this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
shine a light
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
…
28
つぎへ >>
あかね色に染まる空。
海の色もまた、おなじ色に変わっていく。
引き潮も満ち潮も同じだ。ワインのような。
こうして陽は沈むのだ。明日になればまた、昇るのだろうけど。
けれども一日一日はすぎていく。着実に。とどめることはできない。
野々原 ユウは膝を抱え、夕方の海を見つめている。
たまたま通りかかってその背に気がついて、たちまち危機感を抱く姿があった。
ユウくんどうしたの……まさか、入水自殺なんてしないよね?
それだけはやめてほしい!
鬼河内 萌
は矢も盾もたまらず駆け出していた。
「自殺はダメーーーーーーー!」
無防備な相手の背中に、ロケットみたいなジャンピングボディアタック! 別名非常に危険なタックルだ! それ別名か!?
もちろんドカとかグシャとかアッハーンとかそんな惨状が砂浜に展開された。
もうもうたる砂煙、けほけほと咽せながらユウは声を上げる。
「なんだ? 自殺!? なんの話だよオイ!? ていうかおめー鬼河内か!?」
「ユウくんが自殺するかと思って止めに来たんだよう~」
「自殺!? なんで俺が!?」
「それは良かったよう~」
「……つーか、自殺を止めようとしてタックルするやつがあるかいっ!」
プロレスの複関節技が決まったようにもつれあったまま、ユウはじたばたと逃れようとする。しかしどういうことになったのか、ふたりの絡み合いはますます強固になるのだった。
「いやーん、夕焼けのビーチで組んずほぐれつ……アッハーン」
「アッハーンて、なにいきなり!?」
ユウはまさしく砂まみれ、髪もじゃりじゃりという状態、しかしこればかりは聞き捨てならんと思っているようだ。
すかさず萌は返して、
「そりゃあ、『勘違いしちゃってゴメンネ』という誤魔化し笑いだよ……アッハーン☆」
やはり砂まみれで笑うのだった。
「勘違いしすぎだって」
とにかく自殺だけはしない! とユウは力強く述べた。その瞬間、するっとふたりの知恵の輪状態は解消されたのである。
けれど萌は身を起こさない。顔を砂浜に伏せたまま、ブラウスの襟にも砂を溜めたままで言った。
「でもユウくんが、なにか悩んでいたのは事実でしょ……?」
「それは……」
ユウは立ち上がり砂をはたき落とした。そうして萌に手をさしのべる。
「立てよ。まあ立ってくれ。話すから」
ひょこりと萌は優の手をとった。
ぱんぱんと体をはたくと萌は、提案するのだ。
「じゃあ、大衆食堂『うみねこ』にでも行かない? 話はそこで聞くよ。お腹空いちゃった☆」
「勘違いの次は腹ぺこかよ。なんつーか、鬼河内らしいっちゃあらしいやな」
にししっ、とユウは笑った。
「いいぜ、ちょうど俺も腹減ってきたとこだし」
沈みゆく太陽を背にして、萌とユウは歩き出す。
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
…
28
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
shine a light
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月27日
参加申し込みの期限
2019年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!