this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
7月の☆ハッピーバースデー
1
2
3
4
5
…
16
つぎへ >>
●7月7日 ~桐子のBirthday~
古尾 桐子
にとって、その日の授業はとりわけ長かった。
開いた教科書に目を落として難しそうな顔をしているが、その目は字を追っていない。
校庭から聞こえる蝉の声も、教師が黒板を叩くチョークの音も、彼女の耳には届かない。
(楽しみっす。ちょー楽しみっす。早く授業が終わってほしいっす……!)
彼女の心は今、教室とは別のところへ飛んでいる。
それは彼女の自宅の居間だ。そこにはプレゼントの大きな包みを抱えた父がいる。
そして父は、笑顔で揃って桐子に言うのだ。
「桐子、誕生日おめでとう」
7月7日、七夕。
その日、誕生日を迎えた桐子は、朝からずっとこの調子だった。
というのも――。
(とーちゃんがすごいものプレゼントしてくれるって言ってたからちょー楽しみッス!)
桐子の父は、こういうところで娘の期待を裏切らない男だった。
そんな父だからこそ、桐子はこの日が来るのを指折り数えて楽しみにしている。
新しいカプギアのパーツ? それとも楽しみにしてた漫画の単行本?
それとも、それとも――。
そんな空想に悶える桐子の心は、しかし突如として現実に引き戻された。
「じゃあ古尾さん、この問題解いてみて」
「へ? へ???」
そこで初めて、桐子は今が授業中だったことを思い出した。
ああ、早く授業が終わって欲しい――。
―
「むはー! 授業が終わったッス!」
帰りの会の礼が終わるなり、桐子は飛ぶように家へと帰った。
父の帰りは夜になる。その前にパーティーの用意をせねば。
桐子は作った料理を器に盛って、ぱっぱっと手際よくテーブルに並べていく。
父が買ってくるケーキを快く迎えられるように。
(早くとーちゃん帰ってこないッスかねー? 待ち遠しいッス!)
そして――。
「ただいまー」
「あ! とーちゃん帰ってきたッス!」
飛び跳ねるように椅子を立ち、桐子は玄関に急ぐ。
普段よりも早い、父親の帰宅だった。
きっと自分の誕生日だから早く仕事を終わらせてきたのだろう。
「流石とーちゃんッス! とーちゃん! プレゼント早くみせるッスよー!」
そう言って桐子は声を弾ませながら、返ってきた父親を出迎えるのだった。
1
2
3
4
5
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
7月の☆ハッピーバースデー
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
坂本ピエロギ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月05日
参加申し込みの期限
2019年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!