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あくがるる蛍なりけり
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年頃な娘として、夜歩きに罪悪感が無いわけではない。
柳内 みこと
は、シーサイドタウンは離れず、ご近所周辺の外灯を沿うようにして噂の蛍を散策中。
視線だけは明かりの無い真っ暗な方へと走らせて、時折ちらほらと薄弱な光を見つけては観察を繰り返す。
そのうちに、公園のカップルさんを見かけたことで何かに気付いた。
―― ……この蛍は、心露わとなさっている方の所に、たくさん集まっているんですわ。
出歯亀ごめんなさいと心の中で唱えながら、そっと、植木に隠れるようにして。
二人きりの時間を求める男女たちが、ちらほらと互いを遠慮するように公園にちらばっているのを、見つめてみる。
たまたま通りがかるお1人様の所に比べ、カップルさんのそばでは走光性の虫が引き寄せられるかの如く、小さな光たちが集まっているのがよく分かった。
少しの間、その美しい光景に思案を浮かばせてから、来た時と同じようにみことは静かに静かにその場を去った。
*:..。o *:..。o ● ○ ● o。..:* o。..:*
ゆっくりと飛ぶ淡光たちを追いながら、
八神 修
は時折スピード緩めて周囲に気を配る。
夜道の安全確認と共に、他に蛍が居るなら好みの場所があるのか見極める為に。
そうして暫く走らせていると、追っていた蛍たちが公園へ入っていくのが見えて、静かに自転車を止めた。
その時、ちょうど公園から出て来た人影が自分の横を通るのに気付く。
それが自分と同じ年くらいの女性であると分かれば、思わず『こんばんは。夜お一人じゃ危ないですよ』なんて声をかけたり。
すると向こうも顔をこちらに向け、『ご親切にありがとうございますわ。家はすぐ近所ですので、すぐ帰りますわね』と返答をくれた。
(みこと嬢においては、優しさくれた相手を心配させぬ方便ではあったわけだが)
笑顔で会釈を交わして分かれた後。
淡光が花壇へ消えたのへ、驚かせないよう足音ころして近づき鞄からデジカメを取り出す。
葉と葉の間に点滅するものが見えれば、ズーム機能を使い画面に目を凝らした。
「……ん?」
光の中をどう拡大しても、羽や節足どころか本体の影すら見えない。
そうか、蛍ではないのか……。
驚くよりも少々の落胆の色を苦笑いに含んだ。
蛍が水場以外の場所に戯れる様を撮ろうと思っていたのだけど。
珍しいのが撮れたんだ、と見せたい相手との会話も想定していたのだけど。
それでもすぐにその場を去らぬのが、修らしさであろう。
残念そうな微笑みから、もうすでに探求心そそられた強い眼差しに替わっていた。
何故光る? 何処から来た? 目的は? 何処へ行く? 生物なのか現象なのか?
蛍改め、謎の発光体を追うべく再び自転車をこぎ出すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月03日
参加申し込みの期限
2019年05月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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