン! 空を覆い尽くすかのような翼を広げ、口からはものすごい勢いで炎を吐き出します。
「みみみん、大変! 街が壊されちゃう!」
『いぬみん、あかりん、変身だ!』
「りょーかいなの!」
きらきら、きゅるりん! 勇者たちは光に包まれて変身! 街を薙ぎ倒す黒いドラゴンへ立ち向かいます。
「あたしも戦うよ……!」
そしてふたりは、出会いました。出会った瞬間、理解することができました。
彼女こそが、三人目の勇者であることに!
「あたしは『スイートるなちー』! あたしの街を守るために、力を貸して!」
「! うん、任せてー!」
「いっしょにがんばるのなの!」
いぬみんはるなちーへ、マジカルサムシングの『夢のマイク』を手渡します。
いぬみんはグリーンリボンの魔法の力で、あかりんは羽のステッキと天使の力で。そしてるなちーは、夢のマイクで声を武器とするのです。
「いっけ~、いぬみんハートフルアターック!」
「ウィングレインなの~~~~!!」
いぬみんはハート形のビームをびびびっと放ち、ドラゴンの炎をかき消します。その隙にあかりんは天使の羽を飛ばして、真っ黒ドラゴンへ集中攻撃!
そして、
「魔法の勇者、『スイートるなちー』……歌います!」
マイクへ胸元へ抱き、透きとおって鈴のように軽やかな声を響かせます。耳に心地よく、けれど確かな衝撃となってドラゴンを包み込みます。
るなちーは直接的な攻撃ではなく、精神にうったえかけることで、黒い怪物となってしまった人たちへと働きかけるのです!
こんなにも大きなドラゴンですけれど、もとは人間か、はたまた優しい竜だったのかもしれません。るなちーの優しい声に心を揺さぶられるのか、ドラゴンはぎぎぎと動きを鈍らせています。
「必殺、『スイート・ボイス』!!」
ドラゴンが戸惑うようなそぶりを見せている隙に、いぬみんとあかりんは畳みかけるように追撃の雨を降らせます。
その間に、るなちーがくるりと振り返り見たのは、観客席でした。
「あたしに、いぬみんに、あかりんに……みんな、力を貸して!」
演技であろうとなかろうと、瑠奈が歌へ偽らない素直な心を込め続けることに変わりはありません。
(あたしの歌は、誰かを幸せにするための武器。あたしの歌は、応援されてこそ……だから!)
瑠奈の凛と強いまなざし。高らかに響く歌声。全てが観客を魅了し、そして鼓舞しました。
「いぬみん! アカリン! ルナチー! がんばるマース! ほらほらカエデも声出すデスー!」
「俺もかよ……おー、がんばれー」
「声がちいさーーーいデス! もう一度!」
トワと楓だって、応援しています!
(みんなの力が、『あく』を打ち倒すんだよ。みんなの力が、みんなを幸せにするんだよ)
そんな願いを込めた歌声が会場じゅうを満たし、やがて。
「……はわー、やったよーー! ドラゴン浄化成功ー!」
「るなちーのスイートボイスのおかげなの!」
ドラゴンを表現していた、ステージに投影されている黒い影がゆっくりと傾き、ずずずずずん! ド派手なサウンド・エフェクトとともに倒れ、街には平和が戻ったのでした。
ドラゴンは倒れました。
なんとあの大きな竜の身体を作り上げていたのは、何十人もの人間たち! 解放された彼らはぽかんとして、そのうち歓声を上げました。
「るなちー! いぬみんたちについてきてほしいの!」
街が喜びに包まれる中、いぬみんはるなちーをそんなふうに誘いました。るなちーは、マジカルサムシングを使うことのできる三人目の勇者なのです。
「うん……すごく嬉しい。でもあたしは、この街を守らなきゃ……」
「戦いを終わらせられたら、この街を守ることも終わるんだよー。みんなが平和に暮らせる時が来るってことだよ!」
るなちーの手を取り、微笑むいぬみん。ふたりの手へ、あかりんもふわりと手のひらをかぶせます。
「ぱぱっとあくの魔法使いをやっつけて、街に戻ってくればいいのなの!」
「うん。そうだね! それじゃ、あたしもいっしょに……」
『……そう簡単にゆくかな? 勇者たちよ』
突然のことでした。彼女たちの頭上に、幻影が現れたのです。
『あれは! あいつがあくの魔法使い、なぎさだよ!』
叫んだみみみの声は、ちょっぴり震えています。
見目麗しい少年、なぎさは不敵に笑います。
『魔法王国の中心、<タワー>にて君たちを待つ。相手をしてあげようじゃないか。たどり着くことができれば、だけれどね』
言うだけ言って、なぎさの幻影は笑い声とともに消えてしまいました。
あくの魔法使いが待つ、伝説のオーブに守られし『タワー』。きっと激しい戦いが待ち受けていることでしょう。
勇者たちはなぎさを倒し、魔法王国へ平和を取り戻すことができるでしょうか……!?
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【演劇祭】魔法のアーティスト☆キュートないぬみん
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
6人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年09月12日
参加申し込みの期限
2019年09月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年09月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!