this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【体育祭2nd】学科対抗リレー~あなたはどうしてロミオなの~
<< もどる
1
2
3
4
5
…
22
つぎへ >>
障害物その1『ジュリエットを救え!』は、障害物競争の序盤らしい内容だ。
ジュリエットは20メートル先の檻の中に囚われており、目隠しをしたロミオがジュリエットの指示を頼りに、コース内のドラム缶を避けながら合流を目指すというもの。
後半に控える障害物も困難だが、合流パートでもあるこの場面をクリアできなければ話にならないと、特訓することにしたのは、普通科の
佐藤 英二
と
野々 ののこ
だ。
「ばっひゅーんってクリアして、普通科が1位になろうね!」
「もちろんだよ。野々さん、練習に付き合ってくれてありがとう」
部活動の邪魔にならない運動場の隅に、障害物に見立てたペットボトルを何本か並べる。まずは目隠しをしないで、のの子の指示と実際の障害物の位置に違いがあるのか、確認してみることにしたのだが――。
「みぎっ! もうちょっとみ……じゃなかった左! ええーっと、ひだ……行き過ぎ!」
向かい合わせで走るので、左右は逆転してしまう。英二に合わせて指示をしようとすればのの子は混乱するし、のの子に合わせようと思っても英二が混乱する。どうしても、把握にワンテンポ遅れてしまうのだ。
「うーん……実際は目隠しをしてるわけだし、もう少しスピードを落としてみる?」
「それだと、リレーになんないよ~」
むぅ、と口先を尖らせるのの子は、どうにも猛スピードで障害物をクリアすることをお望みのようだ。
「まずは、野々さんの指示が聞き取れるようにならないと。障害物にぶつかってばかりだと、先に進めないしね」
「それは困る!」
英二の言わんとする作戦を理解したのの子は、スピードが多少の犠牲で済むように、特訓に熱を入れるのだった。
またある日の昼休み。
バスケ部の打ち合わせがあって廊下を忙しく走る体育科の
羽生 碧南
を見かけ、
浅井 幸太
は冗談めかして軽く拳を上げた。
「こらぁ! 廊下は走っちゃダメだろう?」
「ごめんなさい、急いでて……」
「ははっ、知ってるぞ。バスケ部で忙しいのに、積極的に競技に参加してくれたんだよな。関心関心!」
放課後はなかなか捕まらないからな、と差し出されたプリントを受け取り、碧南は先日エントリーした学科対抗リレーの内容を軽くさらうように確認した。
「ごめんね、先生。練習時間がとれなくて、ぶっつけ本番になっちゃいそう。じゃあ、私行くねっ!」
「あ、おい羽生! ……本当に、俺がジュリエットなのか確認しようと思ったんだが」
こうも忙しそうでは、時間を奪うのも申し訳ない。幸太はスポーツに打ち込む碧南に感銘を受け、今日の陸上部のメニューを増やそうと、放課後を楽しみにした。
普通科の
恵御納 夏朝
は、昼休みの購買戦争をくぐり抜け、やっとの思いでパンを手にしていた。
学科対抗リレーにはパン食い競争があると知り、どんなパンがあるのか偵察もかねて昼食を買いにきたのだ。
(寝子島パン、サンマさんパン……それから、ええと……)
障害物その2『ジュリエットにお食事を!』では、ハズレの入ったパン食い競走のようなので、ペアの
犬杜 初
が迷った時に助言できればと思ったのだが、勢いに乗せられて買いすぎたかもしれない。
食べきれない分は、また放課後に味見をするとして。
「ハズレはわさびが入っているみたいだけど……普段の辛いものって、どれくらい辛いんだろう?」
興味本位でもあり、初に避けるべきだと警告するためでもあり。まずはパンの形状をしっかり覚えて、半分に割って辛口焼きカレーパンに口をつけた。
「…………っ!」
「あれ、夏朝だ。こんなところで、どーしたの?」
「ゴホッ! パン食い競走の……偵察に」
「食べるのはういの役だよ? じゃあ、半分もらっちゃうね」
「あ、待って、それは……!」
「……っ!?」
辛口というか、激辛というか。スパイシーな香りが食欲をそそると思う間もなくやってきた刺激に、初はヒリヒリとする口内へ、たまたま持っていたいちごみるくを流し込んだ。
「そうならないように、パンの形を覚えたくて……」
「ならさ、絶対避けるハズレパンより、当たりパンを覚えたら良かったんじゃない?」
「――そっ、そうかも!」
凝り性な夏朝は、ついつい全ての情報を集めようとしていたが、初めからそうすればよかった。
初の発案に救われながら、二人は仲良くパンを分け合った。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
22
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【体育祭2nd】学科対抗リレー~あなたはどうしてロミオなの~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月25日
参加申し込みの期限
2019年08月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!