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あなたのヒーロー教えて下さい! ヒーローインタビュー
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【ヒーローズ・ノート】
その日、
葉月 朱真
は自宅から「TV取材の申し込みが来ている」と連絡を受け、首を傾げつつ帰った。
自宅庭のテラスには寝子島高校の制服を来た女子生徒と、番組スタッフらしき撮影機材を持った人たち、そしてシベリアンハスキーが一匹いた。
「お嬢様、こちら『あなたのヒーロー教えて下さい! ヒーローインタビュー』番組スタッフの皆様です。何でも、あちらの寝子校生の女性が、お嬢様のノートに助けられたとかで、お礼を言いたいと。スタッフの皆様はその模様を取材したいとご希望です」
「ノート? あぁ、あれか」
メイドの言葉に記憶が蘇る。寝子校生だったころ、勉強が苦手だった友人のために、解説用のノートを作成した事があったのだ。
「あ、あの!
葉月 朱真
先輩でいらっしゃいますか? 私、先輩のノートのコピーを頂いたお陰で成績UPはもちろん、部活でも大会に出られたし……片思いをしてた人にも思いを告げることが出来たんです。本当にありがとうございました!」
「な、何だって?」
朱真は後輩の言葉に面食らった。ノートのコピーで成績が上がるのは理解できる。だが、部活や恋愛までうまくいったというのは……いくらなんでも無いだろう、と。
「私のノートが力になれたというなら嬉しい。だがそれは、あなたの努力が実を結んだのではないか? 望みを叶えたのは他でもない、あなた自身だよ」
「そ、そうでしょうか」
「勿論ノートの内容には自信があるが、身につけられるかは個々人の問題だ。勉学に励み、大会に出るため練習を積んで、告白しようと勇気を振り絞ったのはあなただろう? 大丈夫だ、もっと自分を誇りに思っていい」
「は、はいっ……ありがとうございます、葉月先輩」
後輩の涙を拭いてから、朱真は番組スタッフに声をかける。
「大変申し訳ないが、取材には応じられない。理由は、ノートの事は秘密にしておいた方が良いと思うからだ」
「それは……なぜ、ですか?」
犬連れの青年が、不思議そうに問うてくる。
「百歩譲って、私が作ったノートやそのコピーに何らかの効果があったとしよう。だが、誰にでも『御利益』があるなどと期待されては困るんだ。従って、制作者が私だという事も含めて、情報は公にしないで欲しい。
コピーの存在を秘匿したいと考えている後輩もいるだろうからな」
「……そう、ですよね。『入手すれば成績UP間違いなし! 伝説のノートのコピー!』なんて、先生に煙たがられそうですし。……承りました。今回の『伝説のノート』の情報に関しましては、こちらで責任を持って破棄いたします」
スタッフ一同がぺこり、と頭を下げたところで、わんわん! と犬が吠えて青年にじゃれついた。
「ごめんごめん。今までよく待っていられたな、えらいぞ」
彼は犬の頭をなでて、言葉を続けた。
「葉月さん、よろしければこの子――ユキと少しだけ、遊んでもらえませんか?」
ロープのおもちゃをくわえて尻尾を振り、じっと朱真を待っているユキを見て、思わずぷっ、と吹き出してしまった。
「しょうがないな。私の遊びは激しいぞ。……それ!」
朱真は、ユキと知謀の限りを尽くした『とってこい』遊びを楽しんだのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月17日
参加申し込みの期限
2019年08月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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