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あおいのことが好きだ。
胸に秘めた想いではない。すでに本人にも明かした八神修の偽らぬ気持ちだ。
いま、その恋であり愛である対象の七夜あおいは、修の正面に座っている。
座って、熱い茶を味わっている。ほおずきを模した砂糖菓子とともに。
交際を求めたこともある。しかし、はっきりとした肯定の返答は得ていない。
「でも、俺達は恋人じゃないですから……」
世間的にそう、修自身公表したこともあるくらいだ。
といってもただの友達であるとは思いたくなかった。
ペンディング(保留)の状態にあるのだと修は解釈している。世間並みの表現を使うなら、自分と彼女は友達以上恋人未満だと思う。
あおいもそう、思っているものだと信じている。
彼女の気持ちを理解したい。
理解したい――。
冷茶のグラスを手に、人物画のように動きを止めた修が気になったのだろうか。
「どうかした?」
とあおいが訊いてくる。
「ああいや、特に」
むしろ訊きたいことなら自分のほうにこそある、と修は考えた。
「あおいこそ」
「私?」
「なにかあれば、明かしてほしい」
「なにか、って……なにもないよ。しいて言えば、やっぱりまだ疲れてることかな」
「そうか。なら、甘いものを食べて回復するといい。糖分はダイレクトな活力源だ」
「うん」
疲れていただけか。
今日だけの話であればいいのだが。
この日、あおいは修の誘いに素直に応じたし、それなりに楽しそうにはしていたけれど、修が知る普段の彼女とは少し違っていたように思う。
あおいの言動に、夏の終わりの翳(かげ)りじみたものを感じたのだ。
そうか、そういえばもう、夏も後半だ。
あおいが安心して、羽を伸ばせる存在でいたい。
それが修の願いだ。
本音を言える人だと、思われたい。
それは、あおいの中で俺への壁が薄いという証だからだ――。
本音ってのは正直な人間味、あおいの人間味を得たい。
そんな想いは内に隠し、ただ純粋に、他愛もない話をしながら茶を楽しむ。
自然体で、彼女の気持ちに寄り添いたい。
これまでもこれからも積み重ねたい
やがて修は口元を緩めた。にっこりと、安らぎと親しみをこめて。
「……うん? もしかして私、口元にあんこがついてたりする?」
「ご名答」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月16日
参加申し込みの期限
2019年02月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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