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「ようこそ
星ヶ丘ホースクラブ
へ」
取材班を出迎えたのは、
八神 修
。今回のホースクラブでのイベントは彼によって発案、開催されていた。
「今日は来てくださってありがとうございます。俺は今回のイベントの責任者の八神です。乗馬の指導もさせていただきます」
挨拶する修の少し後ろには、修の友人の
霧生 深雪
もいた。馬場にいる馬を眺めている。
「君は?」
四々郎が深雪に声をかけた。
「俺はこのクラブの会員だ」
「へえ、ホースクラブに入ったのには何かきっかけがあったのかい?」
「シュウ……ってこいつのことな、
八神 修
。シュウに誘われた。まさか自分が乗馬することになるとは思わなかったな。だから知識もさっぱり無いし、何から始めりゃいいのかわかんねぇけど、まずは馬に乗れるようになることが今日の目標だな」
「深雪だったらすぐに乗れるようになるさ」
運動が出来る人は、乗馬の上達も早い。運動神経が良い深雪だったらすぐに乗りこなせるようになるだろう。
それに一見すると近寄りがたい雰囲気の深雪だが、根は優しい。それを知っていた修は、馬にもすぐに好かれるだろうと思っていた。
「何故このようなイベントを開いたのですか?」
「馬を持てるのは限られた人だけだし、定期的な乗馬教室も相当に高額です。しかし体験乗馬なら誰でも参加出来るから、馬に親しんで貰い、臆病で頭が良くて優しい馬の魅力を知ってほしいと思い、開いてみました」
修はテレビカメラの前でも、イベントの責任者らしくしっかりとした受け答えをしていた。
「さて話はこれくらいにして、早速体験乗馬を始めましょう。希望があれば、乗馬服も貸し出しますよ」
取材班からは体験乗馬には、真央、四々郎、このみが名乗りでた。全員が乗馬服も着用すると言う。
「逆巻はいいのか?」
「カメラが無かったら乗ってたかもしれないけど……。今日は見学してることにするよ」
修は次に、乗馬服に着替えに行こうとしていた真央に話しかける。
「後木、馬に近付く時に突然大きな音は立てないように。それと突然走らないようにしてくれ。馬を驚かせないようにな」
「了解したのだ」
真央は小声でそう言った。
乗馬体験をする全員が乗馬服に着替え終え、馬場に集まった。
「……なんだか乗馬服っていかにもって感じで恥ずいな。似合ってるかよくわかんねぇし」
「大丈夫、似合ってるよ」
「本当か?」
自分の乗馬服姿を似合っているという修こそ、それがよく似合っている。
俺もシュウぐらい背がでかかったら、かっこよく着こなせるのかな……。
身長が低いのをコンプレックスに思っていた深雪は、背が高くい修を羨んだ。
「さて、全員準備は出来ましたね。馬を扱う時の注意点は、まず馬を驚かせない事。それと馬を信頼する事」
修がそんな話をしていると、馬場中の馬が修に群がった。
「馬がみんな八神くんに集まっていますが……」
「修ちゃんは動物に好かれる体質なのだ。羨ましいのだー」
「こらこら……お前たち、今は離れててくれないか」
修がそう言うと、馬たちは修の愛馬のラファールだけを残して、大人しく下がった。
「すごい、馬と完全に通じ合っている……」
「それじゃあ、まず俺が実演するから見ててください」
修は軽々とラファールに乗った。他の者からは、おお、という声が漏れる。
「乗馬経験があればこんな感じで乗れますよ。今日は俺がサポートにつきますので、ご安心を」
まず修は深雪に乗馬の手解きをした。それを受けた深雪は修の手を借りつつ、あまり苦もなく乗ることが出来た。
背筋を伸ばして目の前を見ると、そこにはいつもとは違った景色が広がっていた。
「おお……」
生き物の上、普段より高いところからの眺め。いつもより開けた視界に、深雪は思わず感嘆の声を漏らした。
「そこからの眺めはどうだ?」
「悪くないな……」
そう言う深雪の表情はとても楽しそうで、修は微笑ましい気持ちになっていた。
全員を馬に乗せた後、修が横について、何度か馬を歩かせる練習をした。深雪と真央はみるみる上達したのだが、30代のこのみと40代の四々郎は少々手こずっていたようだった。
しかし最後には修が横につかなくても、全員でゆっくりと歩けるくらいには上達していた。
乗馬体験が終わったら、次は馬の餌やり。修はスティック状に切った人参を皆に渡す。
「やっぱり馬と言えば人参なんですね」
「普段は別の餌をやっていますが、人参は好きなようですね」
修はラファールに餌を与えながら、そう話した。
「そういや馬って人の感情読み取るって言うよなぁ……馬鹿の語源のくせに頭いいんだな」
深雪はぽつりと呟いた。
「そんなこと言ってると、馬が機嫌損ねるぞ」
そう修に言われて、深雪は馬相手に慌ててフォローする。
「あっ、勘違いすんなよ、今のは別にお前を馬鹿にしたわけじゃないからな……!」
馬にはそれがわかっていたのか、特に荒らげることもなく、大人しく人参を食べていた。
最後は、乗馬服のまま馬と一緒に記念撮影だ。
「じゃあ撮るぞ」
まず修が一人ずつ撮影していく。それから全員を集めて、集合写真を撮ろうとした。
「八神も入りなよ」
天野はそこで修にそう促し、
「せっかくですから逆巻くんも入ってください、俺が撮りますから」
スタッフは天野にそう言った。天野ははじめ断ろうとしたのだが、
「天野ちゃんもおいでおいでなのだ」
そういう真央に引っ張られて撮影される側になった。
これで体験乗馬は終わりという時、最後に修は蹄鉄を一つ取り出して言った。
「カップルの参加者には、幸せを呼ぶと言われる幸運の蹄鉄をプレゼントしてますよ」
「いいなあ、真央ちゃんもそれ欲しいのだ!」
真央がそう言うと、修は笑って、
「まずは恋人を作らないとな」
と断った。しかし真央は諦めない。
「恋人ならここにいるのだ! にゃにゃにゃがおー!」
真央はろっこん【にゃにゃにゃがおー!】を発動させた。幸いカメラは馬の撮影をしていたので、ろっこんは無事に発動、三毛猫のがおーを召喚した。
「行くのだ、がおー!」
一人だけならともかく、真央とがおーの一人と一匹がかりで来られてしまっては、避けることは難しい。真央は修から蹄鉄を強奪した。
蹄鉄を奪われてしまった修は、仕方ないな、と苦笑する。
真央は蹄鉄をがおーにぺたぺたと触らせた後、修にそれを差し出した。
「はい、これ修ちゃんにプレゼントなのだ」
「……俺に?」
「今日はお疲れさまだったのだ。三毛猫で幸運度UPなのだ。このクラブのじゃなくて、修ちゃん用の幸運なのだ」
「……ありがとうな、後木」
取材が終わった後の帰り際、修は真央とすれ違った時に蹄鉄を一つ、ポケットに入れてやった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月10日
参加申し込みの期限
2013年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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