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あなたのヒーロー教えて下さい! ヒーローインタビュー
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【ヒーローはあなたの中に・2】
風雲児 轟
にインタビューした数日後。
天川春太郎は再び寝子島を訪れていた。彼が推薦したとおぼしき人物から、番組へと手紙が届いたからだ。
「初めまして、僕は天川春太郎です。こっちは相棒のユキ。お手紙をありがとう。君が
白石 龍樹
くんだね?」
「は、はい!」
緊張をしているようだったので、少しユキと遊んでもらってから、喫茶店のテラス席に移る。
「じゃあ早速、君のヒーローについて教えてくれるかい?」
「お、おう。名前は知らないんだけど、ヒーローは本当にいたんだ!」
「本当に……と言うことは、君はヒーローなんていない、って思っていたのかい?」
春太郎がそう問うと、龍樹はキラキラした目をすこし伏せて、言葉を続けた。
「そりゃあ俺だって、昔はヒーロー番組が好きだったし、いつかヒーローになりたいと思ってたさ」
そんな折、彼は聞いてしまったのだそうだ。小さな子たちの『ヒーローごっこ』を見た6年生が「あんなのお話の中だけの、嘘っぱちなのにさ」と言い捨てるのを。
「それから、あれは現実じゃないんだって分かって、なんかつまんなくなっちゃったんだ」
「そっか」
春太郎はなんと言えばいいのか分からなかった。特撮ヒーロー番組の制作スタッフに友人もいるし、子供達の笑顔のために、熱心に番組を作っていることを知ってはいる。
でもきっと、彼にとってはそういう問題では無いのだ。
「だけど君は……おばあさんを助けようとしたんだろう? それはすごい事だと思うよ」
「ま、まぁな! あの人だって、俺のことをほめてくれたんだぜ」
瞳に輝きを取り戻した龍樹は、コーラを一口飲み、得意げに話し出した。
「ちょっと面倒くさいなって思ってた俺と、ばあちゃんの間に入って話をつないでくれたんだ、あの人は。友達だって、結局みんなで荷物持って、ばあちゃんを家まで送れたし」
龍樹は足下のユキに言葉をかける。
「ユキ、その時あの人が何て言ったと思う? 『困っている人に手を差し伸べる。それこそがヒーローだと思うんだ。こんなにたくさんヒーローがいるなんて、寝子島は安心だな』だってさ!」
龍樹に顎の下をなでられ、ユキはくぅんと鳴いて尻尾を振った。
「どうだ? これが俺のヒーローさ。しちょうりつ取れそうか?」
「ふふ、心配してくれてありがとう。そんな優しい白石君に、僕らから贈り物があるんだ」
春太郎がスマホで会話すると、しばらくしてスタッフと共に一人の少年が歩いてきた。
「あっ! 俺のヒーロー!」
歩いてきた少年――
風雲児 轟
は龍樹の声に『えっ? 俺?』と自分を指さし、不思議そうに首を傾げた。
「また会ったね、寝子島のヒーロー……君もインタビューを受けていたのかい?」
「そ、そうだよ……手紙を送ったら、取材が来てさ」
憧れのヒーローを前に、龍樹は少し気恥ずかしそうだ。
「
白石 龍樹
さん。ヒーローに再会できたお気持ちを、カメラに向かってお願いできますか?」
しかし、春太郎が声をかけると、フフンと得意げに胸を張った。
「ったく、しょうがねぇな。えーと、おほん! 俺は
白石 龍樹
です! 俺のヒーロー、あの時は一緒にばあちゃんを助けてくれてありがとうございました!」
そこですかさず、マイクを轟に向ける。
「風雲児さん、あなたもヒーローに再会できたお気持ちを伺えますか?」
「えっ? あ、いやその……何だか恥ずかしいな。俺は
風雲児 轟
です。こちらこそ、あの時はお世話になりました、寝子島のヒーローさん」
轟が差し出した手を龍樹がとり、二人は固い握手を交わしたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月17日
参加申し込みの期限
2019年08月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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