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\ オーバータイム!/
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彼らがこうしてはしゃぐ頃、まつげの間を縫って注ぎ込む光の眩しさに驚いて、
浅山 小淋
は瞼を開いた。
どうして急に光を感じたのか。時間が経って影が動いたのだろうか。と思うまでもなく、理由は判明した。
膝枕をしていてくれた
常闇 月
がうつらうつらと船を漕いでいたのだ。
起こさないように静かに体を起こして、今度は小淋がそっと月の頭を膝に乗せてみる。
起きてしまうかな、と思いながらではあったが、意外にも月は目覚めることはなかった。
――月さんも今日までご苦労様です。
声に出しては言えない思いを掌に乗せて、小淋は月の目に入らないように彼女の髪を流した。
旅鴉 月詠
が公園に辿り着いた時は、それからしばらく後のこと。
「これは……」
月詠は彼らの姿を見て目を丸くする。
森 蓮
と
綾辻 綾花
が唇に人差し指を当てて音を立てないようにと示した。
こくんと頷いてから月詠はスケッチブックを開く。
それからじっくりと彼らの姿を観察した。
よほど騒いだのだろうかと月詠は思った。
肩を寄せあってビニールシートの上に転がっている高校生の男女の姿はそうでもなければ見ることはできないだろうから。
「幸せそうだな」
野々 ののこ
は大口を開けてよだれを垂らし、
七夜 あおい
の横にまでそのよだれは伸びている。
そのとなりには頬が紅潮した
八神 修
。
干車 止
は近くに木にもたれかかるようにして眠っていた。
シートのど真ん中には
六月一日宮 檸檬
が大の字になって寝ている。
花厳 望春
はその腕の下あたりで丸まるように眠っていて、
御陵 春哉
が思い切り抱きついているせいか、
望月 神無
の眉間には深い皺が刻まれていた。
そんなそれぞれの寝顔をスケッチブックに収め、月詠は額の汗を拭った。
それから他にこうしている者は居ないだろうかと辺りを見渡した。
そうして小淋と月の存在に気がつく。
起こさないようにと気をつけたつもりだったが、月はすぐに体を起こした。
「済まない」
と謝罪をするが「……気にしないでください」と言う月の様子はどこか釈然としないもの。
その戸惑いを脳裏に描き、それをスケッチの代わりとした。
「失礼した」
そう言って月詠が踵を返す時に「初めてかもしれない」と月の呟きが漏れ聞こえてくる。
それ以上を聞き取ることはできなかったが、月詠は詮索することはせずにゆっくりと離れていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月02日
参加申し込みの期限
2014年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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