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たとえるならば波に砕けた断崖。厳(いわお)のような肉体。
しかしそれは遠目に見た印象でしかない。近くで見れば厳の存在感に加えて、虎を思わせるしなやかさと剽悍さを兼ね備えた体だとわかろう。
動かざること山の如しというが、彼の場合は動く山。
伊織 源一
、十八歳。
最近の源一は日中、寝子島高校の図書室に籠もっている。
ほとんど無人の一角だ。物音といえば頁を繰り鉛筆を滑らせる音と冷房の駆動音のみ。
この時期、図書委員にはさしたる業務はないものの、源一は委員のひとりとして自主的に手伝いを申し出、その作業のかたわら自学に励んでいた。
高校三年生の夏といえば進学組にとっては重要な時期であろうが、幸か不幸か寝子島高校にそういう張りつめた雰囲気はあまりない。だから絶好の自習環境であるこの図書館も、まるで平日午前中の映画館、限りなく貸し切りに近い閑古鳥という始末であった。
それはそれでいい。誰も彼もが受験勉強に血眼である必要はないだろう。
しかし源一には高い目標がある。彼の現在の成績からすれば、ワンランク上となる国立大学医学部への進学、その達成のために、ひいては医師という卒業後の目標のために、源一は渾身で勉学に励んでいるのだ。
閉館時間がきた。
黙って源一は立ち上がる。勉学の道具はすでにショルダーバッグの中だ。
静かに息を吸い、やはり静かに吐く。
今日も根を詰めた。頭をかたむければ知識が耳からこぼれ落ちそうな気がするほどだ。
椅子の背にかけたジャージを手にする。
最近新調したものだ。使い込みけば立ったジャージとは手触りが違う。
その滑らかさを楽しみながら着る。ジッパーを上げる。
少し考えて暑いかと思ったが、前は開けないでおく。暑くなったらそのときだ。
「それでは失礼します」
黙って出てもいいはずだが、図書委員のけじめとして司書に一礼すると、バッグを背負って源一は図書室から出た。
逸(はや)る気持ちはあるが校内は静かに歩く。
校門から出たら早足に切り替える。沈みゆく日輪と競いあうようにして。
体を動かしたい。筋肉を痛めつけたい。
早く行こう。
目的地は九夜山外れ、源一が、子供の頃から使っている秘密の稽古場だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月27日
参加申し込みの期限
2019年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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