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暴け! 大人だけのヒミツの暗号
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龍樹とコトコは大人たちの聞き込みへ、瀬莉は情報を求めて推理小説の棚へと向かい、少年探偵団は手分けをして暗号の解読をすることにした。
「あのおねーたん、あいしゅがのってうじゅーちゅれす!」
子供たちにバレないように、交流ノートの最後のページに隠されていたメニュー表と思しき暗号を解読していた武道は、コトコの声にふと閃いた。
「アイスジュース……? クリームソーダ……違うな、こ、ひ、ふろ、と…………69は伸ばし棒か!」
しぃっ、と唇に指を当てる彰尋に、うっかり考え事が口から漏れていたのかと、武道は面目無さそうに頭を掻く。
「いやぁ、記号が煮詰まってたから、つい。でも、これでスッキリだよ☆」
「確かに、記号はちょっと難しいかな。謎解きで、かな文字をこれに置き換えた暗号は見かけるけど……」
「だよなー……かな文字の法則はわかったんだけど、それ意外に法則はあるのかもわかんないし」
「まあ、いつもと違うメニューがあることは間違い無さそうだね」
メニュー表と似たデザインの―153251210422―。
いくつかは通常メニューと同じ名前が並び、時折―3283210469 45693345―や、―25696269 63956945―といった隠しメニュー、それから―21124504233281 2404034412―と書かれた特別メニューがあるらしいことに気づいたのは、この数字が仮名文字だと解読した者だけではない。
「うまそう……」
聞き込みをしていた龍樹は、任務を忘れて悔しそうに大人たちのテーブルを眺めている。なぜだか、大人のテーブルにある物は通常のメニュー表には無い物で、一生懸命通常のメニュー表を傾けたり光に透かしたりしてみた。
「こんなの、どこにも書いてないぞ! 一体何を食べてんだ?」
「おかしいねぇ、取り扱ってるメニューは全部書いてあるはずだよ?」
子供たちが暗号を解いたときの準備を始めようと、何やら探しものをしている文也は相変わらずのらりくらりと答える。
「ま、まさか……サイバーテロの集団と思わせといて、実は子供におやつを見せびらかして食べることを生きがいにしているのか!? なんて悪党だ!」
その推理が正しければ、悪には違いないが悪党の度合いが違うというか、本音と建前の使い方を間違えている残念な悪党と言うか……もし、そんなハートフルな
悪の秘密結社
があるのなら教えてもらいたいものだ。
隠しメニューを食べる大人たちは笑いを堪えるために咽るような咳払いをし、いつもなら軽々と嘘を付く文也もまさかの発想にすぐの切り返しが思い浮かばない。
「ひろいれす! わるいおとなれす!」
龍樹の隣についてまわっていたコトコは、―153251210422―を振り回しながら一緒に怒っている。
この調子では、おやつ時までに子供たちが暗号を解読するのは難しいのかもしれない。文也は暫し考え、サラサラと手元のメモ用紙に走り書きをした。
「おやおや。苦戦しているのであれば、心優しい悪の秘密結社の小生がヒントを提示してあげよう」
メモを指で挟みニヤリと笑う様は、子供たちでも安易に手を伸ばしてはいけないことを感じとった。
本を探していた瀬莉も、本棚の隙間からそっと文也の様子を伺い、悪の秘密結社としての真の姿はなんなのかと緊張した面持ちで続きを待つ。
「でもいいのかい? この暗号の秘密を知ってしまったら、大変なことが起きるよ」
一層笑みを濃くして語る文也が悪魔に見えたのか、天使に見えたのか。子供たちはゴクリと唾を飲み込んで、顔を見合わせる。
意を決して、龍樹が前に出た。
「少年探偵団は、そんなおどしにまけないぜ! そうだろ? ムテン!!」
その呼びかけに呼応するようにムテンの目が光り、スマホアプリとリンクする。
起動したムテンは、ただ握られっぱなしの玩具ではない。店内を走り、椅子や本棚を使って器用にジャンプし――文也からヒントが書かれたメモを奪い取った。
「おっと……やれやれ、お店の中を壊さないでおくれよ」
悪の秘密結社も楽ではない。文也はパワフルな探偵から目を離せなくなってしまった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月13日
参加申し込みの期限
2019年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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