this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ふしぎ超特急『七ッ星』、しゅっぱつしんこー!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
31
つぎへ >>
★到着したのは……剣と魔法の世界!
「わあっ!」
「星幽塔に似てるけど、星幽塔とは違う景色なの!!」
歓声を上げたのはトワとステラ。
眼下に広がるのは一つの街をすっぽり覆いつくす巨大樹と、その根元に広がる中世風の石造りの城下町。
空は青々とし、雲はまるで綿菓子のように優雅に空を漂っている。
季節は、春か初夏といったところか。
瑞々しい緑の香りが鼻腔を擽り、森の中を白く輝く鳥たちが羽ばたいているのが見て取れた。
「なるほど。不条理で不平等で理不尽な世界の真理をたった今完全に理解した」
樹は、ふむ、と顎を摩った。
「ふしぎ超特急『
漆青竜の力を継承するエトワイル
』は、様々な業を背負いし者達の集落に立ち寄り、己が鍛えた技のあまりの破壊力に戦慄しながら聖戦(ジハード)をしていくものであるのだな!」
「ワケ分かんないこと口走るなー!」
スパコーン! と光のハリセンが炸裂する!
「そもそも、この列車の名前は『七ッ星』で、『漆青竜の力を継承するエトワイル』とかいう長ったらしい名前じゃないからね! あと、聖戦(ジハード)とかもしないから!」
「なん……だと!?」
左目を押さえる幼馴染に、光は、ふー、とため息。
慣れたとはいえ、厨二な幼馴染と会話するのは骨が折れる。
そうこうするうち、ふしぎ超特急『漆青竜の力を継承するエトワイル』――ではなく『七ッ星』は、ゆっくりと下降し、街から少し離れた広場に停車した。
案内役のミラの声がスピーカーから響いてくる。
「皆さま、ご乗車ありがとうございます! 『剣と魔法の世界』に到着しました。当列車はここでしばしの休憩をいただきますわ。乗客の皆様におかれましては、どうぞ自由に列車の外を散策くださいませ!」
列車の扉がひとりでに開く。
乗客たちは、驚きと感激の声を上げながら緑の広場に降り立った。
何事か、と城下町のほうから集まってきたのは、甲冑やローブに身を包んだ地元の冒険者たちである。地元、というのが適切な言葉か分からないが、この世界に住まい、この世界の理に通じているのは間違いない。
「君たち、後ろ!」
そう叫んで剣を振りかぶったのは、いかにもレベル1勇者風の少年。
「What? 後ろデス?」
トワが振り向くと、ゼリー状の水色の物体がぷっるんぷるんと体を震わせているではないか!
つぶらな黒い瞳。透き通った身体。
丸いゴム風船の中に入った羊羹みたいに突いたら弾けそう。――且つ、美味しそう!
トワは、思わずキューンとなって叫ぶ!
「カ・ワ・イ・イ!」
その瞬間!
ズシャーッ!
レベル1勇者少年が、トワに近づいたスライムに切りかかり、真っ二つにした!
「大丈夫かい?」
「Oh, no! トワは大丈夫デスけど、スライムちゃんが大丈夫じゃないですー!」
スライムに駆け寄るトワ。しかしスライムははじけ飛ぶように消えて、代わりに空中にチャリンと飛び出したのは金色のコイン。
「え、ええっ!?」
トワがビックリ仰天していると、レベル1勇者少年はさも当然とばかりにコインを拾う。
「モンスターは、倒すものだろ?」
成程、と楓はこの世界の常識のひとつを把握した。
(モンスターは倒すと消えて、代わりにコインが残る、か)
するとそのとき、勇者少年は、急に顔を青ざめさせて空の方を指さした。
巨大な世界樹のてっぺんから、黒っぽい影が翼を羽ばたかせてこちらへと向かってくる。
「鳥か?」
「飛行機か?」
「いや!
ドラゴン
だー!」
レベル1勇者少年と仲間と思しき冒険者たちは、突然の最強レベルモンスターの襲来に右往左往し、まるで蜘蛛の子を散らすように、城門の中へと退散していった。
しかしこちとら、神魂やら異変やらで、まあまあ百戦錬磨の強者ども!
寝子島ではついぞお目にかかれない竜の襲来を、樹なぞ仁王立ちでお出迎えする。
「うむ! あれぞまさに、漆青竜ではないか!」
「竜の名前とかどうでもいいしー!」
スパコーンといい音を立てる光のハリセン。
急降下してきた漆青竜の青みを帯びて輝く漆黒色の鱗は、恐ろしくも高貴な存在であることを感じさせる。
ドラゴンに明らかな戦意は感じられなかった。
だから、一瞬立ちすくんだ。
刹那、ドラゴンは、驚きに目を見開いて見上げていたトワをひょいっと口に加えて舞い上がる!
「トワ!」
宙に浮かび上がって追いかける星幽塔の精霊ステラ。
トワは手足をばたつかせて叫ぶ。
「Wonderful! お空を飛んでるのですー……じゃなくて、help me!」
「まったく!」
楓は肩を竦めた。
楓は得意のワイヤー付きナイフをホルダーから抜き取ると、黄色い車体にワイヤーを引っ掛け、勢いをつけて跳躍! 宙返りして列車の屋根へと着地する。
トワのピンチに、なぎさとユチェンも臨戦態勢だ。
「百戦錬磨は言いすぎかもしれないけど。攫われたトワちゃんのためにボクもひと肌脱ぐよ」
「ああ! こんなところで旅を終わりになんか、しない!」
<< もどる
1
2
3
4
5
…
31
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ふしぎ超特急『七ッ星』、しゅっぱつしんこー!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
笈地 行
桂木京介
KAN
黒羽カラス
墨谷幽
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
グリーンシナリオ(0)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
57人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月22日
参加申し込みの期限
2019年06月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!