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東門 巧
は、硬直していた。
美少女に手を握られ、にっこり微笑まれ、名前を尋ねられている。
傍から見れば羨ましいことこの上ない状況だが、巧の毛穴という毛穴からは汗が吹き出し、心臓も早鐘の如く打っている。
――誰か、助けて!
巧は悲鳴を上げそうになっていた。
その、心の声を聞きつけたのかどうか分からないが。
「どうしたの?」
声をかけたのは、
神野 美野梨
であった。巧と同じ普通科の二年生だが、クラスが違うため面識はない。
――また知らない人っ!!
巧の心臓が跳ね上がる。
「こんにちは」
白いワンピースを着た少女は、美野梨にも笑顔を向けた。そして、
「はじめまして。わたしは
ソフィ
といいます。この島に猫を見に来ました」
「猫が見たい?」
美野梨の眼鏡が、キラリと光った――ように見えた。
「それなら任せて。『ねこみゅ』所属の私が案内するわ」
「ねこ……にゅ?」
「ねこみゅ。猫好きのコミュニティよ」
「まあ。なんて素晴らしい!」
ソフィは胸の前で両手を合わせた。感動しているらしい。
「あ。それじゃ、僕はこの辺で」
ようやく右手が自由になったので、巧はそそくさと離れようとした。
「どちらへ?」
無邪気な問いが、その背にかかる。
「い、いや……お昼ご飯をですね……」
「だったら、魚市場なら新鮮な魚料理が食べられるわよ」
「魚市場?」
と、ソフィ。
「そう。猫スポットは色々あるけど、魚市場は外せないからね……」
「なるほど。古今東西、港町と猫には深い繋がりがありますからね」
「その通り!」
わが意を得たりとばかりに美野梨は頷いた。
「まずは魚市場!――というわけで、ええとあなた」
「と、東門巧です」
「私は神野美野梨。よろしくね。お腹空いてる? まだ、もつかしら?」
「ちょっと空いてる……けど、大丈夫です」
「だったら、魚市場で海鮮丼食べましょう!」
「いいですね!」
巧よりもむしろ、ソフィの方がすっかりその気である。
「いやでも、僕、必要なくないですか?」
美野梨がいれば、案内役は十分だろう。何より巧は、寝子島の地理について、未だにさっぱりなのだ。
「あら。でもせっかく、お友達になったのですから」
ソフィが微笑む。
友達? と巧は目を丸くした。友達も何も、お互い名乗りあっただけの関係である。……そのはずだ。
そう思ったが、巧は口にしなかった。いや、出来なかった。
魚市場行きのバスを待ちながら、美野梨はふと眉を寄せた。ソフィの横顔に見覚えがあったのだ。いつどこで見たのか、思い出せなかったが。
それが引っかかって、どうにも気分がすっきりしない美野梨であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月19日
参加申し込みの期限
2019年06月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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