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「チョーイ オーイ そこ まて」
ベトナムの民族衣装、アオザイを着た少女が取材スタッフを呼び止めた。彼女は
シダ 美穂戸
。
「テレビだろ 見たことある よってけ 店」
そこは先程月詠にお勧めされた店のうちの一つ、
ベトナム雑貨店 チュックマイマン
であった。
チュックマイマン店内では、
緑野 毬藻仔
が待機していた。美穂戸が外に何かを見つけて、突然店を飛び出して行ったので、それを目で追ってみる。
「うん? なんだかテレビ局みたいな人がいるなあ。ああゆうの苦手なんだよなあ……」
こっちに来ませんように、と心の中で祈るが、それは叶わなかった。
「あ、あれ?」
美穂戸が毬藻仔に向かって手を振っている。どうやら取材班を連れて来るようだ。
毬藻仔にそれを伝えるために、美穂戸は走って店まで戻ってくる。
「もこもこー テレビ来た テレビ」
「え? えー、テレビはちょっと……」
チュックマイマンでのアルバイト中は、毬藻仔もアオザイを着ている。テレビが来るということは、その姿を知人に見られるかもしれないということ。それは少し恥ずかしい。
「恥ずかしくない もこもこ アオザイ 似合ってる かわいい」
尚も恥ずかしそうにする毬藻仔に、美穂戸は、
「ほら 笑顔 笑顔」
と言って、くすぐった。
「わ、ちょ、ちょっとシダさん! くすぐったいよ!」
そうこうしているうちに、取材班も店内に入ってくる。
「い、いらっしゃいませー」
美穂戸のくすぐりのおかげで、少しばかり緊張は解けていたが、内心はまだドキドキしている。
それに取材班に付いて二人ほど、見たことのある顔がいた。いつものように笑顔で接客しているつもりだったが、少し引き攣った笑顔になってしまう。
「これ もこもこ お店 手伝ってくれてる シダの親友」
美穂戸は取材班に毬藻仔の紹介をして、今度は店内の商品紹介へと移った。
「お店 ベトナムの なんでも置いてある。みろみろ 安い 全部直輸入。家具 小物 服 靴 なんでもある」
「珍しいものがたくさんありますね」
「アジアンテイストいっぱいなのだ」
このみと真央は、楽しそうに店内を見て回っていた。
商品説明を一通り受けた後、このみは美穂戸に尋ねてみた。
「貴女が着ていらっしゃるのは、アオザイですよね?」
「そうだ アオザイ ベトナム民族衣装」
「いいよね、アオザイ。アオザイを着る女性は美しい。とてもいい」
四々郎がそう言うと、美穂戸は、
「アオザイ 着るか。男用もある 似合ったら 着て帰っていい。サービス」
それは悪いと四々郎もこのみも断ったが、美穂戸はいい、と言った。
「本当は ちゃんと計って作る オーダーメイド。気に入ったら 作りにこい」
サービスで貰っておいて、そんなことを言われてしまっては、大人として買いに来ないわけにはいかない。
またいずれ、四々郎とこのみはこの店を訪れることだろう。
「……いかがですかー?」
一方、ただにこにこしながら黙っているのも辛くなってきた毬藻仔は、いつも来店客に出しているベトナム風サンドイッチ、バインミーをスタッフに勧めた。
「もこもこ 料理上手 バインミー 食え」
最後に旧市街でお好み焼きを食べてから、だいぶ時間が経っていて、ちょうど小腹が空いた頃合いだ。
「あ、よかったらこれもどうぞ」
そう言って、ベトナムコーヒーも差し出した。
「ベトナムコーヒー 練乳たっぷり 甘い ンゴーン」
中には甘さに思わず顔を顰めてしまった者もいたようだが、取材班内の甘党と美穂戸は美味しそうにそれを飲んでいた。
取材班がバインミーとベトナムコーヒーに舌鼓を打っていた時、美穂戸はスタッフに向かってこんなことを言い出した。
「あれ 美少女コーナーみたいの とれ。ふーふーっていうの 見たことある テレビ。審査あるか? 二人セーフか?」
恐らく寝子島コレクションのことを言っているのだろう。
「審査は特に無いんですが……」
二人というのは、美穂戸と毬藻仔のことだろう。
美穂戸は撮影に乗り気なようだが、先程から見ている限りだと毬藻仔はそうでもなさそうだ。むしろ極力カメラから外れようとしている。そんな毬藻仔まで撮影してもいいものかと、スタッフは悩んだ。
「言い忘れてた シダ ベトナム格闘技ボビナム使い。店の裏で 道場もしてる 強いぞ シダ 蹴るの大好き」
美穂戸はぎろりとカメラマンを睨みつけた。
「もう一度聞く 二人セーフか?」
「あ、はい、大丈夫です」
力には簡単に屈するカメラマンであった。
「もこもこ ふーふーっていうの とるぞ」
「えー、恥ずかしいよ……」
「言ったろ 恥ずかしくない もこもこ かわいい。シダも一緒 恥ずかしくない」
ポーズをとってくださいと促され、美穂戸はベトナム格闘技ボビナムの構えを取った。対する毬藻仔は控えめにピースサインを作って、相変わらず恥ずかしそうにしていた。
チュックマイマンへの取材も無事に済み、取材班一行は次の行き先へと向かった。
「帰ったな 楽しかった」
「うー、恥ずかしかったあ。テレビっていきなり来るんだねー」
一気に緊張が解け、毬藻仔は店内の椅子にすとん、と腰をおろした。
そしてスタッフを招き入れ、あげくアオザイ姿を全身ばっちり撮られることになった原因の美穂戸を恨めしそうに見る。
「もこもこ おつかれ」
美穂戸はそんな毬藻仔の頭を笑顔で撫でてあげた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月10日
参加申し込みの期限
2013年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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