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あんな夢、こんな夢、どんな夢?
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●王家に伝わる幻のレシピ、探します!
寝子高の図書室にて。
八神 修
は、いつものように本を読んでいたのだが、その時、
――ちるりっ♪
開け放っていた窓から、鮮やかな青色の小鳥が入り込んできて、机の上に泊まった。
――ちるりっ♪ ぴちちちちち♪
心臓が跳ねるのを感じながら、修は努めて冷静に本を閉じる。
鳥と言えば、冒険者ギルドが街に放つ使い魔だ。
中でも青い鳥は、大掛かりな依頼の時だけに街を飛び交う。
青い鳥は、鈴が鳴るような声で囀った。
――王家の伝説のケーキについて、新たな文献が見つかりました! レシピを得て再現した者には恩賞を!
修は、その知らせに目を見開く。それと同時に、
「修君!」
と、ファンタジー漫画の冒険者みたいな格好をした
七夜 あおい
が、図書室にとび込んできた。
修の服装もあおいと揃いのものに変わり、図書室も、魔法使いの部屋のように様相を変えている。
「修君、新しい文献によると、レシピはスイーツランドの女王様が知っているらしいよ!」
「なら、目指すはお菓子の城だな……まさか、あの場所にあるだなんて、盲点だった」
顎に手を当て呟いたあとで、顔を上げ、あおいを真っ直ぐに見る修。
「行こう、あおい! スイーツランドへ!」
旅路は、険しいものだった。
「あれは……しまった! バターフライの大群か!」
修達目掛けて飛んでくるのは、バター付きパンの翅を持った巨大な蝶の群れだ。
「あおい!」
と、修はあおいの手を引いて、走る、走る。
やっと逃げ切った……と思ったら、チョコレートの沼から、巨人の腕がぬうと伸びた。
近くに生える棒キャンディ草をぽきりと折って武器とし、相手の攻撃を受け止め、
「熱魔法・アツクナール!」
と、修は呪文を唱える。
途端、チョコレートの巨人の腕は、どろりと溶けて草原に茶色く甘い跡を残した。
「ふう……危機一髪だったな」
その後2人は、「「いただきまーす!」」とチョコレートの沼でフォンデュをして腹を満たしたのだった。
やがて辿り着いたお菓子の城では、艶やかな黒髪の美女――女王様が端正な眉を歪めていた。
「あらぁ? ここまで来るなんて大したもの……って言ってあげたいけど、私も暇じゃないのよねぇ」
苺ケーキの玉座に腰かけ、己の髪を弄る女王様はやっぱり不機嫌顔。
修がどう女王様に声をかけるべきか思考を巡らせていた、その時、
「――うふふ、イイコト思いついちゃったわぁ♪」
と、当の女王様が言った。
「冒険には試練が付き物よねぇ? あんた達にレシピを手に入れる資格があるか、私が試してあげるわ」
「わかった。一体、何をすればいい?」
「そうねぇ……私を満足させるお菓子を作ってみなさいな」
修とあおいは、どちらからともなく目を合わせて、頷き合った。
あおいが力強く音を紡ぐ。
「修君、ここは、私に任せて! ――秘技! 超料理!」
鮮やかに炸裂するあおいの何だかすごい技!
彼女を手際良く手伝いながら、修は瞳を輝かせた。
「素晴らしいよあおい! 卓越した腕だ! 魅せるパフォーマンスだ!」
2人で完成させた菓子――珈琲のケーキは、輝くばかりの出来栄えだった。
いや、むしろ本当に輝いている。ぴっかぴっかだ。
「これが俺達の、最高の一品だ!」
一口食べて、あまりの美味しさに女王様が唸る。
修もケーキを口に運んで――「……あれ?」と首を傾げた。
(あおいの料理がこんなに美味しいなんて……はっ! これは、夢か!)
ま、美味しいんだから良いや、とひとり頷く修。
女王様が機嫌良く囀った。
「何だか悔しいけど、まあ、合格ってことにしといてあげるわぁ」
女王様から授かった鍵で、2人はレシピを封じている『天国の扉』を開いた。
「「……あった!」」
修とあおい、2人の弾む声が綺麗に重なる。
あおいが、修の顔を見てにっこりとした。
「修君のお陰だね! ありがとう」
「いや、あおいがいてくれたからだよ」
手を取り合う2人。
ぴちちちちち♪ と青い鳥の声が修達を祝福するように辺りに響き――、
◇
――はっ、と、修は自室のベッドの上で目を覚ました。
窓の外で、小鳥が楽しげに鳴いている。
空は、清々しいような朝の色。
「……
あおいと幸せなティータイムを過ごした
からだな」
ぽつり、声が漏れた。
楽しかった夢の余韻が、幸福な予感となって、修の胸をとろとろとあたためている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月15日
参加申し込みの期限
2019年05月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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