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\ オーバータイム!/
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今週末までは、午前中が終われば下校時間となる。
それがいいことなのか悪いことなのかはわからない。
授業が短いのは楽だ。
でもそれは
詠 寛美
のことを、学校という囲いが守っていられる時間が短いということでもある。
青い空に白い雲、まだまだ夏の余波が残る空。
夏休み前のように寝子高の屋上で、
市橋 誉
の作った弁当を食べながら寛美は言った。
「昼から? 図書委員会だよ、たまにはマジメに出ておかねーとな……」
いつものことだがよく食べる。コロッケもウマイウマイと言って頬張るし、サラダもフライも煮付けもやはりりウマイウマイだ。これだけ喜んで食べてもらえると作りがいがあるというもの。とりあえず寛美に、好き嫌いはほとんどないようだ。
いや嘘じゃねえって、と寛美は唇を尖らせる。本当に委員会に出るつもりらしい。
「信用してないわけじゃないんだ。でも」
「これ以上さ、俺が市橋になに嘘つくってんだよ?」
そう言われてしまうと、誉もこれ以上問いただすわけにはいかなかった。
俺には嘘はつかない、ってことか――。
その言葉は嬉しくもある。こうしてまた、寛美のいる九月を送ることができているのもこの上ない喜びだ。
「わかった。じゃあ……なにかあったら連絡してくれ」
「知ってるだろ? 俺ケータイ嫌いだから持ってねーんだ、家電(イエデン)もねーしな。ま、なんとかすっから」
寛美はごく簡単にそんなことを言う。実家から電話がかかってくること、それ自体を恐れてそうしているのだろうが。
「それよりも市橋だ」
タッパーの蓋を閉めて寛美が言った。
「俺?」
「わかってるだろ」
もう笑っていない。
「……ああ」
寛美を連れ戻そうとしている父親が、寛美自身ではなくその周辺の人間を傷つけようとしている、という話だった。
「俺はどっちかというと、市橋のほうが心配だよ」
「俺のこと心配してくれるのか?」
当たり前(めぇ)だろ、と寛美は眉をつり上げた。
「こうなっちまった以上、俺とお前は運命共同体だ!」
「運命共同体か。それはそれで嬉しい響きだな」
嬉しいのは本当だ。寛美が素直に、心配してると認めてくれたことも。
だが、
「笑い事じゃねーぞ」
と寛美は眉を曇らせる。
「あいつならマジでやりかねないからな……」
「なにかあったら、詠の家に知らせに行く」
もう寛美のアパートの住所は知っている。一度は転校しかけた寛美だったが、すべてをキャンセルして元の住所に残っているのだ。
「とにかくヤバそうなら逃げろよ。絶対だからな。俺、市橋になにかあったら……」
そんな顔をする寛美はとても愛らしかった。それはそれで不謹慎きわまりないかもしれない、でも、誉はそう思わずにいられない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月09日
参加申し込みの期限
2019年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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