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●7月7日 ~マリエッタのBirthday~
蒸すような熱気とはまだ縁のない7月の夜、七夕祭りには毎年多くの人が訪れる。
その多くは親子連れであったり、友達仲間であったり、あるいは恋人同士であったり、知り合い同士で宵の一時を楽しみに訪れていた。
だが、中にはたった一人で祭りに参加する者もいる。
マリエッタ・ラシュリエ
がそうだ。
「これでよし……っと」
涼を感じる浴衣を着込んで、にっこり笑顔を向ける先は、自撮り棒を取り付けたスマホ。
画像ファイルを添付したメールを、大事な恋人へ送信する。
(やだ、もうこんな時間)
送信時刻を確認すれば、もう夜もかなり遅い。恋人の留学先であるアメリカは、ちょうど朝になった頃か。
のんびり帰路を行きながら、マリエッタはメールを受け取った恋人の顔を想像し、ふふっと笑みを漏らす。
(まだ寝ているころかしら、それとももう早起きしたのかな?)
25歳の誕生日、彼はどんな返事をくれるのだろう。
明日の朝が楽しみだった。
そして翌日。
恋人からの返信にマリエッタが気づいたのは、大学のカフェでSNSのチェックをしていた時のことだった。
「あ、来てる」
書かれていたのは、誕生日を祝うメッセージ。
そして浴衣姿のマリエッタへの賛辞を込めた恋文めいた祝い文だった。向こうでの生活、今の彼の状況などが事細かに書かれた文章をスクロールして読みながら、マリエッタはぽつりと呟いた。
「……嬉しい」
そう、彼女は嬉しかった。
だがその声には、静かな寂しさがあった。
留学から2年。
その間、彼から届いたメールは数え切れない。そこに綴られた言は彼の変わらぬ愛情を雄弁に物語っていた。そのことを疑ったことは、マリエッタにはない。
でも、とマリエッタは思う。
(やっぱり寂しい。会いたいな……)
それもまた、彼女の偽らざる心境だった。
ひとりの時間が、愛情を育むことはないのだから――。
そう思いながらスクロールが一番下に辿り着いたとき、マリエッタの曇った表情は一瞬で吹き飛んだ。
「……えっ? 本当に!?」
メールの結びにはこうあった。
――来月、日本に帰る。
(やった! 嬉しい……!)
最高のプレゼントに、マリエッタはひとり笑顔を零すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
坂本ピエロギ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月05日
参加申し込みの期限
2019年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月12日 11時00分
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