this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
穴、穴、あなかしこ
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
●なにこの穴ぁ?
ボサボサ髪のメガネ男子、
多喜 勇生
は急いでいた。
「今日は商店街の穴場の工具店でセールの日! 早く行かなきゃ~♪」
そう独り言を呟いた途端、彼は突然足元に開いた2m位の大穴に飲み込まれた。
傍で逆巻天野が、近くの穴を指差して周囲の生徒に聞き込みしていたところだった。
「これ、スキな人とか、潜りたいと言ってた人とか知らない?」
「さあ……?」
しかし結果ははかばかしくないようだ。
天野は一息ついて、隣に開いた大穴を覗き込む。
「……さて、またか。大丈夫かい?」
「いてて、何これぇ?」
勇生はお尻を押えて立ち上がった。
尻もちを付いたが、幸い無事のようだ。
「僕は大丈夫だよ~」
上から聞こえた声に顔をあげ、返事をする。が、何か違和感が。
「……あれ眼鏡が無い?」
落ちた時に外れたらしい。
(もしかして今の人、僕の目を見たかな? 確か同じ猫鳴館の……うわぁ恥ずかしいっ! ここから出たくないよぉっ(恥))
おおらかで真面目な勇生だが、実は釣り目&三白眼で目つきが悪いのを気にしている。
勇生の恥じらいは、感情の昂ぶりとなりろっこんの発動条件を満たすこととなった。
「ってそんな事気にしてる場合じゃねぇ、憧れの電気ドリル(ミニ)が売り切れちまう!
早くここから出るぞぉ!」
辺りを見回し、少し離れた場所に落ちていた眼鏡をケースにしまい、鞄に入れた。
「脱出のときは危ないからな」
穴の壁を蹴って勢いよくジャンプすれば、穴の縁に身を乗り出せそうだ。
そう思った勇生はできるだけ助走をつけジャンプした。
しかし、指先がかかった穴の縁はすぐに崩れ、ずるずると底に逆戻りしてしまう。
「そううまくはいかないか。だが救助が来るまで挑戦するぜ!」
「ちょっと待って。今助ける」
天野は、さっき探検部部室で借りてきたロープに結び目を作っていた。
穴の縁に手をかけた勇生にロープを投げる。
「ありがてえ。後は気合だ!」
そのロープをしっかり掴んで、踏ん張った勇生は無事穴をよじ登ることができた。
登り終えたら、ちょうどろっこんが切れたようだ。
慌てて勇生は眼鏡をかけた。途端に男らしい様子は消え失せる。
「ありがとう、助かったよ~」」
「どういたしまして。なんかさっきと感じが違うね……?」
天野がちょっと目を瞬かせる。
「ある言葉を言うと“凹み”にはまっちゃうようだよ。まあ、時間経過でも直るらしいけど、一応ね。
助けた代わりに、犯人捜し手伝ってくれない?」
天野の言葉に勇生はちょっと考える。
「犯人探しか……僕にはよくわからないや。とりあえず救助の手伝いをすることにするよ。放って置けないし」
セールは次の時に行けばいいか、と勇生は気持ちを切り替えることにした。
頷いて、天野はつぶやく。
「いつ、どこら辺では始まったのかも調査しよう。多分、追っていけば近くにいると思うんだよね」
さっきの穴はいつの間にかかなり浅くなっていた。
頼まれた荷物を置き、ロープを借りる書置きをした刀は、校庭にやってきた。
(あれ? 穴が見つからない? ランダムに空いているんじゃないのか?)
「えっと、あの時は……あー(あ、な)んでおれがって言って……空いた」
足元に開いた穴をとっさによけた刀は、ようやく気づく。
(もしかして穴って言えば良いのか?)
「穴、穴、穴、穴、穴」
連呼するたびに校庭に穴が穿たれる。
「うを!? なんか凄いことになってきた、怖いな」
「何凹み製造してるんだ。御剣も地球の裏目指してるの? それとも覗き?」
この様子にやってきた天野が突っ込む。
「何のことだ。俺は神魂を抜くにはどうすればいいか考えてたんだ。この穴に入れば良いのか?」
刀は穴に飛び込んでいった。
やれやれ、と天野は肩をすくめその場を去った。
「神魂の宿ったモグラでもいるんじゃないかな……」
刀は、穴の真ん中で目を凝らす。
「ん? これは……」
壁に小さな穴があった。まるでモグラが通れそうな……
だが調べてみようと近づくと、それは塞がってしまった。
しばらく探した後、あきらめて地上で人助けをすることにする。
● ● ●
その頃、地球の裏側を目指した真央は。
「ふぉぉー、もう地上が針の穴のようなのだ。おぶっ!?」
三百回くらい言っただろうか。穴はどんどん深くなっていく。
「いてて、これが魔法的な穴、がふっ……なら崩れず生き埋めにならず行ける限り行けちゃうと思うのだ。
地球の裏側までいけるかマントルまでか、どっちでも楽しみなのだ~」
マントルまでたどり着いたら、無事では済まないはずだが。
幸い、マグマが噴出してきたりはしないようだ。
「穴、穴、穴、穴~!」
疲れを知らない真央は叫び続ける。
いったいどこまで行ってしまうのか?
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
穴、穴、あなかしこ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月21日
参加申し込みの期限
2013年08月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!