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\ オーバータイム!/
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旧市街の公園で四人を降ろしたタクシーは、「実車」表示のまま走り去った。心の提案で、追っ手を撒くため、寝子島を一周してもらうことにしたのだ。無論、その分の料金は払ってある。出したのはソフィだが。
「大丈夫?」
ベンチでぐったりするソフィに、美野梨は心配そうに声をかけた。
「ええ……」
ソフィは掠れた声で答えたが、心はあまり心配していなかった。もうそろそろ、効果は切れるはずだ。ということは、あの男――SPだと思う――も動ける頃合いである。一所にじっとしているのは、得策とは思えなかった。
「何してるの? ハンカチを水で濡らすなり、してきたら?」
心に睨まれ、巧は慌てて水飲み場へ走る。ポケットから洗い立てのハンカチを取り出したところで、声をかけられた。
「東門くん?」
振り返った巧の目に映ったのは、黒のタンクトップに青のシャツ、足元はノーダメージのジーンズにスニーカー姿の
椎井 莉鳥
であった。
「し、椎井さん……!!」
言うなり、巧は莉鳥の両手をぎゅうっと握った。他人とそういう接触を好まない巧だけに、莉鳥は驚いた。野球帽の下の目が、真ん丸になる。
「ど、どうしたの?」
「じ、実はね」
見ず知らずの女の子と猫巡りの観光に付き合っていること、わけの分からない男たちに追われたこと、そして、
「何やってるの?」
心に呼ばれて、巧はハンカチを水で濡らすと、すっ飛んでいった。走りながら、ハンカチを絞る。
「……なるほど」
面識のない少女たちに囲まれ、死にそうな目に遭っていると。そんな時に顔見知りの莉鳥に会ったため、つい手を握ってしまったのだという。巧にしてみれば、ハグに等しい行為だった。
「猫スポットを探しているんですって?」
巧の後ろから話しかけると、ソフィを庇うようにして心が間に立った。
「椎井さん?」
ソフィの顔を拭っていた美野梨が、ほっとした顔つきで呼びかけてきた。去年、二人は同じクラスだったのである。今年は二組と一組ということもあり、度々顔を合わせている。
「そうなの、それで案内して回っているのよ」
「でも、猫スポットと言っても、寝子島は島そのものが猫スポットだし──」
言った傍から、近くを猫の親子が通り過ぎて行く。
可愛い、とソフィが微笑む。
「魚市場には行ったの。後は、ここと寝子島神社かな、って」
「あまり長くはここにいない方がいいと思いますけど」
と、心。
「でも、公園は外せないし……」
「それなら、海浜公園はどう?」
追われているというなら、心の言う通り、ここを離れた方がいいだろう。シーサイドタウンの寝子ヶ浜海浜公園ならば、距離がある。適所だと莉鳥は思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月19日
参加申し込みの期限
2019年06月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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