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NEKOJIMA of the DEAD 終末エンジョイ部
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本土への船が出る。
井戸小屋へ続く道でキャリーカートを引きながら、
北条 冬華
はボーンという海に響く汽笛の音に振り返った。
「今日も来ていたんですね、本土の人たち……」
橋が落とされてからというもの、本土と寝子島の移動は連絡船で行なわれていた。
十代前後の自動車をそのまま乗せて移動するフェリー船である。本土から物資を供給したり、逆に寝子島に何かしらの用がある人がこの船を利用し、橋の落ちた海を渡ってくる。
冬華も、寝子島で暮らす一部の人々のように本土に飛び出して物資を調達してきたいという気持ちや、ちょっとした冒険心がないわけではないが……。
「何事も、安全が一番。ですからね」
カートを引いて小屋のガラス戸を開く。
島に昔からあった共有井戸はコイン精米器と一緒に今も共有されていたが、Zニャイルス騒動の後に広く開放された。そも、日本銀行券という現金価値が消滅した世にコイン精米器もコイン給水場もあったもんじゃあないのだ。
冬華はアパート付近にあるそれを、生活水確保のために利用していた。
蛇口をひねり、水をタンクに注ぎ入れていく。
飲料水と、シャワーなどに使う水だ。
それなりに暑い季節である。タンクトップの胸元と背は肌に張り付き、ジーンズはちょっぴりダメージ加工(?)がされていた。
幸いシャワーボトルという水をシャワー状にして放射する機材が手に入ったので、汗を流すにも苦労はない。
けれど、流れる汗はどうにも気持ち悪かった。毎日の運動が増えたことで体力がついたとはいえ、大量の水の入ったタンクをキャリーで引いていくのは結構な重労働なのだ。
そんなとき。
「――ヴァ」
と、うめき声がした。
Zニャイルスに犯された死体が活動する際に呼吸器官を圧迫して発するという独特な声だ。
冬華はキャリーから手を離し、素早くショルダーホルスターに手を伸ばした。
刺さっているのはリボルバー拳銃。モデルガンを改造したものだ。持てる弾に限りはあるが、人体を破壊するに充分な威力を安定して得られる武器である。
それを両手にしっかりと持ち。声のした方へと向ける。
階段をのそりのそりと上がってくる、死体。通称『ゾンビ』。
冬華は呼吸をしっかりと整え、教えられた通りに足をひらき、サイトの狙いをつけ、立て続けに三発、発砲した。
頭と膝、そして肩を破壊されたゾンビはそのまま歩行能力を失い、階段を転げ落ちていく。
冬華はふうと息をついて、キャリーにひっかけていたタオルで首から胸元にかけてをぬぐった。
「早く帰らないと。今日は、あの人が帰ってきますしね……」
冬華は少しだけ嬉しそうに、タンクの乗ったキャリーを引いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月02日
参加申し込みの期限
2019年03月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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