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穴、穴、あなかしこ
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●穴よ、塞がれ!
澪乃 澄佳
は、校庭に出て驚いた。
「ここ、校庭だよね?」
そこら中の穴をよけながら、恐る恐る歩き出す。
「な、なしてこんな所に穴が――(ずぼっ)ふぎゅうっ!?」
「いったあー……い! 何が起きた、の――?」
しりもちをついて辺りを見渡せば、周りは土壁だらけ。割と深い……
(ふへ、え、落ちた? あたし穴に落ちた?)
……なして!? あたしの立ってた近くに穴なんて掘らさってなかったしょや!?
あわあわしながらも、澄佳は自分に言い聞かせる。
「ん、ううん、落ち着こうあたし……! こういう時こそこの時計さ見て心和ませるべさっ」
首から提げた懐中時計の蓋を開けて中を見る。
愛用の懐中時計は高いものではないけれど、進学記念に貰った一番の宝物だ。
すると、体がふわりと浮いた。
「ふへ?」
「おい、大丈夫か?」
台車に脚立を乗せ穴に近づいてきた
八神 修
が覗き込んで言った。
修は脚立を梯子に展開し中に差し入れて登れるようにして、さっきから何人かを助けていた。
「ろっこんを使えるのか。脚立の必要はないかな」
「……え?」
もう一度下を見るとさっきより浮いている。
ロングの髪も、結んだ可愛らしいリボンと共にふわふわと宙に浮かんで。
「な、なしてえー!? う浮いて浮いて、穴の上まで来ちゃったよっ!?」
と、取り敢えずは出れたけど、これが……ろっこんてやつ、かな? なんか変な感じ……。
「それにしても、さっきよりなんだか穴が開いてるけど――」(ぼこっ)
「ふへっ!? え、また穴が開いた!?」(ぼこっ)
「ひっ! なして、どゆこと!?」
「喋らないで。……陥没について話さないほうがいいですよ」
修が言う。先輩と気づき、丁寧な口調になっている。
「こ、これはこのまま浮かんでた方がいいのかな……?」
とりあえずこ、怖いからこのまま浮いて帰れたらって思うんだけど、なあ」
穴をいう言葉を避けながら、澄佳はつぶやいた。
「いったい誰がこんなことしたのかな? 自分もただじゃすまないだろうにー……」
「俺もそれが知りたいです」
御鏡 聖
は、今日も神社で修業するため帰りを急いでいた。
「穴が空いていますね、先生に言ったほうが……きゃっ!?」
急に足元がなくなり、思わず聖は目を閉じた。
「いたたっ、何で穴が……何なんですかもーっ」(ボコッ)
と文句を言いながら目を開けると、1mくらいだった穴はさらに深くなったようだ。
「きゃっ! スカートが……」
めくれてしまったスカートを慌てて直しながら、赤くなって、誰も見てなかったかとキョロキョロする。
「あっ、聖ちゃん~大丈夫?」
そこへ、同じ保健委員の澄佳がやってきた。
「澪乃先輩。先輩は大丈夫だったでしょうか?」
懐中時計を片手に少し地面から浮かんでいた澄佳がふわりと降り立ち、穴から出る聖に手を貸す。
「いきなり落ちてびっくりしたけど、大丈夫よ。聖ちゃんこそ、平気?」
「はい、私もびっくりしましたけど、平気です。……でも、どっ、どうしましょう?」
心配させまいと元気に答えたものの、おろおろする聖。
(空いた穴を放っておくわけにもいきませんし。
えっと、これは神魂の影響でしょうか? お祈りしたら穴が塞がったりしませんか?)
聖は、神社の修業で習ったお祈りをしてみた。
「すごい! 塞がっていくよ!」
感心する澄佳。この穴は、時間経過と共に自然に塞がるのだが……
「お祈りが通じたんでしょうか?」
聖は嬉しそうだ。
「じゃあ早く帰りましょう、それにしても何で穴なんでしょう? ってきゃっ!?」
ボコッ。またもや聖の足元に穴が開いた。
「まっ、またですか~!? 早く帰らないといけないのに」
「聖ちゃん、その言葉言ってはだめだよ……怪我してない?」
その言葉に、聖はふと気づき、辺りを見回す。
向こうのほうから「いたたっ、擦りむいた~」という生徒の声が聞こえた。
「怪我人が出ているみたいです、保健委員として放ってはおけません、傷の手当てをしましょう」
「あ、あたしも行く。聖ちゃん、あ……のつく言葉は言っちゃダメっしょ。陥没って言うんだべさ」
そう言った澄佳の体がふらつく。
「あ、あれ? 浮かんでたせいかバランスがうまく取れないっしょや」
「大丈夫ですか? 気をつけてくださいね」
聖がそっと澄佳を支える。
二人は手を取り合ってケガ人を助けに向かっていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月21日
参加申し込みの期限
2013年08月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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