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【いぬねこ亭いやし屋】
「ふふ……これは、やはり記念に一つ購入しておくべきでしょうか」
マタタビ屋さんの前からしばし。
漂う香りに、恍惚とした表情で悩む
アケーチ・タッマーキ
の呟きに反応したいぬねこ達がおりました。
「この声は……! もしかして
星幽塔で助けてくれた羽根のひと
じゃないかわーん!?」
その発言にハッとなったそのいぬねこ一同六匹は、一斉になめらか毛並みのアケーチの匂いをくんかくんかと嗅ぎ始めます。
「ああっ、そんな情熱的にされてしまっては、たまちゃん困ります……!」
ねこの『あけち・たっまーき』なので『たまちゃん』──そんな心も板についてきた中、いぬねこ達は頷きました。
「間違いないにゃー、あの羽根のひとなんだにゃー! お祭り楽しんでるにゃー?」
「ああっ、これはこれは。あの時のいぬねこさんたちではありませんか……!
ふふ、勿論ですとも……! 先日は素敵な時間をありがとうございます。私も馴染めてますでしょうか、ふふ……!」
こちらも遅ればせながらと、アケーチはいぬねこ達に挨拶をして、くるんとねこの姿で軽やかに回って見せます。
「ぴったりだわーん。声を聞くまで羽根のひとだって分からなかったわーん」
ねことなったアケーチの可愛らしい姿に、いぬねこ達がぺちぺちと拍手を送ります。
「──あ、そろそろお手伝いいかなくちゃにゃ~。せっかくもっと遊びたいのに残念だにゃ~」
そんな中、ふといぬねこ達がお日様を時計代わりに言いました。
「おや、お手伝いとは……?」
そんないぬねこ達を放っておけず、アケーチは『自分に出来る事があれば』と喜んで手伝いを申し出ることにしたのです。
いぬねこの案内で、辿りついたのは屋台にしてはかなり大きく、テントにシートを敷いてスペースを取った場所でした。
テントの上には『いぬねこ亭いやし屋』という、どこで見てきたのか、かなり変わった名前のマッサージ屋さんでした。
メインは、果物の浮いた温かな足湯だそうですが、人気なのはいぬねこの手によって、特別料金で行われる『にくきゅうまっさーじ』とのこと。
いぬねこの言うとおり、屋台と言うよりアトラクションに近いテントはかなり混んでいて、アケーチは軽く説明を聞いてそのまま実戦投入となりました。
「緊張しますね、ふふ……!」
一方、その頃──
「『いぬねこ亭いやし屋』?
マッサージ屋さんみたい……そう言えば、バンジーで足が疲れたかも……」
二本足とはいえ人の体とは大分勝手の違う、大型犬の中でもかなりスマートな手足を持っているいぬ故の疲労──というよりは、バンジーを楽しみ尽くして、楽しみよりも疲労が上回った
羽生 碧南
は、誘われるようにいやし屋を訪れました。
青灰色をした少しエレガントな雰囲気のねこ──アケーチの丁寧な説明を聞いて、早速足湯に案内してもらいます。
「あー……! じんわりして気持ちいいーっ」
足湯にはリンゴや何かの葉っぱが入り、とても良い香りがしています。温めているのは足ですが、何だか碧南の心までほかほかになってきました。
そこにねこのアケーチ……今は働くねこの『たまちゃん』が、いぬねこ達が共通開発したという美味しいジュースを持って現れます。
「わあ、ありがとうっ。
足湯に入りながらの飲み物って格別よねっ」
「ふふ……! 良い仕事いたしますよ、何でもお申し付けください『ご主人様』……!
サービスで肉球マッサージもいたしますよ、ふふ」
その瞬間、アケーチの艶ある微笑みが、碧南のマインドを思い切り直撃しました。
「──ご、ご主人様!?
そ、そんなっ。ご主人様だなんて──」
しかし、そんな真っ赤になって否定しかけた碧南の脳裏に、ありありと浮かんだものは。
乙女ゲーム『ケモみみ彼氏!』のファンディスク──立場が異なるヒロインのライバルが主人公の時にしか落とせない攻略対象、ロシアンブルーの影のある妖艶な美形執事セバスチャンのこと……
「ご主人様──
……いいかも……」
そうして碧南は、今回のイマジナリー対象『ミケーレ』に心の中でひたすらに謝りながら、シートの上に横になりバンジーと合わせて、日常スポーツで酷使している体を、まるで天上にいるような心地のほぐして、お祭りを後にしていったのでありました……
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担当ゲームマスター
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ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月30日
参加申し込みの期限
2019年01月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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