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狐火の花盗人
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◆暮れの捧げ物
暮れゆく橙が空を染めていく。それはやすらぎの色、夜の色を連れてくるために。
その暮れに映し出されたのは狐の顔――面。
「……さて、と……」
背に携えた大きなリュックを置いて、狐の面を顔から頭へと移動させて
鳴海 理一
は一息ついた。
リュックを開けて中身を探れば、そこには花をモチーフにした様々な形のオブジェたちが、所狭しと寄り添っている。
それは最近の彼のマイブームを取り入れた、お手製の品。
品をそっと添えた、その時に。
「狐……?」
聞こえた声にゆるりと振り返ってみる。
同じタイミングで響いたのは一つの鳴き声――狐の甲高い声だ。
理一の視界に入ったのは人影と、鮮やかな花。
しかし視界に映しきる前にその影は……その鮮やかさごと、一目散に逃げてしまったのだ。
「……?」
その理由を振り返り終わった理一が知ることはない。
ただ聞こえた声に、狐を近くに感じて。応えてくれたのかなと思えば、満足そうに笑う。
――また鳴き声。
その後には一陣の風が駆け、目に見えぬ速さで通り過ぎていった。
振り返った理一の視界に、自らが備えた品の姿はもう無い。
(持っていった……のかな?)
あれは狐の鳴き声だった、もし神に届けに行ったのならそれは願ってもないこと。
ただ……と、供え先を見る。
――あの、悲しげな声は何を語っていたんだろう。
それだけが理一の心に染みるように残っている。
大きなリュックを再び背に、次の場所へ向かうおうと静かな足取りで。
理一を見つめる複数の視線は、沈黙したままだった。
◆花の客
風にふわっと攫われたのは、それに負けないふんわりとした赤髪。
舞うのはフローラルな花の香り。
「さっぱりしたです~♪」
偶には大きなお風呂に入りたい。だから今日はお風呂屋さんと。
お花模様の桶に、良い香りのシャンプーと石鹸。チューリップ柄のバスタオル。
真っ赤な薔薇模様の、鮮やかなパジャマ。
全身を花で纏ったような姿。
身体全体をほっこりとさせて、
不破 ふわり
は鼻歌を奏でながら上機嫌で帰りの道を歩く。
「早く帰らないとー、日が暮れちゃうですねぇ」
てくてくと進める道はまだ若干明るい。そんなふわりの耳に届くのは甲高い声。
「えーと、これは……河童の鳴き声?」
こてりと首を傾げる。しかし直ぐに、
「あー、そう言えば河童の鳴き声はぁ、まだ聞いたことありませんでしたー」
なんて、自己ツッコミが有って。結局、彼女の導き出した答えはと言うと。
(狸の鳴き声でしたねー)
結局ハズレなのである。
聞こえた声は遠く――けれど、感じた気配は近い。
何かが、居る。それはひとつではない。いろいろな方向に、ひとつ、ひとつと散らばって。
「………って、どちらの団体さんですか?」
その声に、反応するように『何か』が飛び出す。
彼女、目掛けて。
ふわっと、体ごと浮いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
23人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月19日
参加申し込みの期限
2012年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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