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かき氷を食べた後、呉井陽太と白草朱乃は、屋台、露店を見たりしながら会場を散策した。
ある露店で、
「夏の訪れを感じさせるほおずきと風鈴」
しゃりんと鈴を鳴らし、ふたりを差し招いたのは和装黒い和装、細面の青年だ。
「この組み合わせを感じるたびに、今日という素敵な一日を思い出せることでしょう、ふふ!」
と言って、熱っぽい視線で呼びかけてくる。売っているのは鉢植えや風鈴だが、曰くその両者を組み合わせた『ほおずきの鉢植え、風鈴付き』が一番人気らしい。
あの売り子さんどこかで見たような?――と思いながら朱乃は足を止めた。
「見てみませんか、呉井先輩」
「そうだね、どんな鉢があるかなぁ」
「ふふ……期待は裏切りませんよ」
含み笑いして売り子(アケーチ・タッマーキ)は商品を見せていく。
「これとこれ、可愛いです!」
朱乃が手にしたほおずきの鉢植えはふたつ、いずれにも猫と苺が描かれた風鈴がさがっていた。
ひとつの風鈴の絵柄は白猫と苺、そしてもうひとつは黒猫と苺だ。どちらも同じイラストレーターの手によるものだろう。クラシックな筆づかいながら愛らしく描かれている。
「両方買うよ」
陽太は大事そうにふたつの鉢を抱え上げた。
「白猫と苺の柄は朱乃ちゃんに。黒猫のほうは、俺用にしよう」
陽太たちと入れ替わるようにして、露店を訪れたのは野々ののこだ。目を皿のようにして凝(じ)っと、つるされたほおずきを眺めている。
「野々さん、なにか気になるほおずきでもあった?」
佐藤英二が呼びかけた。
「……もしかして」
「もしかして?」
「中身入ってないやつがないかな、と思って」
「いやそれはないんじゃない?」
英二は笑った。あいかわらずののこは、突拍子もなくて面白い。
「逆に、大玉がゴロンと出てくる『当たり』とかあるかも」
「それもないと思うよ」
「当たりが出たらほおずき王国の王様になれるとか!」
「なってどうするの!? というかどんな国なの?」
なんというか、ののこの発想はやはりこちらの想像の範囲を大きく超えている。自由なのだ。空を飛ぶ鳥、あるいはブロック塀で眠る猫のように。
「縁起物だし、何か買おうかな?」
英二が手にしたのは、竹ひごにほおずきがひとつ付いただけのものだ。鉢植えごと買ったり枝で買ったりするよりハンディで安くて、それでも縁起のいい気分になる。
「かわいい! かわいい!」
ののこもひとつ手にして、なんとも無邪気に喜んでいる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月16日
参加申し込みの期限
2019年02月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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