this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
夜、三夜湖の畔にて ~1000年に一度開く扉~
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
14
つぎへ >>
●月明かりの下の宴(3)
新鮮な肉、良い香りのする果物、各種飲み物。
それらを睦に出してもらった
八神 修
は、翼獣ヨクを傍らに、翼獣達を歓迎する。
果物は食べやすいように皮を剥き、飲み物は器に注いで。
丁寧に心を尽くす修の周りには、沢山の翼獣達が集っていた。
「はは、くすぐったいよ、皆」
殆どもみくちゃにされ、翼獣達の温もりに癒されながらも、
(何だか、修学旅行みたいな雰囲気だな)
と、修は考える。そして、修学旅行と言えば――、
(……警戒は、しておいた方がいいな)
翼獣達をたっぷりなでなでしながらも、修の瞳には、聡い光が鋭く瞬いた。
「ぷーちゃん、ほら、ブドウですよー」
屋敷野 梢
は、子翼獣のぷーちゃんと一緒の時間を、ゆったりと楽しむ。
ころりと丸い大粒ブドウを見たぷーちゃんは、
「みゅう? ……みゅう!」
と、何やら得心した様子で、肉球で優しくブドウを転がし出した。
こちらを見上げて、「一緒に遊ぼう?」とばかりに瞳を輝かされては、
「うっ。おねーちゃん、浄化されて溶けそうです! いや、私の心は元々真っ白ですけど!」
なんて、ハートを撃ち抜かれるのも止む無しだ。
「でもぷーちゃん、これは食べ物なんですよー。はい、あーん」
「みゅっ!」
大きくお口を開けて、もぐもぐもぐ。
おいしい~! とばかりに、ぷーちゃんの目は、またもきらきら。
「2人で分けて食べましょうねー」
と、梢は眼差しを、ふうわりと和らげた。
場所は水辺、時刻は夜。
「暑さはだいぶマシだと思うケド、冷たいもんも食わせてやるか」
スナック菓子を口に運んでの
楢木 春彦
の言葉に、
呉井 陽太
も笑顔の花を咲かせる。
「わ、いいねぃ。リブも、ムクも、子供たちも。喜ぶと思うよぅ」
「だよな! そういや、前来た時にソフトクリーム気に入ってたっけ」
春彦の言葉に、うんうんと頷く陽太。
顎に手を宛がって、春彦は首を捻った。
「カキ氷に乗せてっつーのもイイケド、子翼獣達ががっついて腹壊したらマズイしなぁ……」
「そっかぁ……あ! 温かい食べ物が一緒にあったら、お腹冷えるの防止になるかも?」
「お、呉井、ナイス! なら、パンケーキにソフトクリームのせとか!」
想像しただけで、ふわり、心が弾む。
リブも、ムクも、リブの子供達も、期待に瞳を輝かせ、そわそわとし始めた。
「おーい、睦!」
呼んで、とんできた睦に事情を説明すれば、「わかりました!」と現れるあつひやスイーツ。
途端、子翼獣達が、僕から私からと騒ぎ、転がり、場が何とも賑やかになる。
「あはは。大丈夫、パンケーキもソフトクリームも逃げないよぅ。ね、睦君?」
「はい! 幾らでもご用意いたします!」
「だってよ。ほら、順番順番」
そんなこんなで始まる、スイーツな時間。
光を包み、輝きを受ける湖を目に、春彦はぽつりと言った。
「……三夜湖の伝説。湖の底に異世界の扉、なぁ……」
「うん? どうしたのん、改まって」
ムクにパンケーキを食べさせてやりながら、陽太が問う。
いや、と、春彦はオリーブグリーンの双眸を、僅かに細くした。
「ココってさ、なんだかんだある気がすっけど、なんなんだろうな……って、うわ!?」
考え込もうとする春彦の顔に、元気いっぱいの子翼獣が突撃!
思わず陽太が噴き出して、春彦も、落ちてきた子翼獣を受け止め、笑って。
不思議な湖に吹く風には、パンケーキとソフトクリームの、甘い匂いが混ざっている。
卯木 衛
と
壬生 由貴奈
も、翼獣カイと翼獣ミケとの時間を満喫中。
「由貴奈さんのクッキー、大人気ですね!」
「ふふー、ミケたちだけじゃなく、うーちゃんにもね」
はい、とばかりに口元にクッキーを運ばれて、あわわと顔を赤くする衛だったが、
「……あれ?」
その視界の端に、偶然、山の中へ分け入ろうとする子翼獣達の姿が映って、声を漏らした。
由貴奈も振り返って、同じものを見留める。
「ちっちゃい子たちが、外に出ようとしてるみたいだねぇ」
街の人たちがびっくりしちゃうから連れて帰らないと、との由貴奈の言葉に、
「ですね! 行きましょう!」
と、立ち上がる衛。
由貴奈もそれに続けば、衛は、由貴奈の手をしかと握った。
場所は、夜の山。
はぐれないように、彼女が躓かないように、守れるように。
「カイくんも、手伝ってくれるか?」
尋ねれば、オオウ! と頼もしい声が返る。
「ミケもよろしくねぇ」
と、由貴奈もふんわりとミケへと笑みかけて、さあ、秘密のミッションの始まりだ。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
夜、三夜湖の畔にて ~1000年に一度開く扉~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月10日
参加申し込みの期限
2019年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!