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【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
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「綾辻さんも、久保田先生の落とし物を探しているんだね」
「ええ。よかったら協力しませんか?」
綾花の提案に、夏朝は「その方がよさそうだね」と頷く。2人は引き続き美和の落としたメモを探すことにしたようだ。
「先生の落とし物も気がかりだよね。落書きはこっちで消すから2人はそっちに集中して」
彰尋の言葉に後押しされ、2人はメモ探しへと向かった。その背中を見送りつつ、彼は壁を見つめる。そうしているうちに、とある事を思いつく。
「んー、あ、そうだ!」
同じように壁を見つめていた丸美がぽん、と手を打った。
「網を描いて、そこに追い詰めちゃえー!」
「逃げる魚を取り囲むように堀の落書きを作って魚を捕まえるのはどうだろう?」
丸美と彰尋の発言に、一同は「!」と耳をそばだてた。
「……ならば、俺は端から拭いて行こう。上をやるから、誰か下を頼む」
「反対方向から追い詰める。素早さには自信があるからな」
拓郎がうむ、と雑巾片手に頷けばティオレもまた進み出る。
「下の方、受けもとう。ほら、雅樹も行くよ」
「……わかった」
中性的美少年と化した莉鳥に言われ、ふんわり系美少女と化した雅樹の腐れ縁幼馴染コンビが挙手すれば瑠奈もまた「やるよー!」と手を挙げた。
「これでダメならフェイントをつけて、逃げる方向を掃除している人のいる方向へ変えて消す、かな」
「私が網を描くよ。堀は鴻上ちゃんが描いてほしいな。私はもう大丈夫。網ならすぐ描けると思うし」
彰尋が考えながら呟けば、丸美がにっこり笑って提案する。
確かにワックスと洗剤の所為で床のコンディションは最悪だ。けれども、このままでは夏休みが来ないのだ。とにかく、やるしかないのである。
「はぁ、はぁ……やっと見つかった……」
廊下掃除組が密かに団結しつつある頃。廊下の端っこまで走った(一部ワックスの所為で滑った)幸子さんこと幸次は息を切らしながら洗剤の容器を確保していた。
(妙に軽いってことは中身飛び出てる……って事だよね)
だから更に滑りやすくなっているんだろうなぁ、と遠い目で考えていると、「うぅ……」とうめき声が。よく見ると女子生徒が倒れている。
「だ、大丈夫?」
滑りそうになりながら幸次が近寄ると、銀髪の女子生徒が倒れていた。レオンである。
「と、とりあえずは……と言いたいがまた女子になっている」
十中八九愛李子のろっこんだな、と頭痛を覚えたレオン。と、そこへ降りる影が1つ。2人が顔を上げると、長身かつキュートな黒髪の女子生徒がそこにいた。どことなくレオンと顔つきが似ている。
「もしかして、にーちゃん?」
そう呼ばれ、思わず目を凝らしたレオンは「まさか」と思いつつ声を漏らす。
「……カノ、ン……?」
僅かに見つめ合う2人をきょろきょろと見比べる幸次。
(どうみても美人姉妹です。ありがとうございます)
彼(現時点では幸子さんなので彼女が妥当だろうが)はここにいてもいいものかと微妙に居心地の悪さを覚え、一歩下がる。
レオンの言葉に、黒髪の美少女はにぱっ、と愛らしい笑顔になった。
「うんっ! カノンだよっ!」
「てかなんでお前も女になってんだ! ……そうか、あれか! 播磨にぶつかったのか!! ちょっとまて、そもそもなんでココにいるんだ? カノンは小学生だろ!!?」
おもいっきり突っ込みを入れ、弾丸の如く思考を言葉として放つレオン。その内容に幸次は「へっ?! 弟さん小学生なの?!」と思わず口にする。
そして至る答えに、レオンは思いっきり頭を抱えた。
――チクショウ!! 神魂の所為かーっ!!!
盛大な音量でシャウトするレオン。思わずびっくりするカノンと幸次だったが、僅かに目の座ったレオンは何処からともなく取り出した掃除用具をカノンに手渡した。
「詳しい説明は後でする。とにかく、今は……掃除を手伝ってくれ!」
「あー、壁の落書きの魚が逃げるんだよね……。廊下がすっごく滑りやすいから気を付けて掃除してね」
レオンと幸次の言葉に、カノンは掃除道具を握りしめる。
「そ、掃除を手伝えばいいの? うん、わかったよっ!」
と、笑顔で頷くカノンの周りに、花が咲きこぼれたような幻を見た気がするレオンと幸次なのであった。
「あっちにいる3人にも手伝ってもらおう!」
瑠奈がそういって駆けようとした時、妙に風圧を感じた。だが、彼女が振り返った時すでに遅かった。愛李子はすぐそこまで迫っていたのだ!
(えっ? さっきまでいなかったような気がするのに!?)
鈍い音を立ててぶつかる瑠奈と愛李子。壁の魚を消そうと一生懸命になるが故に気付かない愛李子はそのまま滑っていく。
「あいたた……っ?! いつの間にかハンサムになってる?! 足がながーいっ!」
いつの間にかハンサムな少年になった瑠奈。彼女はとりあえずと近くにあったジャージのズボンを借りて装備するも、視線の先で大惨事が起こりそうな予感がしていた!
「あぶなーいっ!!」
瑠奈が滑って追いかけ、愛李子を追い抜く。そしてぶつかりそうになったレオンの手を引いて自分の方に寄せた。反対の方では幸次がカノンを守っていたようだ。
「ん?!」
どういう理屈かは不明だが、レオンは勢い余って滑った挙句、瑠奈にお姫様抱っこされていた。行ったに何が起こったのかは分からないが、とにかく美男美女カップルに見えなくもない展開だった。
「大丈夫かい?」
歯がきらーん。どうみてもジェントルでハンサムな出で立ちと動作の瑠奈である。本来男であるレオンは思わずほほを赤くする。
(……なぜだろう、ほんの少し胸がきゅん、とした)
しかし、瑠奈は内心で(あたしもかっこいい人に支えられて、さっきの台詞いわれたかったかも)とか思ったりしていた。
ここで、一旦カメラをプールに向けよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
54人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月10日
参加申し込みの期限
2019年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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